Monster・Hunter・BREAKERS 作:しーちゃn
そして短めです。あと、オリ設定が非常にまずいです。
ご注意くださいな。
現在の村は、『ユクモ村』『ココット村』『タンジアの港』
『バルバレ』『ドンドルマ』『ポッケ村』など、
拠点となれるほど大きなものの他、
『シナト村』、『ナグリ村』などごく少人数の集落しか存在しない。
しかし何百年も前、この地方には規模は小さいものの、
今とは比べ物にならないほどたくさんの村があった。
やがてその小集団は合流をし始め、
最終的にこの大陸は八つほどに分割され、
それぞれ大きな領地を持った、『貴族』と呼ばれる者たちが
各地域を統治するようになった。
その貴族たちの中でも、後に最も力を持った人間は
『デュラ』という男で、
彼はユクモ村を含む、大陸のほぼ中央に
位置する地域を領地とする一族の長だった。
そして彼の一族は、他の者よりも圧倒的に狩猟に優れていた。
だから彼らは、頻繁に狩りに出た。
時には生活に必要な物資の確保、時には村の安全のため。
さらには狩人の訓練所までも設立した。
そしてついに彼の一族はその強さと
狩猟技能から、『竜狩りの一族』
と呼ばれるほどに実力を高めていったのであった。
ある時、八人の貴族の首領たちは話し合った。
誰かがリーダーにならなくてはいけない。
今は平和だが、いずれ争いが起きるかも知れない。
すると誰かが言った。
なら、デュラの一族が良いんじゃないだろうか。
もともと人望も厚く、裏表のない性格をしていたデュラは、
すぐにその地方を統治する人間になった。
それ以降、彼の一族は王家となり、
その時代の長を代々『シュレイド城』に住まわせていた。
だがこれまた何百年も前、その『シュレイド城』と
『竜狩りの一族』の全土の都市が、一夜にして同時に壊滅。
理由は不明でその破壊跡から、おそらくは古竜の襲撃に
よるものだろうと判断され、
これを機に、『竜狩りの一族』の血は完全に途絶えたと噂された。
当然ながら、次に混乱に落ちるのは残された七つの貴族たち。
だが、王がいなくなった今、彼らにはどうすることもできず、
依然として膠着状態が続いており、
『竜狩りの一族』が支配していた領地は
自治区となっている。
そして、その残された七つの貴族の家柄のうち二つが、
現在の『ウィスタリア家』と『グラウディオ家』である。
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「こんな感じなんだけどわかった?
一気に言っちゃったから、わからなかったかも……ごめんね………」
ティナは自信なさげに肩を落としてしまった。
「う、ううん、いいんだよ。それって常識なんでしょ?
なら、それを知らなかった私たちが悪いんだよね。」
メイも居心地悪そうにする。
しかし、性懲りのない少年の方はと言うと、
「ってもさぁ、それって何百年も前の話なんだろ?」
「「「え??」」」
女性陣三人は、同時に素っ頓狂な声を出した。
「いや……ほらさ、
そんなに昔の話なんだったら、
もうそんなの関係ないんじゃねぇの?
しかも……」
「ちょっと……リオ!」
メイが怒ったように静止に入るが、
ティナはさらにそれを遮るように言った。
「いえ……確かにリオさんの言っていることは正しいんです。もう、何百年も前の話、私達には何の関係もないことなんですし、
そう、あって欲しいんです。」
「……………………」
リースは黙ってティナを見つめていた。
場の雰囲気は悪くなる一方。
どれもこれも全てリオ・クロードの所為なのだが。
「そ、それじゃあ私達はもう戻ろうかな。
家が近いから、通いなんだ。」
「あ…う、うん。じゃあね、また明日!」
その空気を察し、メイはくるりと身を翻してリオを引っ張り、
ズンズンと歩き出す。
「お、おい!自分で歩くって……」
痴話喧嘩のような会話をしていた二人は遠ざかり、
ついにティナとリースの目には届かなくなった。
「ティナ、あのことは教えなくてよかったんですの?」
「うん……だって、あんな事言ったら、
私たちが悪者になるだけだよ。」
「それも……そうですわね。
では、私達も寮に戻った方がよろしくてよ。
もうすぐ、日が暮れてしまいますわ。」
「………そうだね、行こう、リース。」
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「ふぅ……終わったな。」
「ま、ガララアジャラ相手ならこんなものか。」
「そうね。早くギルドに戻りましょう。
最近、変な目撃情報も増えてるらしいから。」
「変な目撃情報?なんだよ、それ。」
「誰も近くで見たことはないらしいけど、
遠目に真っ黒な竜が鱗粉みたいなのを
纏って飛んでいたのを見た人がいるんだって。」
「へぇ……そんなのがいるのか。
そいつと鉢合わせても面倒だし、さっさと撤退した方がよさそうだ。
雲行きも怪しいしな…」
「ってお前、馬鹿っ!!避けろっ!!!」
「え……?何言って」
グシャアッ
原生林に、鮮血が散った。
「ウォー……レス……?」
その女性の目の前にあったのは、
つい数秒前まで話していた男性ではなく、
真っ黒な翼膜、鋭く尖った惨爪、
妖しく輝く紫の角が二つ。
そしてーー紫の鱗粉。
真上から突如現れたそれは、
目の前の男を踏み潰していた。
「ひ……ぃ……いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
女性は恐怖のあまり膝をつき、絶叫する。
しかし、事態は回復するばかりか、悪化の一途を辿る。
「何やってんだよ!早く……早く逃げろぉっ!!!」
「あ………」
男の叫びも虚しく、その眼前には巨大な翼腕が振り下ろされていた。
容赦なく折れる人間の骨。
その音は即死を推測させるには余りにも
大きすぎた。
ゆっくりとその腕が退けられると、後に残っていたのは
辛うじて人の残骸だとわかる屍だけだった。
「………畜生……
ちくしょおおおおおおおお!!!!」
男は、雌火竜の素材で作った
スラッシュアックス、『ランドグリーズ』
を掲げ、雄叫びをあげた。
それに呼応するかのように、
黒い竜もまた、咆哮した。
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その黒い竜が通った後は、何も残らない。
あるのは枯れ果てた植物、
そして、ある時はケルビの死骸。
ある時は凶暴な大型モンスター。
またある時は、ハンター達の屍のみ。
竜は一つ吠えると、赤く染まり始めた夕空へと飛び立って行った。
とりあえず言いたい。
申し訳ございません。
ここまで読んでくださった人の中にも
モンハンを愛していた方もいたかもしれません。
というかいたと思います。
タグにオリ設定つけてるし………いいよね?