神の加護を受けし少年   作:誘宵カヤト→→

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第7話です。今回はいよいよユウタがメインキャラクターたちと遭遇します。この出会いがどんな変化をもたらすのか・・・
大変お待たせ致しました。今後もいつ投稿できるかわかりませんが、気長に待っていただけると助かります。


~前回までのあらすじ~
いよいよハンター試験の日を迎えるユウタそこでかつて天空闘技場で合ったキルアと再会する。そして試験開始となるのであった。

それではどうぞ!


マラソン×騙し合い

「(試験開始から2時間位かな~~、まわりでちらほら脱落者が出てきたな。まあ確かにゴールを知らされていない状態で走っているから身体的より精神的につらいよな。僕は全くだけど・・・そういえばやっぱり受験者の中にヒソカいたな。なるべく関わらないようにしよっと。)」

 

 

 

相変わらずキルアはスケボを使っているとそこに・・・

 

 

 

「コラ、待てガキ!てめえハンター試験なめんじゃねえぞ!」

 

 

 

キルアが突然長身で、黒の背広の上下をした青年に話しかけられた。

 

 

 

「何のこと?」

 

 

 

と反応の鈍い返事をした。

 

 

 

「何のことって、そのスケボ反則だろ!」

 

 

「なんで?」

 

 

「これは持久力のテストなんだぞ!」

 

 

「(まあ普通の人はそうおもうよな)」

 

 

 

ユウタがそんな事を考えていると突然緑色の服を着た少年が

 

 

 

「違うよ。」

 

 

 

と言った。

 

 

 

「ゴン、てめえ何言ってる。」

 

 

「試験官はついてこいって言っただけだもんね。」

 

 

「てめえ、どっちの見方だ。」

 

 

 

するとキルアはスピードを少し緩め少年の横に行った。

 

 

 

「ねえ、君いくつ?」

 

 

 

キルアが尋ねると少年は

 

 

 

「12歳。」

 

 

 

と答えた。キルアは少し考えた後、スケボに乗るのを止めて手で持ち走り始めた。

 

 

 

「走るんだ。」

 

 

 

とユウタがキルアに話しかけると

 

 

 

「まあね。」

 

 

 

と返した。

 

 

 

「俺、キルア。」

 

 

「俺はゴン。」

 

 

「僕はユウタだよ。」

 

 

 

と3人はそれぞれ名前を言い合った。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

スタートから4時間が経過

その時キルアに話しかけた青年はすでにフラフラの状態で走っていた。そしてついに足が止まってしまった。ゴンは立ち止まっって青年の方をじっと見つめている。すると・・・

 

 

 

「絶対ハンターになったるんじゃーーー。」

 

 

 

そう言うと青年はなりふり構わず全力で走り始めた。その後ゴンは釣り竿で青年のバッグを回収した。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

80キロを過ぎた辺りから試験官がペースを上げ始めた。

ゴンとキルアとユウタは先を走っていた青年たちに追いついた。

 

 

 

「お先に、クラピカ。」

 

 

「おっさん、先行くぜ!」

 

 

 

とゴンとキルアが青年たちにそういった時その青年が・・・

 

 

 

「おっさんじゃねえ、俺はまだお前らと同じ10代だ。」

 

 

 

とそう言い放った。そこにいた皆が驚愕の表情を浮かべていた。

 

 

 

「(まあそりゃ驚くよね。僕も最初驚いたし・・・)」

 

 

「ゴン、キルアやっぱり先行っててくれ。僕はこの2人と少し話がしたいから。」

 

 

 

そうユウタは言った。

 

 

 

「分かった。あとでね~。」 「OK」

 

 

 

ゴンとキルアは走っていった。

 

 

 

「僕はユウタ。君たちはゴンの知り合いなのか?」

 

 

「俺はレオリオ。」

 

 

「私はクラピカだ。ああ、ただ今回のハンター試験に来る途中で知り合ったんだ。」

 

 

「へえ~~~~。」

 

 

「(まあ、知ってるんだけど・・・)」

 

 

 

ユウタがそんなことを考えていると

 

 

 

「そういうお前さんはあのガキと知り合いなのか?」

 

 

 

レオリオがそう尋ねる。

 

 

 

「ああ、キルアのこと?まあ昔一度あったことがあるだけだけどね。」

 

 

「へえ~~~、そうなのか。お、光が見えるぞ。」

 

 

「ようやく出口か長かったな。」

 

 

 

そしてクラピカとレオリオ、ユウタの3人は出口に到着した。すでに何名もの到着者が待機していた。そこにゴンたちもいた。

辺りの霧が少し晴れてきたとき試験官のサトツが話し始めた。

 

 

 

「ヌメーレ湿原、通称 詐欺師の塒(ねぐら)二次試験会場へはここを通っていかねばなりません。この湿原にしかいない奇怪な動物たち、その多くが人間をも欺いて食料にしようとする狡猾で貪欲な生き物です。騙されると死にますよ!この湿原の生き物はありとあらゆる方法で獲物を欺き捕食しようとします。標的を騙して食い物にしようとする生物たちの生態系、詐欺師の塒と呼ばれる所以です。騙されることのないようしっかり私の後をついて来てください。」

 

 

試験官の言葉を聞き、みな気が引き締まっている。

 

 

「ケ!ふざけた話だぜ。騙されるのが分かってて騙されるわけねえだろ。」

 

 

 

レオリオがそうつぶやいたあと後ろから声がした。

 

 

 

「騙されるな!そいつは噓をついている。」

 

 

後ろから一人の男が現れ試験官のサトツを指さして言い放った。

 

 

 

「そいつは偽物だ。試験官じゃない。俺が本物の試験官だ。これを見ろ。」

 

 

 

そういうと一匹の猿を出した。よく見ると試験官のサトツそっくりの顔をしている。

 

 

 

「ヌメーレ湿原に生息する人面猿だ。人面猿は新鮮な人肉を好む。しかし、手足が細長く非常に力が弱い。そこで自ら人に化けて言葉巧みに人間を湿原に連れ込み他の生物と手を組んで食い殺す。そいつはハンター試験に集まった受験生を一網打尽にする気だぞ。」

 

 

 

現場は混乱している人がちらほらいるとその時、男とサトツにトランプが飛んだ。男はトランプが体に刺さり倒れた、一方のサトツは見事にキャッチした。そのトランプを投げたのはもちろんヒソカだった。そしてヒソカは

 

 

 

「ふふふ♥、なるほど、なるほど♠これで決定。そっちが本物だね。試験官というのは審査委員会から依頼されたハンターが無償で任務に就くもの。我々が目指すハンターの端くれともあろうものがあの程度の攻撃を防げないわけないからね♦」

 

 

「誉め言葉として受け取っておきましょう。しかし、次からはいかなる理由でも私への攻撃は試験官への反逆行為と見なして即失格とします。いいですね。」

 

 

 

サトツはそうヒソカに忠告した。

 

 

 

「はいはい♠」

 

 

 

そして倒れた男、いや人面猿は群がる鳥に捕食されていた。皆唖然としている。

 

 

 

「私を偽物扱いして受験者を混乱させ、何人か連れ去ろうとしたのでしょう。こうした命がけの騙し合いが日夜行われているのです。現に何人かは騙されかけて私を疑ったんじゃありませんか?」

 

 

「(確かにレオリオをはじめとした何人かは騙されてたな(笑)」

 

 

「よろしいですか?この先ヌメーレ湿原の中は霧が深く一度この私を見失うとまず二次試験会場へたどり着くことはできないでしょう。ご注意を!では参りますよ。ついて来て下さい。」

 

 

 

そういうとサトツは再び進み始めた。ようやく長く暗いトンネルを抜けた受験者たち。次なる試練はヌメーレ湿原。通称「詐欺師の塒」過酷なハンター試験はまだ続く・・・

 

 

 




第7話いかがだったでしょうか?今回は一次試験の途中までということになりました。区切りがとても難しいです。加えてクラピカとレオリオの名前をどこで出そうかとても迷いました。結果一度主人公と自己紹介をした後名前を使うことにしました。


~次回予告~
ヌメーレ湿原を突き進む受験者たち・・・その中でヒソカを狙う一部の受験者、そこに居合わせてしまうクラピカとレオリオ。いったいどうなってしまうのか?


次回も乞うご期待!
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