No.0「prologue『birth』」
この物語は、
「超常が日常に変わった世界」で
挫折を知った少年と
挫折を知らない少年。
そして、
挫折を知って尚立ち直った少年達が
紡ぎ出す長い長い英雄へと至る物語。
No.0 prologue『birth』
20xx年8月19日 田等院市総合病院
天気 雨のち快晴
分娩室から威勢の良い産声が響き渡る。
「・・・・・・・・・・・・生まれた・・・・・・・・・・・・・・
僕と櫛奈の子供が・・・・・・・・・」
その部屋の目の前で産声が聞こえてきた事に安堵してへたり込む男性。
主人公の父『三ノ宮湊』である。
そう、この物語は、湊の子供『照史』の物語。
5年後 12月17日
照史は5歳になって『個性』が発現した。
『個性』の能力は『チャクラ:陽六道』。
父親から『チャクラ』の能力を、母親から『六道尾獣:陽』を
理想の形で受け継いだ………………………のは良いのだが
照史はいかんせん不器用だった。コントロールが下手くそだった。
エネルギー系の個性の基本『分身』が出来ないくらいに。
照史は夢がある。だからへこたれない。諦めない。
幼稚園で年長さんと喧嘩した時、相手に向かって
「俺が諦めんのを、諦めろ!」と吠え、
勝ちを拾ったぐらいである。
さて、ここまで来て今更ながら、現在地を紹介しよう。
富士山の山麓である。
もう一度言う。
富士山の山麓(静岡側)。
照史は何故、富士山の山麓にいるかというと、
祖父拳制の無茶振りである。
拳制が言うには照史が分身出来ないのは母親譲りのコントロールの荒さにあるらしい。
「だからって、じーじアホでしょ」
「アホ言うんじゃないわい。自分でも悲しくなってくるから」
「で、二人してそーなんしてたら世話ないってばよ」
「グゥの音もでんわい」
「やっと見つけました、お義父さん。照史も、遅くなってごめんね。」
「今回は早いよ、父ちゃん。まだ18時間くらいだもん」
「それで早いって、感覚がずれてきてるってばね」
三ノ宮家大集合である。ただし二人程遭難から救助されたばっかである。
これがこの物語のprologue。三ノ宮照史のorigin。
そして、栄光へと至る物語。
俺のヒーローアカデミア
start!
更に向こうへ、Plus Ultra!
To be continued………………………………………………………………………………………………
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主人公そんな喋ってねーけどいいんかなーこれ?