雅忌鬼は迫害されていた。その体にある無数の皹(ヒビ)白い髪に白い肌、それでいて目は紅く、血の様でもあった、12歳という幼い年齢、いや、それよりも前ずっと前もしかしたら生まれたときからか、全身の皹や髪のせいで親には食事も与えられず、学校でもある一人を除いて全員から、教師からもいじめられていた、そのため、幼く成長期にあった彼は、酷く情緒が不安定で、いつ壊れてもおかしくはなかった、もしかしたらもう壊れていたのかも、とにかく彼は拒絶されることを極端に恐れていた、それと同時に、愛を求めた。
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ある日のこと雅忌鬼は外を歩いていた長袖長ズボンブカブカのフードを深くかぶりマスクをする。
これはとある理由があった。
忌鬼は、友人である「紅(くれない) 百日(ひゃっか)」に会いに行くのだ。
彼女は唯一忌鬼に普通に接した人物である。
「やっほー!!雅!!待ったー?」
黒い長髪に褐色の肌、全てにおいて、忌鬼と真反対だった。
「いーや、俺も今来たとこ」
この会話を聞くと恋人の様にも見える、しかしこの二人の行く場所とは、
「心霊スポットで有名な百々目神社何て、女子の行くとこじゃないと思うんだけど」
「いーじゃん、楽しいんだから、あ!もしかして雅って怖いの嫌い?」
そんな話しをして歩いていた丁度百々目神社の鳥居が見えてきた。
鳥居に入る瞬間、辺りが暗転した。
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目が覚めると森の中にいた、百々目神社はなく、ただただ続く木々
「どこ?ここ」
「ぐるうううっるうううううううう!!!!!!!!」
その異様な鳴き声の方を向くと、大きな狼がいた、しかしおかしなことに目が紅く全身が紫だった
「百日!!逃げよう!!」
周りを見渡すが百日はいない。
(え?)
「グルッグルガアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
狼が襲い掛かってきた、紙一重に避け、走って逃げる。
きちんとした道ではないため、木の根やぼこぼこの地面に気を付けて走る。
しかし狼は速く、すぐに追い付かれる、
「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
「ワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
忌鬼と狼の叫びが重なり森に木霊する。
死を覚悟したその瞬間、
『マスタースパーク!!』
忌鬼に覆い被さっていた狼が虹色の光線に呑まれる。
ポカンとした忌鬼に声をかける少女
「大丈夫だったか?」
黒いトンガリ帽子に金髪魔法少女とかのコスプレだろうか?
「私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだ!よろしく!!おまえは?」
急な自己紹介で混乱したが、素早く反応する
「ああ、俺は、雅忌鬼、できれば名字で読んでくれ、」
「わかった、ところで雅、お前なんでこの魔法の森にいるんだ?」
(魔法の森?ここの通称だろうか?)
「わからないいつの間にかここにいたんだ」
「ほーうじゃあ外来人ってことかしかしおまえ、珍しい見た目だな、白い髪に赤い目、」
瞬間忌鬼はフードを深く引っ張った。
「ど、どうした?」
「見ないで・・・・・・」
「ああ、お前その髪で」
魔理沙はなにか納得したように頷きこう言った
「大丈夫!!幻想郷は全てを受け入れるんだぜ!!」
読んで頂き有り難うございます。説明回は次回まで続きます。