ハイスクールフリート 希望への水平線へ   作:夢の防人

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第15話 ゆっくりとした休日?あるわけがないよね!

~横須賀女子海洋学校 晴風クラス~

 

はぁ、確かに休めって言ったのは俺だけどさぁ・・・

 

「林檎さーん、宿題手伝って~」

 

「青木、これ中学生レベルだぞ?」

 

「てやんでい!てやんでい!」

 

「こらマロン。自習なんだから静かにしなさい。」

 

・・・ゆるゆるだなぁ。女子高って感じがする。

 

「暇だ。自習っていってもなぁ・・・」

 

「あ、あの林檎さん。本当にいいんですか?バレたら・・・」

 

「ああ、日向のやつが駆け回ってたからな。一応名目上は補修ってことになってるけど、実際はお咎めなし。知名が転入になったのは武蔵修復までの・・・まぁオブザーバーか。次の海洋実習はここで参加してもらうけど。」

 

「モカちゃんと一緒の船だ~!」

 

「岬さん、よかったね・・・とはいわないけど、もう少し勉強がんばってほしいんだが・・・」

 

「岬。留年するか?」

 

「ふぇえええええっ!」

 

・・・平和だ。この子たちがあんな事件に巻き込まれてしまったのを、整備局は隠蔽しようとしてる。・・・おかしな話だ。

 

「お兄ちゃん?」

 

今回の一件、それに学生時代の事故・・・不自然なほど整備局は隠蔽したがる。しかも学生が巻き込まれた一件は特に。

 

「おにいちゃーん?」

 

それに、今回の晴風のみの辞令だってそうだ。ほかの感染が確認されたクラスにはなんの辞令も出ていない。武蔵だけだ。なの「にぃいいいいいいい!?」

 

「ねー?人が呼んでるとき無視していいんだっけ?」

 

「だめ!というかいだいいだい!」

 

この妹はもっと兄に対しての敬意を持つべきだと思うんだよね。耳の伸びそう。

 

「で、なんだって?」

 

「夏休みだからみんなで何かしたいねって言ってたんだけど、どこかいいところ知らない?」

 

いいところ・・・

 

「きゃばk「来月からお小遣い60%オフね?」ごめんなさい冗談です!」

 

さすがに女子高生にこのネタはまずかったかぁ・・・いつもならもっと盛り上がるんだけど。

 

「なにをやるかにもよると思うがな・・・何したいんだ?」

 

「バーベキュー!」

 

「花火!」

 

「お祭り!」

 

「なるほど。一回落ち着け。」

 

まるっきりばらばらじゃねぇか・・・それに、今からやるにしても場所なんてないだろうし・・・

 

「あら?伊良子君。」

 

「・・・平賀。」

 

不意に廊下から声をかけられて振り向くと同期の平賀と福内がいた。こいつらと会うのも久しぶりだな。っていうか今こいつら呉だろ・・・

 

「おうおう、同期の出世頭がどうしたんだ?」

 

「嫌味?それよりなんだか楽しそうなこと話してるなって。いいところを知ってるから一緒にいかない?」

 

なんだ、すごくいやな予感が・・・

 

「宗谷家!あそこでいつもバーベキューとかさせてもらってたの。」

 

「そういえば・・・姉さんたちがよくやってたような・・・」

 

「材料費はみーんな日向君たちが払ってくれるらしいわよ!」

 

「ありえない!?」

 

ああ、みんな一目散に教室から出て行く・・・

 

「ひーらーがぁあ!」とりあえずこの状況を作った元凶に対しておしおきしよう。いらいらが収まらん。

 

「はぁ・・・先月クレカ使いすぎたからあまり使えないのに・・・」

 

「私たちよりよっぽど高級取りが二人もいるくせにけちねぇ・・・」

 

「福内。それ日向に言ったら大泣きだぞ?最近ほしいものがないからって貯金たまりまくってるんだと。何か買ってもらってもいいんじゃないか?」

 

「うわっ、林檎くんあくどい顔してる。あっ、むかしkいだいいだい!女性の顔にそんなことする?」何か聞こえたが知らないふりだ。そう、少しお灸をすえただけだからな。

 

まぁ、そんなことをしててもらちがあかないし、宗谷家に向かうとしよう。・・・あっ、日向からSOS。・・・見なかったことにしよう。

 

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