気がついたらUAが何件か・・・ありがとうございます!
さて、再びここで設定公開を。
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宗谷真霜
ブルーマーメイド安全監督室一等監察官。25歳。横須賀女子海洋学校に主席入学・主席で卒業した才女。若くして監督室の一等監察官になったのがわかるように、任務に対して鉄の意志で行動し、対処するその姿は全ブルーマーメイドの憧れでありブルーマーメイドを志す女子の目標でもある。
が、プライベートは真逆でかなりずぼら。日向を東京からわざわざ呼び出す理由のほとんどは自室の掃除・料理・洗濯などの日常生活の手伝いがほとんど。
家では家族思いの姉。日向は当初は弟のような存在だったが、とある事件をきっかけに恋心に目覚めるもなかなかいいだせない。が、仕事上ではいいパートナーとして付き合っている。それにあわせ、日向の3年次に起こった沈没事故がきっかけとなり恋心から依存心へと姿を変えていった。
宗谷真冬
ブルーマーメイド特殊部隊、弁天艦長。日向とは同い年。今でも勝手に部屋に泊まりに来る関係。おそらく腐れ縁。日向とは一番の付き合いだが、恋愛感情といったものはなく親友という関係。頼れる姉貴のような存在のため学生時代からずっと女子の山が耐えない。噂では本気で告白されたことがあるとかないとか?
横須賀男子海洋高校
横須賀女子海洋学校に隣接しているホワイトドルフィンを目指す男子学生が学ぶ高校。女子高校と交流も多く、文化祭や体育祭なども一日違いで行うなど一つの共学の形をとっている。所属はほぼ潜水艦で、潜水母艦が何隻が所属している。また運動部のレベルも高く、全国常連の部活も。数年前に潜水艦一隻が沈没する事故があった。女子と隣接した敷地内に存在し、学校のイベントなどは合同で行っている。
男子海洋学校はこの横須賀の他に、東舞鶴・函館・新潟に校舎を構え合同授業なども盛ん。
車を運転する彼の横顔をみつつ、どこか懐かしさと寂しさが交わる。
身長は少し伸びて、けど子供の頃みたいに自分に自信がなくって。けど、それがとっても可愛くて。
野球も誰よりも一生懸命で。興味がなかったら、そんな試合なんて見に行ってなかったのに。気づいてくれないんだから。
誰よりも頑張ってた日向。勉強も部活も、今の仕事も。自分は何もないなんてそんなことないのに。自分を卑下しすぎてる。・・・やっぱり心配。
もっと優しくしてあげたかったな。三年生のときだったから急がしくって。それでも、日向はずっとそばにいてくれて。けど、結局何も返してあげられなくって。
気がついたら卒業して6年。私も日向も上に行っちゃった。けど、日向はそれでも嬉しそうじゃない。楽しい時間は過ごせてるけど。・・・嫉妬なんて初めてかな。
けど、それでも・・・勇気が出ない。待たせちゃったお詫びじゃないけれど、それでも私がお姉ちゃんとして。やらないといけないってわかってる。
「真霜姉さん?」
日向が赤信号で止まったのを見てこっちを見てくる。その変わらない目が、私を安心させてくれる。ううん、気がついたらその目を追いかけて。けど、まだ本当に笑ったところを見せてくれていなかったのは、きっと自分に自信がないからだと思う。
前に真冬と話したときに、日向は自分が優れた存在じゃない。なんで僕が今のポジションについてるのかもわからない、ただ運がよかっただけといっていたのを思い出した。
確かに、同期の中では突出した何かは持っていなかったけれど、それでも誰よりも判断力に優れて、誰よりも仲間思いで誰からも慕われた存在。・・・けど、それをいいように思わなかった人からの陰湿ないじめもあったのと、乗っていた船の沈没事故が流れるように襲った結果なのかも。・・・あの時も私は何も出来なくて。会えたのはそれから三ヵ月後。嫌でも思い出してしまう。抜け殻のように放心状態の日向。あれから私はキャリアを積んで、ブルマー史上最年少の一等監察官になった。偉くなれば。私がもっと頼りになれば。日向を助けてあげられるって信じてた。けど、それは私の思い過ごし。結果的に卑屈な性格が災いして私との比較が止まらなくなってしまった。
気がつけば、仕事上の付き合いだけになってこうした食事もほとんど行かなくなっていった。ブルマーにはいりたての頃、真冬と日向を連れてよくカフェとかに連れて行ったっけ。私がチョコレートケーキで真冬がパフェ、日向がチーズケーキ。誕生日のとき初めて作ったケーキも喜んでくれてたっけなぁ。
「ねぇ、少し寄り道していかない?」
日向に声をかける。私から誘ったとはいっても、少し緊張するかもしれない。
「いいけど・・・どこに?」
「昔よくいったカフェに行ってみない?日向も家を出てから長いし、私も最近いけてなくて。」
「ああ・・・そういえば卒業してから何年も行ってないかも。けどいいの?夕飯近いけど。」
「甘いものは別腹よ!」 「昔それでひどい目にあってたような・・・」
失礼しちゃう。・・・けど、夕飯か。一緒に食べるのもかなり前になっちゃったかも。だからなんだかんだいって楽しみ・・・ふふっ。どこに行こうかしら。
「あっ、姉さん。」今度はどこかの駐車場・・・海の見える公園についていたみたいだった。
「少し降りない?カフェもここから近いし。」
軽い微笑みで私に声をかけてくれる。もう横須賀についてたのね・・・
2人で並んで歩く・・・ほんの少しの幸せが、今の私の幸せ。