「ん~♪やっぱりここのチーズケーキおいしい♪」
「あはは、姉さんケーキ口についてるよ?」
姉さんに連れられてよくいった喫茶店は昔と変わらず。ケーキの味も変わらず。
「そういえば、今日どこに食べに行くんだっけ?」
今日の夕飯、まだ聞いてなかったっけ。一応満腹にはならないけど、聞いておくに越したことはないしね。
「今日は母さんも真冬もましももいないから・・・ねっ、少しいいところいかない?」
「いいところ?いつものファミレスじゃなくて?・・・姉さん。身体はだいj「あら?どこからかへんな声がしたんだけれど・・・」いふぁいいふぁい!」
結構握力強いからかな?かなり痛い。かなりじゃないや。かなり痛い。
「女性にそんなこというなんて、男子ばかりだったからわからなくなっちゃったんだじゃないの?」
「あながち・・・」今までの生活を思い出す。
・・・ブルマーの艦船を双眼鏡で覗いたり。
・・・母艦の夕食で大食い対決したり。
・・・同期で夜遊びしてみたり。
・・・あっ、女性とほとんど絡んでなかった。
「それとも。夜のいけないお遊びでもしてた?」
「・・・してないよー?」
「あらあら?」「いだい!ねえざん髪の毛じひっぱらないで!?」
なんでこんな怒ってるの!?
「もう・・・今日は日向に出してもらうからね。」
うわぁ・・・本気で不機嫌。なんでだろ。
「きゅ、給料日前なのに・・・まぁ貯金あるからいいけどさ・・・」
「ふふっ、じゃあ行きたかったあそこの懐石料理のお店、今から予約取れるかしら?」
「待って待ってくださいお願いします。あそこは流石に!」
これから先水と塩で三食過ごすことになりかねない!
「もう・・・あっ、じゃあ・・」
そのウィンク。今はとっても怖いよ。姉さん。
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そんな姉さんに連れられてきたのは、横須賀港を一望する高台にあるレストラン。少し高級なお店ではあるが、学生の頃からなにかとイベントの時に決まって訪れていた、そんなお店。そんなお店で・・・
「だーいたい、ひにゃたはむっかしからきがよわすぎ!男のこれしょ~?」
はぁ・・・こんなになるまでなんで止めなかったんだろ・・・
「ちょっろー!ひにゃたきいてるー?」
「はいはい。聞いてるよ姉さん。それよりほら、日本酒もうだめだって。」
「もうちょっろー!」
はぁ・・・こうなったらしばらく飲むんだろうなあ。自動運転の車だから飲んでもいいんだけど、さ。
「ひにゃたも飲んでー!」
「自動運転とはいえ、あまり酒好きじゃないんだけど・・・」
「らって・・・よったひにゃたかわいいんだもん・・・」
うっ、そんな顔で見つめるのは卑怯だって・・・仕事中はあんなりりしいのに。
「それに・・・酔った日向、素直に甘えてくれるから。昔みたいに。」
「そんなことない・・・と思うけど?」
まぁ、確かにそれがあるからお酒は苦手なんだけど・・・目の前になみなみ注がれたビール。僕はこれを飲むべきなのか?しょうがない。
「・・・真霜姉さん、そろそろ車もどろ・・・ね?」
我ながらこんな甘えた声が出るなんて思わなかった。先に車に姉さんを返すと、カードで支払いを済ませ、2人分の水を貰って車へ。
「姉さん・・・あれって!?」
車の中にはいるたび誰かに連れ込まれる。「つかまえた♪」やっぱりこの人だった。
どうやら車の鍵も取られていたみたいで、勝手に自動運転にされてる。行き先は・・・宗谷家だけどかなり大回り。うわぁ・・・