ハイスクールフリート 希望への水平線へ   作:夢の防人

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第3話 現実という名の嵐は気がめいる。

「ん~♪やっぱりここのチーズケーキおいしい♪」

 

「あはは、姉さんケーキ口についてるよ?」

 

姉さんに連れられてよくいった喫茶店は昔と変わらず。ケーキの味も変わらず。

 

「そういえば、今日どこに食べに行くんだっけ?」

 

今日の夕飯、まだ聞いてなかったっけ。一応満腹にはならないけど、聞いておくに越したことはないしね。

 

「今日は母さんも真冬もましももいないから・・・ねっ、少しいいところいかない?」

 

「いいところ?いつものファミレスじゃなくて?・・・姉さん。身体はだいj「あら?どこからかへんな声がしたんだけれど・・・」いふぁいいふぁい!」

 

結構握力強いからかな?かなり痛い。かなりじゃないや。かなり痛い。

 

「女性にそんなこというなんて、男子ばかりだったからわからなくなっちゃったんだじゃないの?」

 

「あながち・・・」今までの生活を思い出す。

 

・・・ブルマーの艦船を双眼鏡で覗いたり。

 

・・・母艦の夕食で大食い対決したり。

 

・・・同期で夜遊びしてみたり。

 

・・・あっ、女性とほとんど絡んでなかった。

 

「それとも。夜のいけないお遊びでもしてた?」

 

「・・・してないよー?」

 

「あらあら?」「いだい!ねえざん髪の毛じひっぱらないで!?」

 

なんでこんな怒ってるの!?

 

「もう・・・今日は日向に出してもらうからね。」

 

うわぁ・・・本気で不機嫌。なんでだろ。

 

「きゅ、給料日前なのに・・・まぁ貯金あるからいいけどさ・・・」

 

「ふふっ、じゃあ行きたかったあそこの懐石料理のお店、今から予約取れるかしら?」

 

「待って待ってくださいお願いします。あそこは流石に!」

 

これから先水と塩で三食過ごすことになりかねない!

 

「もう・・・あっ、じゃあ・・」

 

そのウィンク。今はとっても怖いよ。姉さん。

 

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そんな姉さんに連れられてきたのは、横須賀港を一望する高台にあるレストラン。少し高級なお店ではあるが、学生の頃からなにかとイベントの時に決まって訪れていた、そんなお店。そんなお店で・・・

 

「だーいたい、ひにゃたはむっかしからきがよわすぎ!男のこれしょ~?」

 

はぁ・・・こんなになるまでなんで止めなかったんだろ・・・

 

「ちょっろー!ひにゃたきいてるー?」

 

「はいはい。聞いてるよ姉さん。それよりほら、日本酒もうだめだって。」

 

「もうちょっろー!」

 

はぁ・・・こうなったらしばらく飲むんだろうなあ。自動運転の車だから飲んでもいいんだけど、さ。

 

「ひにゃたも飲んでー!」

 

「自動運転とはいえ、あまり酒好きじゃないんだけど・・・」

 

「らって・・・よったひにゃたかわいいんだもん・・・」

 

うっ、そんな顔で見つめるのは卑怯だって・・・仕事中はあんなりりしいのに。

 

「それに・・・酔った日向、素直に甘えてくれるから。昔みたいに。」

 

「そんなことない・・・と思うけど?」

 

まぁ、確かにそれがあるからお酒は苦手なんだけど・・・目の前になみなみ注がれたビール。僕はこれを飲むべきなのか?しょうがない。

 

「・・・真霜姉さん、そろそろ車もどろ・・・ね?」

 

我ながらこんな甘えた声が出るなんて思わなかった。先に車に姉さんを返すと、カードで支払いを済ませ、2人分の水を貰って車へ。

 

「姉さん・・・あれって!?」

 

車の中にはいるたび誰かに連れ込まれる。「つかまえた♪」やっぱりこの人だった。

 

どうやら車の鍵も取られていたみたいで、勝手に自動運転にされてる。行き先は・・・宗谷家だけどかなり大回り。うわぁ・・・

 

 

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