仮面ライダー鎧武外伝 仮面ライダー龍王 作:サウザンd.pース
〜〜〜病院の外〜〜〜
「あーやっと退院だ。」
龍也は三日前、市川順を倒した後、鳴海探偵事務所に戻って事の全てを報告した後倒れたのだ。
そして傷が全て癒えた為、今日退院する事になったのだ。
(三日は早すぎるって?それがあいつです)
「にしてもまだ敵がどんなのかわかってないんだよなぁ」
そう、市川順はただ敵と繋がっていただけで
敵が一体どんな組織なのかはまだ不明のままだ。
と、その時、
「だったら、僕が教えてあげるよ。」
突然、黒スーツの青年が現れ、敵について教えると言い始めた。
「・・・誰だよお前」
龍也は青年に名を聞く。
「ああそうだね、まだ自己紹介してなかったよ。僕はシャプール。」
シャプール、そう青年は名乗った。
「シャプール・・・なるほど。」
龍也はシャプールの名を聞いて何かを察したようだ。
「とりあえず行きながら説明してもらおうか。」
龍也はロックビークルヒガンバナストライカーを起動、
バイクモードに変形させてまたがろうとした時、
「グルルルルゥ・・・」
ライオンインベス、セイリュウインベス、シカインベスが現れた。
「ちっ、タイミング悪いな」
龍也は無双ドライバーを取り出す。
「待って、ここは僕が行くよ。」
シャプールは龍也を止めると、戦極ドライバーを取り出し、装着。
緑色のロックシードを取り出し、解錠する。
『りーんごぅ・・・』
シャプールの頭上にりんごを模した巨大な果実が現れる。
「変身!」
ロックシードをドライバーにセットして閉じる。
するとファンファーレの様な電子待機音が流れ始める。
『♪〜 ♪♪ ♪〜』
『ザシュ!カモン!』
ブレードを弾く様に倒すとロックシードが展開し、絵柄が断面が現れる。
すると頭上の果実が落下し、シャプールの姿を緑色の洋風の騎士の姿へと変える。
『リンゴアームズ!イッツブランドニューワールド〜!(ナイトオブスピアー風)』
果実は変形し鎧となって、シャプールは
”仮面ライダーアナザーバロン りんごアームズ”に変身する。
シャプールは緑色のアップルリフレクターと
ソードブリンガーを構えてインベスたちの方へ歩いて向かう。
ライオンインベスがまずその鋭利な爪で彼を攻撃する。
シャプールはそれをアップルリフレクターで受け止めると
ソードブリンガーで切り返し、ライオンインベスを吹き飛ばした。
セイリュウインベスもシカインベスも攻撃を仕掛けるが
彼はあっさりそれをかわし、すれ違いざまにやつらを一閃する。
『ザシュ!カモン!』
『リンゴスカッシュ!』
ドライバーのブレードを一回倒す。
すると、エネルギーがソードブリンガーにチャージされ、
刃が金色に輝く。
「・・・・せい!」
シャプールは巨大な光の刃”シャインスラッシュ”を放ち、
ライオンインベスを縦に両断する。
「グルオオオオオ・・・・」
ドオオオオオンンン!!
ライオンインベスは小さい断末魔を上げて爆散した。
『マンゴゥ』
シャプールはソードブリンガーをアップルリフレクターに納めると
マンゴーロックシードを解錠、頭上にマンゴーを模した巨大な果実が出現。
『ロックオフ!』
『ロックオン!』
『ザシュ!カモン!』
ロックシードを交換してブレードを倒す。
『マンゴーアームズ!ファイトオブハンマー!』
すると果実が展開し、落下、更に変形して鎧となり、シャプールは
”仮面ライダーアナザーバロン マンゴーアームズ”にアームズチェンジした。
彼はマンゴーを模したハンマー型のアームズウェポン、
マンゴーパニッシャーでセイリュウインベスを吹き飛ばす。
「ギェ!?」
セイリュウインベスは奇妙な鳴き声をこぼして地面を転がる。
「シェ!」
シカインベスが彼に飛びかかるが逆に吹き飛ばした。
『バナナ!』
やつらが倒れている間にシャプールはバナナロックシードを解錠、
バナナを模した巨大な果実が彼の頭上に出現する。
『ロックオフ!』
『ロックオン!』
『ザシュ!カモン!』
ロックシードを交換しブレードを倒す。
『バナナアームズ!ナイトオブスピア〜!』
果実が落下し変形、鎧となり、シャプールは
”仮面ライダーアナザーバロン バナナアームズ”にアームズチェンジした。
『ザシュ!カモン!』
『バナナスカッシュ!』
ブレードを一回倒すとバナナを模した槍型アームズウェポン、
バナスピアーにエネルギーがチャージされる。
「ふ!」
シャプールはバナスピアを構えインベスたちに近づく。
「せい!!」
バナナ型のエネルギーを纏ったバナスピアーで敵を突く”スピアビクトリー”で
セイリュウインベスとシカインベスを貫き、
大穴を開けて爆散させる。
「ふぅ・・・・」
シャプールは変身を解除した。
「さて、行こうか。」
ローズアタッカーにまたがり、シャプールはエンジンをかけた。
「一応言っとくがどこへ?」
念の為、龍也はどこへ行くのか聞いた。
すでにそれが何かはわかっていたから、
ヒガンバナストライカーを出したのだが。
「敵の本拠地。」
「やっぱりか。」
向かう目的地が敵の本拠地であると確認した龍也は、
シャプールと共にそこへと向かった。
「・・・・・・さて、どんな事情があるのか話せ。」
「ん、ああ、そうだったね、じゃあまずあの人と僕について話そうかな」
シャプールは敵のボスである自分の父と自分のことについて話し始めた。
「・・・・なるほど、国家転覆を、って何を考えてんだお前の親父。」
それを聞いた龍也はシャプールの父の行動に驚いたのと同時に呆れた。
「はははは・・・・でも義理のだけどね」
「で、その国家転覆を狙ってたやつらがコッチに来て今度は世界を支配しようとしているわけか。」
「その通り」
「実は」っと、シャプールが別のことを話し始める。
「実は父さんの本当の子供と一緒にコッチに来たんだけど、来てすぐに彼らに捕まってしまった。」
「お前がいるのにか?」
「ああ、それほど、上の人たちが強かったんだ。」
「・・・・今は先を急ぐぞ」
龍也はアクセルを踏んでスピードを上げた。
「(やつが負けるといううことはそいつは相当な手練だな。・・・・・・勝てるか?)」
一抹の不満を龍也は覚える。
それが自分が忌み嫌う力を呼び覚ますことになろうとは彼も思ってもいなかっただろう。
しばらくして敵の本拠地に到着した。
「ここか」
ここが本拠地であると証明するようにドーパントとインベスたちが多数現れる。
「さて、行きますk」
「待って!」
「なんだよ!」
変身しようとした龍也をシャプールが止める。
「僕は彼らも父さんも救いたい!だから君に依頼する、僕と一緒に戦ってくれ!」
敵さえも救いたいという想いを前面にだし、龍也に頭を下げるシャプール、
それを見た龍也は・・・・・
「・・・いや、元からそうするつもりだったんだけど・・・・・」
「え?」
元よりその気であったということを明かした。
気まずい嫌な空気が漂う。
「・・・・・・じゃあ、行こうか」
「ああ。」
気を取り直して二人は無双ドライバーと戦極ドライバーを装着し、
それぞれのロックシードを起動する。
『ドラゴンフルーツ!』
『リンゴゥ・・・』
すると二人の頭上に巨大な果実が出現する。
「「変身!」」
それと同時に二人はロックシードをドライバーにセット、
ブレードを倒す。
『(ザシュ!)あっせい!』
『(ザシュ!)カモン!』
すると果実が落下し、二人の姿が変わる。
『ドラゴンフルーツアームズ! 龍! 王! 大降臨!』
『リンゴアームズ! イッツブランドニューワールド!』
そして果実が変形して鎧となり、
龍也は”仮面ライダー龍王 ドラゴンフルーツアームズ”に、
シャプールは ”仮面ライダーアナザーバロン リンゴアームズ”に変身する。
「さあ、」
「行くぜ」
二人はそれぞれの武器を構え、やつらに向かって走り出す。
「「は!」」
「「「「「ギシャアアアアアアアアアアア!!」」」」」
やつらも二人に向かって走りだす。
ギィン!
刹那、金属がぶつかりあった様な鈍い音が鳴り響く。
それは両者、激しくぶつかり合っている事の証。
「でぃや!」
龍也がその手に持つ龍果導でドーパントをなぎ払い、無双セイバーで追撃する。
ドーパントはインベスを巻き込んで倒れ伏す。
「ふ、どうした!」
龍也に挑発されたドーパントは龍也に飛びかかる。
「(かかった)」
『チェリー』
龍也はチェリーロックシードを解錠、ドライバーにセットしてブレードを倒す。
『チェリーアームズ!ミスターシザーマン!』
チェリーアームズにチェンジした龍也はチェリーシザーでドーパントを挟み込む。
「! しま・・・」
「〆だ」
挟み込んだ直後、龍也はドライバーのブレードを一回倒す。
『チェリースカッシュ!』
その音声とともに”チェリーブレイク”が発動、
チェリーシザーにエネルギーがチャージされる。
それが終わると龍也はチェリーシザーを締め始める。
「ぐおおおおおおおおおお!?」
「はああああああああああ!!」
ドオオオオオオオオオンンン!!
パリン!
チェリーシザーが締め切り、ドーパントが爆発。
メモリと人に分かれてメモリは砕けた。
「次だ!」
『ピーチ!』
今度はピーチロックシードを解錠し、ドライバーにセット、ブレードを倒す。
『ピーチアームズ!妖・刀・セイヤッハ!』
ピーチアームズにチェンジし、無双セイバーと桃幻刀を連結、
ドライバーのブレードを三回倒す。
『ピーチスパーキング!』
「はああああ・・・・」
龍也はナギナタモードを構え、インベスの群れの中心へと移動する。
そして”桃幻破衝斬”を発動、桃色の刃型の衝撃波でインベス達を斬り裂いた。
「「「「「「「「「「グゲエエエエエエイウエエエエエ!?」」」」」」」」」」
ドオドオドオドオオオオオンンン!!
龍也が放った衝撃波に耐えきれなかったのか、
インベス達は断末魔を上げて爆散した。
一方、シャプールは”シャインスラッシュ”でインベスをなぎ倒す。
『マンゴー』
次にマンゴーロックシードを解錠、
ドライバーのセットし、ブレードを倒す。
『マンゴーアームズ・・・ファイトオブハンマー!』
『マンゴーオーレ!』
マンゴーアームズにチェンジし、ドライバーのブレードを二回倒し、
"パニッシュマッシュ”を発動、
マンゴーパニッシャーを回転しながら振り回す。
「・・・・・せい!」
そしてマンゴーパニッシャーの先端部を模したエネルギーを
ドーパントに飛ばし、爆発させる。
ドオオオオンンン!!
パリン!
ドーパントは人とメモリに分かれ、メモリは砕け散る。
「は!」
リンゴアームズに戻って最後のドーパントと対峙する。
「・・・・!」
しばらく睨みあっていると先にドーパントが動いた。
高速でシャプールに向かって近づき、
攻撃しようとするが、シャプールはソードブリンガーで受け止め、
アップルリフレクターで殴って後退させた後、
ソードブリンガーで斬りつけ吹き飛ばす。
「ぐわああああああ!?」
「おら!」
「「「ギィイイイイイイイイイイイイ!?」」」
同時に龍也もインベス達を吹き飛ばす。
『レジェンドライダー!』
龍也はレジェンドライダーロックシードを解錠、ドライバーにセットする。
『ロックオン!』
『(ザシュ!)あっせい!』
ドライバーのブレードを倒すと、金色の一号アームズの鎧武の顔が落下し、
変形、同時に水色の宝石のようなアーマーが腕と脚に着く。
『レジェンドライダーアームズ!伝説、ハイステージ!』
龍也は”仮面ライダー龍王 レジェンドライダーアームズ”にチェンジした。
そしてファイズブラスターとパーフェクトゼクターを取り出す。
「じゃ、決めようか!」
『リンゴスパーキング!』
シャプールはドライバーのブレードを三回倒し、飛び上がる。
『カブト ザビー ドレイク サソードパワー マキシマムハイパーサイクロン』
『ファイズブラスター エクシードチャージ』
龍也はパーフェクトゼクターの赤、黄、青、紫のボタンを、
ファイズブラスターのEnterキーを押して、インベス達に向けて構える。
「「止めだ!」」
シャプールは”エクストリームエンド”をドーパントに、
龍也は”フォトンバスター”とマキシマムハイパーサイクロン”をインベスに決める。
ドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!
インベスは粉砕され、ドーパントは大爆発を起こし、
メモリと人に分かれる。メモリは塵となった。
龍也とシャプールは変身を解除する。
「よし、奥行くぞ!」
「ああ!」
二人は本拠地の建物の方へ向き直す。
「いや、その必要はない」
しかし、そこに入る前に敵のボスであるシャプールの父とその側近、そして、
「イニー!」
連れ去られたシャプールの父の本当の子供、イニソノフュこと”イニー”が現れた。
「・・・・・・変身」
『デスティニーエナジぃぃぃぃ・・・』
イニーはデスティニーエナジーロックシードを解錠、
ゲネシスドライバーにセット、そしてドライバーのレバーを押し込む。
『デスティニーエナジーアームズ』
イニーは”仮面ライダーマルティム デスティニーエナジーアームズ”に変身した。
「面倒くせえな、とっととうせな」
側近はアイズメモリとデスティニーメモリを起動、首に刺した。
側近はアイズドーパントを赤黒くしたデスティニーアイズドーパントに変貌した。
シャプールの父親は、ボスはカブトファンガイアを黄金に近い色にした
”ヘラクレスファンガイア”に甲高く笑いながら変貌した。
「終わりの時だ!」
to be continued・・・・
今回登場したシャプールは今後も出てきます。後イニーも。