魔法少女リリカルなのは リンカーコアが無い者 作:運命の担い手
では、どうそ。
目が覚めてから2週間後、退院することが出来た。
まあ、こんなに早く退院できたのは最高の医療を受けたいたらしい。俺が目を覚ました時はすでに骨は全て完治していて、退院までは寝ていたせいで筋肉が弱くなってしまったので
リハビリ三昧だった。鍛えていたからそんなにつらくはなかったけど、入院する前より体を鍛え直していた。
ちなみに退院したのは年が明けた1月の中旬だ。
ユリアは今だに眠り続けているが俺の担当医になっていた先生は頑張っている。ユリアには退院するまで毎日会いに行っていた。話しているうちに目を覚ます可能性があると先生が言って
いたからだ。
ユリアの世話はあのドジっぽい看護婦さんがしてくれている。俺、父さん、母さんもユリアの世話をするためなるべく行く予定だ。
だけど、俺はしばらく行けそうにない。
それは今日の夕飯の後、話すことになっている。
「父さん、母さん、話しがあるんだ」
「ん?なんだ暁」
「今度ユリアちゃんに持っていく物の相談?」
「いや、そうじゃない」
「?」
母さんは分からないようだけど、父さんはどことなく分かっているようだ。
「俺……時空管理局に入る」
「それって私たちのように事務職員になるってこと?」
「いやそうじゃない」
「それじゃなにに?」
「……俺は……武装隊に入る」
「え!?」
母さんは驚くが、父さんはなんとなく予想していたようだ。
「お前が入りたくても無理だろ。武装隊はリンカーコアを持つものしか入れないだろ?」
「そこのところは大丈夫だよ、父さん。この前、ゼストさんに少し無理言って試験を受けることが出来るようにしてもらったから」
「もう準備していたのか。用意が早いな」
「まあね」
ゼストさんとは退院するまで時々見舞いに来てくれて、名前で呼ぶように言われた。当然ながら、クイントさんもだ。
「それで試験はいつなんだ?」
「3月の下旬になっているよ」
「勉強はどうするんだ?」
「退院前からやっているよ。ゼストさんやクイントさんに教えてもらったし」
詳しく言うと目が覚めた次の日から勉強をしていた。
「そうか……だが、筆記試験はともかく実戦試験はどうするんだ?おそらく、実戦試験は高ランクの魔導師になるだろう。今のお前では負ける可能性は大きいぞ」
「確かに今の俺だと負ける可能性は大きい。だから、強くなるために一度地球に、海鳴に帰ろうと思うんだ」
「海鳴に?それはどうしてだ?」
「父さんと母さんも知っているでしょ。俺が中国拳法が出来ることを」
「あ、そういうことね」
「なるほど、確かにお前に教えていたあの人なら強くなれるな」
「うん。それに友達も強い人がいるって昔聞いたことがあるし、いい経験にもなるしね」
父さんと母さんも大体納得してくれた。
「暁、一つ聞いてもいいか?」
「なに?」
「武装隊に入るのは復讐のためか?」
「……確かに復讐のためでもあるよ。でも、俺やユリアのようにならないように、させないように、少しでも減らしたい!もうあんな思いは嫌なんだ!」
復讐といえば復讐のためでもある。だけど、今後俺やユリアのようにならないように、させないためにでもある。これは嘘偽りでもない。
「……分かった」
「あなた!」
「ありがとう、父さん」
「大丈夫だ。俺とお前の子だぞ。俺たちが信じなきゃダメだろ?」
「はあー……そうですね。暁、必ず合格しなさいよ」
「ありがとう、母さん」
「それであの人には連絡したのか?」
「いやまだだよ。父さんと母さんを説得してから電話する予定だったから」
「なら今すぐしなさい。遅くならないように」
「分かった。じゃあ、部屋で電話してくる」
自分の部屋に戻り、俺はあの人に電話をかけた。
「…………あ、もしもし。おひさしぶりです」
あの人は驚きながらも返事をしてくれた。
「まあ、積もる話もあるんですが、いきなりですがお願いを聞いてくれませんか?」
お願いなんてあの人には一度も言っていなかったからな。
「俺を鍛えてください」
思ったことを言った。
「事情はそっちに着いたら話します。だめでしょうか?」
あの人が少し無言になり返事をくれた。
「あ、ありがとうございます!はい、そっちに着いたら必ず話します!」
返事はOKだった。
「そっちには三日後になります。はい、では三日後に」
行く事がいい場合の事を考えて三日後と決めていた。
「はい。それじゃ、三日後に会いましょう。古菲(クー フェイ)さん」
電話を切り、父さんと母さんに三日後地球行きのチケットをお願いした。
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ネギまに出てくるキャラを1人出しました。
他も出すので楽しみにしてください。
自信はありませんが。