将来自宅警備員に彼女ができる話 完結   作:sinnsia

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3話

雛「……できた!」

 

英「あ"ー…疲れた…」

 

AM1:24。

 

夕飯を食べ、そこから寝ずに今現在にいたる。

 

カ「雛様。 まだできあがっておりません。」

 

雛「え? どういうこと?」

 

カ「まだ、あの方は名前がついておりません。 呼びかければ気付いてくれると思います」

 

雛「名前…名前…」

 

あー…プログラミングだるかった…

俺が作った時は興味と恐怖に煽られながら作ったからだるくはなかったんだが…

他人のを手伝うとこんなに疲れるとは…

 

雛「うーん…ケイでいいかな。 あのー、ちょっといいですか?」

 

ケ「私のことでしょうか? ここが何処だか分からず困っていたのですが…」

 

雛「ごめんね、私と隣に居る英助がアナタを作ったの。 基本は英助だけど」

 

ケ「それはそれは、申し訳ないです。 それで、何用ですかな?」

 

雛「アナタに名前をあげる! 自分の名前無いでしょ?」

 

この会話聞いてると自分の時を思い出すな…

カナの時はあっちから話しかけてきてびっくりした記憶がある…

 

いっそカナに性格のプログラムつけるかな…

 

ケ「ええ、名前は無いですね。 お嬢様から直接いただけるのであれば光栄です」

 

雛「お、お嬢様!? ま、まぁいいわ。 ケイね。 今日からケイ!」

 

ケ「ありがとうございます。 この名前大切に使わせていただきます」

 

英「そろそろ寝ようぜ…」

 

雛「確かにもうありえない時間ね…今日も学校なのに大丈夫かしら?」

 

カ「大丈夫です。 英助は絶対に起きなければいけないので」

 

雛「なんで?」

 

カ「弱みを握っていますので。 それを暴露しようとすれば跳ね起きます」

 

このソフトは躊躇が無さ過ぎる。

カナが鳴らすアラームで起きなければ俺の人生がいろいろと終わってしまう。

 

雛「へぇ~…まぁ起きてくれるなら起こしてよ?」

 

英「別にいいぞ。 今日もクラスの視線が痛いのか…めんどくせぇ…」

 

雛「じゃ、アンタのベッド借りる。 床で寝てくれない?」

 

英「普通俺ベッドじゃね!?」

 

ケ「マスター、女性には優しくするものです。」

 

英「お前まで女子の味方か!? はぁ…分かったよ」

 

なんで俺が布団を出してまで寝なきゃいけないんだ…

理不尽すぎる…

ていうかケイからカリスマがあふれ出して反論することすらままならない…

何だあれ!?

 

雛「じゃ、おやすみー。 アンタのベッド質良いわね…ちょっとズルい」

 

英「早く寝ろ…俺のまぶたはもうくっついてるんだ…」

 

 

もう目を開けられねえ…

あくびも出ないくらい眠い…

 

寝よう…

 

俺は気付かなかった。

カナがPCに移動してケイと話していることを…




ケイは女子からすれば最強です。
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