将来自宅警備員に彼女ができる話 完結   作:sinnsia

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4話

俺は今猛烈に家に帰りたい。

分かりきっていたはずだ。

だがこの視線をどうにかして欲しい。

 

朝からゲームについて話しながら登校している姿が仲良さげに見えたからだろう。

 

正直、それでも歯を食いしばってる人たちはなぜこんなひ弱なゲーマーすら相手にできないのだろうか…

 

雛「相変わらず辛そうだね~」

 

英「おかげさまでな。 んで、何か用か?」

 

雛「何? 彼女が来て嬉しくない訳?」

 

英「どちらかというと迎えに行くタイプなんですー。 今はそんなことしたくないけど」

 

あ、何か女子からも視線を感じる。

なんだろう。

男子よりかは痛くないけど…

 

あー。家帰りてー。

 

雛「女子に興味ない男子ってどうかしてると思うわ…」

 

英「男子は煩悩の塊だぞ? 抑えるもんぶっち切れたら女子あぶねーだろ」

 

雛「そういうアンタは私に対しては何の反応もしないわよね」

 

英「だって欲情しねーもん」

 

雛「なっ…私に興味が無いってこと!?」

 

英「違げーよ。 位が高すぎて欲情しても届かないんですー」

 

だってさぁ…

高校で手を出してもし出来ちゃったらどうするのさ。

ゲーマー仲間ってだけで彼氏彼女関係だけどそこまで進む気は無いよ?

プライベートなタイムも取りたいし。

 

雛「今のアンタは私と隣に居るんだから位なんて関係ないわ」

 

英「へいへいそーですか。 次家来るときは気をつけてくださいねー?」

 

雛「何その発言……別にアンタなら…」ゴニョゴニョ

 

英「何か言ったか? で、今日も対戦するのか?」

 

雛「いや、今日は家に帰るわ。 ケイを家に移動させたいし」

 

あー…今俺んちだっけ?

メール送れば移動できた気がするが…

何より俺はこいつのメルアド知らん!

 

英「メールですぐ移動できるぞ?」

 

雛「あ、そうなの? じゃ、メモするから帰ったらメールすること。 いい?」

 

英「へいへい」

 

ぐっ…

さっきより視線が痛くなった!

 

てめぇらそんなにメルアド大事か!

どうせ彼女居る奴も混じってんだろ!

今の彼女大切にしろ!

 

って思いながら今日の授業で何があるかを確認するフリをしてにらみつける。

 

後ろからの視線は一気に減った。

 

何これ。

俺そんな怖いのか?

 

席を立ってトイレの鏡を見ると、とんでもなかった。

目の下にクマがすごいわ髪ボサボサだわ目つき恐ろしいわ…

これじゃしょうがないか。

 

よくアイツは俺を見て何も思わないな…

正直アイツの目にどう映ってるのか知りたい…

 

 

 

 

なんでアイツってモテないのかしら…

身長は高いし、体つきもいい。

おまけに成績優秀。

多少目つきが怖いかもしれないけど中身はいい人なのに…

やっぱり中身がみんな分からなくて怖いのかしら?

 

充分いい人d…

何考えてるの私!

アイツとはゲーム仲間ってだけで…

 

あー!!

もう、帰ったらゲームしまくって忘れよう!

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