これはゾンビですか? ~いいえ、彼は問題児です 作:白ウサギ@FGO
目を覚ますと何故か真っ白な空間にいた。
「はっ?」
いったいどういうことだ?確か俺は学校の帰り道、行きつけの本屋でラノベを買ってそれから………
駄目だ、そこから先が全く思い出せん。
俺がそんなふうに考え事をしていると、
「いやーごめんごめん」
そんな声が聞こえてきた。
そちらを見ると子供がにこやかな笑顔で立っている。
「何個か聞きたいことがあるんだけど、いいか?」
「うん。なんでも聞いてー」
「それじゃあまず始めに、あんたは誰だ?」
「僕は君たちの世界で言うところの神だよ」
「ふーん」
「あんまり驚かないんだね」
俺の反応が意外だったのか、こんなことを聞いてくる。
「まあ、ドアもない真っ白な空間に突然現れたやつが人間ではないだろうなと思って。次に、なんで神様が俺個人に会いに来たんだ?理由もなしってわけじゃないんだろ?」
「うん。実は僕の部下が手違いで本来死ぬはずのない君を殺しちゃってね。それで僕が君に会いに来たの。あとついでに、どんな人間か気になって」
なんかすごいこと言ってるぞ、この神様。
「つまり、あんたの部下のせいで俺は死んだのか?」
「うん。そういうこと」
「……まあ死んだのならしょうがないか。それで?」
「うん。だから君を転生させてあげようと思ってね」
それはまた、随分太っ腹なことで。
「行く世界は?」
「それを今から決めるところ」
神様はそう言うと、どこからともなく箱をとりだす。
「それじゃあ決めるよ。君が行く世界は………じゃん!『これはゾンビですか?』」
これはゾンビですか?の世界か……これは楽しめそうだな。
「次は特典だけど何がいい?」
うーん、そうだな……よし、決めた!
「まず一つ目に問題児シリーズの逆廻十六夜の能力。二つ目にこれも問題児シリーズなんだが、ギフトカードをくれ。三つ目にこれはゾンビですか?の原作知識の消去。最後にこれはお願いなんだが力の制御がちゃんと出来るようにしてほしい」
「うん、どれも可能だよ。でも原作知識は消してよかったの?」
「いいんだよ。先が分かったら面白くないだろ」
「まあ確かにそうだね。それで次は君の名前だけど……」
「元のままでいい」
「わかった。容姿は?」
「んー、なんでもいいや。でも流石に不細工はやめてくれ、それ以外だったら基本なんでもいい」
「うん、わかった。……よし、これで大丈夫だ。それじゃあ行ってらっしゃい」
「ああ、行ってくる」
俺がそう言うと足元の感覚がなくなった。
「はっ?」
「それじゃあねー」
「ちょ、待てやこらあぁぁぁぁぁぁ!!」
こうして俺の新しい人生はスタートした。
「さて、行ったか」
そう言って僕はタブレットを取り出す。
「さて、取りかかりますか」
そう言って僕はタブレットを操作する。
数分後……
「よし、これでいいだろう」
『名前:九十九 神無(つくも かんな)
容姿:問題児シリーズの逆廻十六夜
特典:
獅子座の太陽主権
ギフトカード
魔力 大
あらゆる天賦の才
神の加護』
「まだ入れても問題ないしサービスしとこう。これで彼もかなり楽しめるだろうしね」