少し急いだので間違いはあるかもしれませんがここまではシナリオ通り。
零士のメンタルが…。さりげなく新キャラ出てるし…。
E組は1クラスだけ普通の旅館に泊まる。その名前は…“さびれや旅館”
何でそんな名前にしようと思ったのだろう。謎だ…。
「…1日目で既に瀕死なんだけど」
「新幹線とバスで酔ってグロッキーとは…」
殺せんせーは2人が言う様に酔っている。岡野が口では心配するもののナイフを刺そうとしている。
「なぁ、殺せんせー、そこ座りたいからさ、退いてくんない?」
零士が殺せんせーに退くように言う。周りのみんなはどうでもいいという風に見ている。
「もう少ししたら退きます、零士君。先生これから東京に戻りますし。枕を忘れてしまいまして」
「「「「「あんだけ荷物あって忘れ物かよ!」」」」」
超生物が枕変わって寝れないとかふざけてるだろ。でも…俺はこんな奴に負けたのかよ……。情けねぇ。
零士は殺せんせーやみんなのいる所から離れて烏間先生の所へ向かう。
「なぁ、烏間先生。京都に雇ったスナイパーを呼んでるんですよね。誰なんですか」
「零士君か…。生徒である君に教える意味はない。それに殺し屋の君に国は依頼をしないと言っただろう」
「もうあんな事はしません。実力で殺ります。知り合いならターゲットの弱点をちゃんと教えておくんです」
「そうか…なら仕方ないな。今回雇ったのは“レッドアイ”という殺し屋だ。知っているか?」
「あぁ、知ってます。相棒と仲が良くて、会った事があります」
「相棒?」
烏間先生は零士の口から初めて聞いた言葉について質問する。
「あぁ、3年前に今までの相棒がいなくなって龍さんの所に行ってから組んでるんです。コードネームは“ブレット”。レッドアイと同じくスナイパーです。この任務にはそいつの方が向いてる気がするんですけど…」
「俺もそう思ったんだが…龍牙の奴にこの任務を受けてもらえなくてな。それに今はロンドンにいるらしくてな」
そういやそうだったな…。
そういえば“レッドアイ”の番号知ってたな…。助言してやるか。
「まぁ、“ブレット”の奴は俺と違って色々出来るから仕事多いんですよ。その内受けてくれます。じゃあ俺は“レッドアイ”に電話でもしてきます」
「零士君。君の技術は素晴らしいものだ。君がクラスで協力しながら出来るのであれば国はもう一度依頼をすると言っている」
「了解です」
零士は烏間先生との話を終わらせて外に出る。そして電話を掛けた。
{よう、ゼロ。久しいな。お前が掛けて来るなんて珍しいな}
「まぁな。今日は明日の暗殺に向けて少し助言を、と思ってな」
{! 何でお前がそれを知ってんだ? 国家機密だと聞いたんだが…}
「俺もその任務やってんの。ていうか俺の通ってる学校がターゲットのいる所なんだよ。まぁ、昨日派手にミスったけど」
{へぇ、お前がミスんのかよ。自慢の縮地術はどうした?}
「初見なのにかわされた。そんな奴だ」
{へぇ、そうか。情報ありがとよ。“ブレット”によろしく}
「おう」
零士はそう話して電話を切った。
ブレットか…また久々に会いたいな。
そう思いながら零士は烏間先生に“そこまでするか”という程頼んで同じ部屋に寝させてもらった。
翌日、E組は暗殺実行の為に出発した。
俺ら1班は嵯峨野トロッコ列車の鉄橋の上で実行する予定だ。まぁ、俺は完全に浮いていて誰とも話さず着いて行くだけだが。
「おぉ~~~! 窓がないから凄い迫力!
これだけ解放的なら酔いませんし。しかし時速25kmとは速いですねぇ」
殺せんせーのテンションが上がっている。ここを指定したのはやはり成功らしい。
「マッハ20が何言ってんだ」
そして磯貝が頷き、1班全員に合図を出す。それに零士以外は頷き返す。
{鉄橋の上で少しの間停車します。保津峡の絶景が一望出来ますのでどうぞゆっくりご覧ください}
「あ!見て見て殺せんせー! 川下りしてる!」
「どれどれ」
倉橋のわざとらしい演技に騙されてるのかは分からないが殺せんせーが窓から身を乗り出す。
この班ではそれが暗殺の合図だ。
レッドアイもそれを合図にライフルの引き金を引く。
「おっと、八ツ橋に小骨が。危ない事もあるもんですねぇ」
あるわけねぇだろ! あったら異物混入で店をやってらんねぇよ!
1班の奴等も思わず顔を逸らす。
そんな感じで1班の暗殺は失敗した。
まぁ、これで成功出来たら俺が失敗するわけねぇよ。
「では皆さん、先生は次に2班に行って来ます。皆さんも楽しんでくださいね」
そう言って殺せんせーはマッハでいなくなった。
「ダメだったね~」
「だね。まぁ、難しいとは思ってたけど」
「うん、まさか八ツ橋で止めるとは…」
「でも俺らはやるべき事をやったんだ。残りは観光しよう」
「流石磯貝! いい事言うなぁ。よし、行こうぜ!」
そんな感じでこの班も観光に向かった。
俺は観光が始まって直ぐに1班から離れた。理由は簡単だ。気まずいからだ。
「はぁ、俺も…ついこの間まではコイツらと色々考えてたんだよなぁ。って何考えてんだよ。俺は…殺し屋なんだ。アイツらとは違う」
零士はファ●タのグレープを片手にベンチに座っていた。
「もしも…アイツらと協力してたら殺れたのか?いや、出来るわけねぇ。俺とアイツらは実力が違い過ぎる。俺に仲間なんていらない。」
俺は…1人だ、昔から…。唯一心を許した奴等も、もういない。今も、これからも…。
「なのに…何で俺はあの時、引けなかったんだ…」
零士はこの時一昨日の暗殺の時、人質であった倉橋に対して引き金を引けなかった事を思い出していた。
「俺は…殺し屋だ…。今の俺には殺し以外何もないのに…。それも失ったら……俺は…どうすれば…」
零士は段々と顔を暗くしていく。メンタルが弱いとも取れる様子だ。
「なぁ、黒羽」
その時、目の前に1班の6人が来た。あれ、6人?班のメンバーは全部で7人じゃ……。
「何だよ。俺なんか放っておいて、観光すればいいだろ」
「ねぇ、黒羽君。陽菜ちゃんの事見なかった?」
矢田が先程の零士程ではないが顔を暗くして聞く。
「倉橋? 見るわけねぇだろ。どうせ迷子だろ。全く、ガキかよ…」
零士は目の前から文句を言われると構えた。
しかし…、
「なら…いいんだけど…」
「電話も繋がらなくて……」
ー倉橋sideー
「いやぁ、君椚ヶ丘の娘だよなぁ。可愛いねぇ」
倉橋の前には高校生が10人程いた。
「いっ、いやっ。た、助けて…」
「その怖がった顔も可愛いじゃん」
磯貝君、前原君、木村ちゃん、桃花ちゃん、メグちゃん、ひなたちゃん………
………黒羽君…助けて!
倉橋が攫われてしまいました。ちなみにリュウキとは違うグループなので4班も別の所で巻き込まれてます。
次回は皆さんが想像する通りのシナリオになるかと…。