暗殺教室 with 黒羽零士《凍結》   作:grey

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ええとまずみなさんに嘘を吐きました、すいません!本当は5話で修学旅行編をまとめるつもりが作者の文才ではまとめられず後一話追加しなければいけなくなりました。

零士「何やってんだ作者。ダラダラやってると見てもらえねぇぞ。お気に入りも外されるぞ。」

頼む、零士!君のスキルをもってすればそれを阻止できる!頼む!
龍さん、“Assassin’s coffee”1つ!

零士「バカ言ってんじゃねぇ!
まぁ、というわけで前書きからダラダラやってますが、見放す事なく見てやってください。
では本編スタート!」



修学旅行の時間 五時間目

「烏間先生。缶コーヒーいります?」

 

「零士君か。ありがたく飲ませてもらう」

 

 烏間先生と零士が缶コーヒーを開け、ほぼ同時に飲む。因みに2人ともブラックだ。

 

「どうでした、レッドアイの方は?」

 

「途中で辞退してしまってな。京都ではここまでだ」

 

「まぁそりゃそうですよね。だって殺せんせー、俺らの班では八ツ橋で弾丸止めてましたもん」

 

 烏間先生はそれを聞いて何とも言えない表情をする。まぁ、誰が聞いても同じ様な反応をするだろう。烏間先生はそれでも薄い方だ。

 

「ところで君は浴衣を着てないみたいだが…風呂にはまだ入っていないのか?」

 

「あぁ、はい。ちょっとリフティングをしようかと思ってまして。旅館の人に頼んで夜遅くに入るのを許可してもらったんですよ」

 

「そうか。ほどほどにしろよ。まだ頭の怪我だって治ったわけじゃないんだからな」

 

 零士の頭には包帯が巻かれている。その下には怪我の後がまだ残っている。

 

「分かってますよ」

 

「黒羽!卓球やろうよ!」

 

 三村が竹林との卓球を終えて声をかける。

 

「悪い、三村。俺今から外でリフティングして来るから…。烏間先生、やってみてはどうですか?」

 

「そうだな。三村君、俺もやらせてもらっていいか?」

 

「もちろんですよ」

 

 零士は烏間先生が三村と卓球を始めたのを見て、ボールを持って外に出た。

 

 

 零士は10分くらいリフティングをして部屋に戻った。

 

 ガララ

 

「おっ、零士! 良いとこ来た」

 

「ん? 何の事だ、悠馬」

 

 零士は磯貝に聞いたが前原が代わりに答える。

 

「これだよこれ。修学旅行と言ったら恋バナだろ!」

 

 そしてその言葉に木村が続ける。

 

「というわけで零士、クラスで気になる娘いる? 転級して2週間ぐらいだろ。1人くらい、いるだろ」

 

 中学3年生ってそういう事するのか……。ダメだ。分かんねぇや。

 そんで、気になる娘か…。

 

「…どうだろうなぁ~」

 

「逃げんのはなしだぜ。カルマだって言ってんだから。」

 

 磯貝が追い打ちをかける。いよいよ言わなくてはいけない状況になった。

 

「俺は……陽菜乃かな?」

 

「名前で呼びやがって!」

「羨ましい!」

 

「うっせぇよ、テメエら!」

 

 妬みの声が聞こえるが零士は一度ツッコミをした後はスルーをすると決めた。

 

「まぁ、意外でもないな。理由は?」

 

 磯貝も意外とこういう話題は好きらしい。ぐいぐい攻める。

 

「ん~そうだなぁ~。やっぱ3日間で2回もだろ。ちゃんとそこら辺のケアはしてやらねぇと。男性恐怖症にでもなったら可哀想だし。実際原因は俺にもあるからな。尚更気にかけてやんねぇと」

 

 今の言葉を聞いて零士以外の男子は皆、脱力する。

 

「お前なぁ~。」

「意味が違うよ。」

「零士ってかなりの鈍感?」

 

 ー零士の弱点③ー

 鈍感

 

 渚はそっと上の様にメモしたらしい。因みに①は“プライドが高い”で②は“不器用”だ。この先増えていくかは謎だが…。

 

「はぁ。零士のはちょっと期待とは違ったが「どういう意味だよ!」大半は知られたくないだろ。だからこの投票結果は秘密な。女子や先生には絶対に言うなよ」

 

 零士の指摘は無視して磯貝は話していく。

 

「なぁ悠馬。窓の方見てみろよ。殺せんせーに見られてる上にメモ取られてるけどいいのか?」

 

 ……………………。

 

 男子達の間に長い沈黙が流れる。

 

「殺せ!」

 

 前原の掛け声と共に(零士以外の)男子が一斉に飛び出す。

 

「みんないなくなったし、俺はもう一度リフティングやって風呂行くか」

 

 零士は皆に遅れる事1分、ボールと一応ナイフと銃を持って外に出た。

 

 

 ー倉橋sideー

 

「ビッチ先生まだ二十歳ィ⁉」

 

 女子部屋ではビッチ先生も加えて盛り上がっていた。

 

「経験豊富だからもっと上かと思ってた」

 

「ねー」

 

「毒蛾みたいなキャラのくせに。」

 

 ひなたちゃん…その言い方は…。まぁ、否定は出来ないんだけどね。

 

「それはね、濃い人生が作る色気が…Σ誰だ今毒蛾つったの!」

 

「遅いよツッコミ…。」

 

 いつも渚を筆頭に素早いツッコミの多いこのクラスにとって、ビッチ先生の今のツッコミは遅過ぎる。

 

「女の賞味期限は短いの。あんた達は私とら違って…危険とは縁遠い国に生まれたのよ。感謝して全力で女を磨きなさい」

 

「ビッチ先生がまともな事言ってる」

「なんか生意気~」

 

「なめくさりおってガキ共!」

 

 ビッチ先生は残り少ないビールを飲み干し、そんな様子の女子に言った。

 

「ところであんた達、どうなのよ。クラスの中に気になる男子ぐらいいるでしょ」

 

 その言葉をきっかけに女子でもランキングが始まった。男子とは違って自分の名前は書かず、気になる男子の名前を書く。

 

「あんた達、カラスマは無しよ。カラスマが圧勝する結果が目に浮かんで男子達が可哀想よ」

 

 それを聞いた女子の多くは一斉に書き直す。

 

 私は………やっぱり…あの人かな///? だって……あんな所見せられたら…好きにならないわけないもん……///

 

 倉橋は顔を真っ赤にしながら心の中で誰に言ってるか分からない説明を繰り返す。

 

「陽菜乃。紙、書けた? ぼーっとしてるけど」

 

「えっ? ああ、うん! 書けたよ。ゴメンね、はい」

 

 

 

 

 片岡の集計が終わり、結果はこの様になった。

 

 1位 磯貝  4票

 2位 前原  3票

 3位 渚、カルマ  2票

 5位 黒羽  1票

 

「へぇ、思ったより差がつかなかったわね。磯貝はまぁ、予想通りね。私としては…1票入ってる黒羽が気になるわね」

 

 ビッチ先生が女子の顔を見渡すと顔を赤くして目をそらす者が1人。

 

「ダメだよ、ビッチ先生。誰が入れたか分からない様にしたんだから」

 

「それもそうね。でもあんた達覚えておきなさい。私ぐらいになると表情を見れば一発で分かっちゃうから」

 

 ゔゔ……もしかして…バレてる…?

 

「でも零士君って磯貝君と違った感じのイケメンだよね」

 

 矢田が空気を変える為なのか話す。

 

「確かに。私、まだ2年生の頃、クラスメートに零士の事好きな人がいて一緒に試合見に行ったけど普通にカッコよかったよ」

 

「へぇ、あいつって結構モテるのね。あの性格さえ良ければ磯貝より上行きそうなのに」

 

「でもあの性格があっての黒羽じゃない?」

 

 そんな感じで次々と零士の話題が出て来る。

 

「ところでさ、ビッチ先生って今までどんな男をオトしてきたの? 私聞きたいな~。」

 

 倉橋は何となく話題を変えた。

 

「興味あるよね」

 

「フフ、いいわよ。子供には刺激が強いから覚悟なさい。例えばあれは17の時…」

 

 ビッチ先生が一度言葉を切る。

 

 私も含めて女子は全員ビッチ先生に注目する。殺せんせーは少し顔をピンクにしてニヤニヤしながら次の言葉を待つ。

 

 

 ………あれ?殺せんせー?

 

「おいそこォ!

 さりげなく女の園に紛れこむな!」

 

「いいじゃないですか。私も色恋の話聞きたいですよ。」

 

「そーゆー殺せんせーはどうなのよ。自分のプライベートはちっとも見せないくせに」

 

「そーだよ。人のばっかりズルい!」

 

「先生は恋バナとか無いわけ?」

 

「え?」

 

「そーよ。巨乳好きだし片想いぐらいあるでしょ!」

 

「え?」

 

 女子達によってだんだんと追い詰められていく殺せんせー。そしてついに………。

 

「逃げやがった! 捉えて吐かせて殺すのよ!」

 

 全員がナイフや銃を持って飛び出した。

 

「それと、陽菜乃。ちょっと残って」

 

 私はビッチ先生に残された。

 

「何? ビッチ先生。殺せんせー殺さなくていいの?」

 

「どうせ無理よまだ。

 そういえばあんた、黒羽の事、好きなんでしょ。気になるなんてレベルじゃなくて」

 

 ビクッ

 

「ソンナコトナイヨー。」

 

「本当?」

 

「ホントホント」

 

「本当にそうなの? 惚れちゃったんじゃないの?」

 

「ホレテナイヨー。」

 

「私の目を見て言ってごらんなさい。“私は零士君の事、好きじゃありません”って。言える?」

 

「私は……零士君の事…好きじゃ……無理です言えないです! 零士君の事好きです! 零士君に惚れちゃってます! ………///////」

 

 今倉橋は誰が見ても分かるくらい真っ赤だ。

 

「よく言えました。でも確かにあんな風に助けてもらったらそうなるわよね」

 

「…うん」

 

「でも陽菜乃、恋愛は自由だけど黒羽だけはやめた方があんたの為よ」

 

「! どうして? 自由なら…」

 

「あいつは殺し屋よ。それも私以上の凄腕。そんな奴がキッパリと足を洗ってなんて事は難しいわ。あんたの為にも「そんな事言わないで! 好きになっちゃったんです…。例えそうであっても自分の気持ちに嘘は吐きたくない!」…分かったわ」

 

 正直直ぐに納得してもらえるとは思っていなかった倉橋は驚く。

 

「あんたがそう思ってるなら私は応援するわ。頑張って、陽菜乃。私に手伝える事があれば協力する。でも覚悟しておきなさい。あいつは自分が殺し屋である事、そしてその意味も分かってる。あいつをオトすのは至難の技よ」

 

「うん、分かった。ありがとうビッチ先生。アピール、頑張るよ!」

 

 倉橋も殺せんせー暗殺の為に外に出て行く。そして部屋にはビッチ先生が1人残った。

 

「あの子、容姿は結構いいんだから、もっと普通の恋をすればいいのに。…でも、この教室自体、普通じゃないから無理か…」

 

 教え子の事が心配になるビッチ先生であった。




倉橋が自分の気持ちに気づきました!パチパチ
零士は見事な鈍感、天然っぷりを発揮しておりますが…。
正直作者も彼らが付き合うなんて信じられません。

次回は今度こそ修学旅行編ラスト。少し短めかな?無理かな?
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