暗殺教室 with 黒羽零士《凍結》   作:grey

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遅くなってすいませんでした!本当は0時に投稿するはずが寝落ちして完成出来ず、この時間になってしまいました

零士「はぁ、相変わらずだなぁ」

そんなこと言わないでくれ……

零士「さて、ローテンションの作者はほっといてどんどん行こうか
では本編スタート!」



師弟対決の時間

 

 

校庭にはいつも通り、勢いよくナイフを振る音とその掛け声が響き渡る。しかし、今日の雰囲気はどこかいつもと違う

 

「零士君、あれ…」

 

「ん?ああ、分かってるよ」

 

倉橋が心配そうな様子で零士に尋ねる

 

「「「「「(狙ってる。狙ってるぞ。何か狙ってるぞ)」」」」」

 

明らかに危ない人たちである

 

「本当にすまないな、零士君。俺がもう少し強く言っていれば…」

 

「いいんですよ烏間先生。俺も少しはイライラしてたんで」

 

「「「「「(黒羽 / 零士も苦労が絶えないなぁ)」」」」」

 

「今日の体育はここまで、解散!」

 

「「「「「ありがとーございました~!」」」」」

 

「ふぅ、終わったぁ」

 

「なぁ、零士。どうなんだよ、ターゲットになった気持ちは」

 

岡島がニヤニヤしながら聞いてくる。他にも何人も気になっているようだ

 

「別に……」

 

そこへ小走りで近づいて来る女が1人

 

「零士~。お疲れ~。ノド渇いたでしょ。ハイ、冷たい飲み物!」

 

「「「「「…………」」」」」

 

当然の反応である

 

「ホラ、グッといって、グッと!美味しいわよ~」

 

「「「「「(何か入ってる。絶対何か入ってるな)」」」」」

 

あんなのをる受け取るやつは誰もいない、みながそう思っていた

 

「……おっ、センキュービッチ先生。丁度欲しかったんだよ!」

 

「「「「「(受け取ったΣ?!)」」」」」

 

もらった飲み物を零士が飲もうと…………しない

 

そして岡島の方に近づいていく

 

「なぁ岡島、お前今日の訓練、すげぇがんばってたよな」

 

「え?そうか?いやぁ~照れる…ブフォッ!」

 

バタン

 

「「「「「岡島(君)Σ!」」」」」

 

零士は岡島の口にその飲み物を突っ込んだ

 

「どうだ、岡島?美味いか?そうかぁ、美味いかぁ。じゃあ残りも全部やるよ」

 

零士ほカルマ並の笑顔で岡島の口に水筒の中身を流し込んでいく

 

「はぁ。なぁ、ビッチ先生。そんなんで俺を騙せるとでも思ったのかよ…。俺も………ナメられたものだな」

 

今の零士は“黒羽零士”ではなく“ゼロ”だ。真剣過ぎる

 

「次は、もう少しマシなのを頼むぜ」

 

零士はそう言って教室に戻った

 

「……ビッチ先生…」

「流石にそれは俺らでも騙されねぇよ」

 

「仕方ないでしょ!顔見知り、しかも零士みたいな鈍感に色仕掛けとかどうやったって不自然になるわ!」

 

近くで聞いていた倉橋が大きく首を縦にふる。倉橋もかなり苦労しているのだろう

 

「キャバ嬢だって客が偶然父親だったらぎこちなくなるでしょ!それと一緒よ!」

 

「「「「「知らねーよΣ!」」」」」

 

こればかりは倉橋も同意を示せない

 

 

 

 

「どうです?偶には殺される側もいいでしょう」

 

殺せんせーが零士に尋ねる

 

「んーそうだなー。でも確かに新鮮だよ。面白い経験だよ」

 

「そうです、もし零士君が当てられなかったら、先生、君の前で1秒間動きません。これ位あった方が君もモチベーションが上がるでしょう」

 

「はははっ、いいねぇそれ!殺せんせー、死ぬかもしれないぜ」

 

「ヌルフフフフ、どうでしょうねぇ」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

休み時間

 

「ふあぁぁぁぁっ、眠い…」

 

「あ!また零士君寝てる!」

 

「いいだろ、眠いんだから」

 

「ダメだよ!今日は零士君、ターゲットなんだよ。しっかりしないと」

 

零士はダルそうに少し頭を上げる

 

この2人のやり取りも割とお決まりとなりつつある

 

「何かさ、零士君って猫みたいだね」

 

「は?何で?」

 

「だって獲物を狙うときとかすごいじゃん。だけど他は全然怖くなくて。寝ててってまさにそんな感じじゃん」

 

「うっせぇ。ほっとけ」

 

要するに“スイッチが入らないとダメダメだ”というのを猫に例えて言っているのである

 

すると教室の窓がいきなり開き、外からロヴロが入って来た

 

…隙を突かれた…

 

零士は急いでイスを引く。しかしここでさらに細工がしてあった。なんとイスにストッパーがつけられていたのだ。当然イスが倒れそうになってしまった

 

「ヤバっ!」

 

「油断してたな!その一瞬が命取りだ!」

 

絶体絶命。そんな事、零士が思うはずがなかった

 

零士は素早くイスの背もたれを起点にしてジャンプし、空中で回し蹴りをした。そしてロヴロの持つナイフを床に叩きつける

 

「…なっ………」

 

「これがもし本当の暗殺だったら……ロヴロさん、アンタ()()()()()

 

零士から発せられた殺気にロヴロだけでなくクラス中が反応する

 

「……君は…一体…」

 

「俺か?俺は黒羽零士。業界では“ゼロ”と名乗ってる」

 

「!…お前が…“ゼロ”なのか……。フッ、それでは俺に殺せるはずがないな」

 

ロヴロの暗殺は失敗に終わった

 

「すごい、零士君!」

 

「別に。あんなの余裕だし」

 

そこへカルマが茶々をいれる

 

「そうなんだ~。“ヤバっ!”って言ってたのにね、()()()()()

 

「んだと?つーか、んだよその呼び方!」

 

「えー、だって倉橋さんが言ってたじゃん。零士は猫みたいだって。そんで黒いから黒猫」

 

「………あっそ」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

ービッチ先生sideー

 

師匠(せんせい)!」

 

「…フッ、まさかアイツが“ゼロ”だったとはな。実力を見誤り、怪我までするとは…。やはり、歳はとりたくないもんだ」

 

ロヴロの手は零士に蹴られ、怪我をしている

 

ロヴロはこの暗殺対決から手を引くようだ

 

「…そんな諦めないでロヴロさん!まだまだチャンスはありますよ!零士君は所詮はガキです!不器用ですし余裕です!」

 

なぜか殺せんせーはロヴロを応援する

 

「例えば殺せんせー。こんなに密着していても俺ではお前を殺せない。それは経験から分かる。まぁ、あの小僧は己の強さを上手く隠していたがな。だが、これで分かった。イリーナ、お前もあの小僧は殺せない」

 

師匠(せんせい)の言う通りよ。零士と私の実力の差は歴然。生まれたばかりの赤ちゃんがあのタコを殺すのと同じくらい、私が零士を殺せる確率はない。一体…どうすれば……

 

「…そうですか。あなたが諦めたのは分かりました。ですがあれこれ予想する前に…イリーナ先生を最後まで見てください。経験があろうがなかろうが殺せた者こそが優れた殺し屋なのです。それが例え、まだ14歳のガキだったとしても」

 

「フン…好きにするがいい」

 

そう一言言って、ロヴロは部屋を出た

 

「…アンタは本気で思ってるわけ?」

 

「もちろんです。あなたが彼から何を教わったかは知りません。しかし、教室(ここ)で何を頑張って来たかはよく知っています」

 

私は少しそれを聞いて嬉しくなった。このタコ…私の事、意外と見てるのね

 

「例えば昨日通販で発注した下着。頑張ってますねぇ」

 

ピンクの顔で言ってくる

 

「あーーーーッ、このエロダコ!」

 

「あなたの力を見せてあげてください。プライドの高い、彼を殺してみてください」

 

ビッチ先生は“…フン!”と言いながらナイフを受け取り、零士のいる外に出た

 

ービッチ先生sideoutー

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

ー倉橋sideー

 

「ねぇ、渚君。零士君ってどこ行ったか分かる?」

 

「あそこだよ。木の下でリフティングしてる。なんか“時差ボケはしても体はボケちゃいけない”って言って外に行った。僕たちに言わせれば、既にチートっぽいけどね」

 

「だよね」

 

私と渚君はしばらく零士君のリフティングを見ていた

 

「渚君、倉橋さん、見てみ、あそこ」

 

そこへカルマ君がやって来た。零士君の方を指差しながら言う

 

「零士君がリフティングしてるだけでしょ」

 

「その零士に近づいて行く女が1人。殺る気だぜ、ビッチ先生」

 

ー倉橋sideoutー

 

ー零士sideー

 

「ちょっといいかしら、零士」

 

「へぇ、正面から来たんだ。どんな方法で殺るのかな?」

 

零士はリフティングをやめ、ボールを地面に置き、その上に座る

 

「ねーえ、いいでしょ零士?私はどうしても教室(ここ)に残りたいの、わかるでしょ?ちょっと当たってくれればいい話よ」

 

結局……色仕掛けかよ…。ちょっと失望したな、ビッチ先生

 

「へぇ、どんな方法かと思ったら色仕掛けかよ。効かないって分かんないのかなぁ」

 

「本当はドキドキしてるんじゃないの?見返りはイイコト。あなたが経験した事のないような極上のサービスよ」

 

「…いいぜ。殺ってみろよ。当てられるもんならな」

 

「じゃ…そっち行くわね」

 

ビッチ先生は脱いだ上着をその場に置き、木の後ろにまわる

 

次の瞬間、零士は足を引っ張られボールの上から落ちた

 

しまった!ワイヤートラップか!

 

ボールは零士の足に当たり、どこかに飛んでいく

 

そして零士はビッチ先生に上を取られた

 

「はぁっ、はぁっ、はぁっ。(もらった!)」

 

 

 

 

「うおぉ!零士の上を取った!」

「ビッチ先生スゴイ!」

「零士ザマァ!」

 

教室でも色々な声が聞こえる

 

 

 

 

ビッチ先生は勢いよく零士に向かってナイフを振り下ろす

 

そしてそのナイフは零士に当たる

 

 

 

 

……はずだった

 

「……えっ…」

 

ビッチ先生の腕にボールが当たった。全く予想のしてなかった横から飛んで来たものだった。ナイフはそのままビッチ先生から遠いところに飛んで行く

 

「…そんな。ダメ…だった………」

 

「いや、俺の負けだよビッチ先生」

 

零士は突然の出来事に呆然としているビッチ先生の下から抜け出した。そしてビッチ先生のナイフを取って返す

 

「さっきのボールは本当に偶然だ。あんなボール1つに助けられるなんてな…」

 

「でも!この対決は私の全力だった!それがダメだったんだから……」

 

「ビッチ先生は…俺を殺すためにここに来たのかよ」

 

「!」

 

「ビッチ先生は殺せんせーを殺すために来たんだろ。だからビッチ先生が殺すのは俺じゃない」

 

零士はそう言いながらビッチ先生にナイフを握らせ、自分の心臓の上まで導く。そしてナイフが当たった

 

 

 

 

「当たった!」

「すげぇ!」

「ビッチ先生、残留決定だ!」

 

教室はビッチ先生の残留決定により、歓喜に包まれる

 

 

 

 

そこへロヴロがやって来る

 

師匠(先生)…」

 

「出来の悪い弟子だ。先生でもやってた方がまだマシだ。必ず殺れよ、イリーナ」

 

「…!もちろんです、師匠(せんせい)!」

 

その後、ロヴロは零士の方を向き直した

 

「“ゼロ”、俺の元に来ないか?お前のその技術、俺が更に伸ばしてやろう」

 

ロヴロは零士を勧誘する

 

「…お断りします。俺のスキルはたった1つだけです。不器用なんで他のスキルは中々使えないんですよ。それに、俺にはもう、師匠がいますから。クソみてぇな人ですけど」

 

その誘いを零士はキッパリと断る

 

「…フッ、そうか。“ファング”の奴、立派にやってるのか」

 

「会うなら場所教えますよ」

 

「いや、いい。この仕事をしていればその内会えるだろう。

じゃあな、“ゼロ”。君に会えてよかった」

 

「待ってください!ロヴロさん、生意気言ってすいませんでした!」

 

「…別にいいさ」

 

「それと、俺の事は“ゼロ”じゃなくて、零士って呼んでください」

 

「分かった。それじゃあな、零士」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

「零士君!帰ろ〜!」

 

「おう、じゃあ行こうぜ」

 

今日は補習のない零士は倉橋と下校する

 

「零士!どうしてあの時、当てさせたの?」

 

「だから、偶然だって言ってんだろ」

 

ビッチ先生が後ろから来る

 

「アンタの事だから狙ってたんじゃないの?」

 

「買い被り過ぎたよ、ビッチ先生。でも、理由が欲しいなら作ってやるよ。俺はアンタの事が大ッ嫌いだ。卑猥で高慢で痴女だからさ」

 

いきなりの悪口。ここまではいつも通りだ

 

「………でも…真っ直ぐで純粋なアンタの事は…心から尊敬してる。アンタ程の“挑戦と克服のエキスパート”は俺は見た事ない。俺はビッチ先生のことは大嫌いだけど………結構嫌いじゃない」

 

最後の方は声が少し小さい。やや恥ずかしいのだろう

 

「……零士…」

 

ビッチ先生は思わず感動しかける

 

「まっ、所詮はビッチだけどな」

 

この一言で全て台無しだ…

 

「キーっ、やっぱりアンタの事嫌いよ!」

 

「おぉ、俺ら気が合うな。俺も嫌いだ」

 

そう言って零士と倉橋は帰る

 

「ねぇ、零士君。本当にあのボール、わざとじゃないの?」

 

「さぁね?()()って事にしといてくれよ。あのビッチでもこの教室にはいて欲しいだろ」

 

まぁ、どうせ勝っても殺せんせーが殺らせてくれるわけないしな。それだったらあのビッチを残らせた方がクラスのためになる

 

余談だが、その後烏間先生が職員室で甲冑を見つけたらしい

 

「うん!」

 

零士も何だかんだ言って、この暗殺教室にハマってしまっているらしい

 

「なぁ、陽菜乃。俺さ、明日の土曜に補習終わらせるからさ、日曜、どっか出掛けねぇか?」

 

「えっ……?いいの?!」

 

「何で嘘つくんだよ。それにこのクラスに最初来た時も、“その内行こう”って言ったろ」

 

零士は正体を隠していたとはいえあの日のことを覚えていた

 

「じゃあ…動物園行こうよ!最近私も行ってないんだ~」

 

「よく分かんねぇからさ、オススメんトコで頼むよ」

 

「うん!じゃあ、今日中に連絡するね」

 

「おう」

 

こうして零士と倉橋の動物園デート(?〕が決まった

 




いかがでしたか?原作とは少し違った感じを通っての原作通り。少し無理矢理過ぎですよね

まぁ、今回の反省は心の中でしつつ、感想で何か言われたらその都度答えます

次回は作者自身これが処女作なので初のデート回!……はい。特に何もありません。自身はほぼゼロですので期待せずに待っていてください。それにデート回じゃなくて《デート(?)回》ですから

では、また次回
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