暗殺教室 with 黒羽零士《凍結》   作:grey

27 / 51

今回は新たにオリキャラを投入です

とはいえ思いっきりギャグ回。面白いかは別としてオリキャラのキャラが描けていればと思います

それと関係ないですが、評価に色がつきました!投票してくれた方ありがとうございます!感想や評価、これからも待ってます!

では本編スタート!



転校生の時間 二時間目

 

 

 

 

零士は朝食のトーストを食べ、コーヒーを口に運びながらニュースを見ている

 

{それでは次のニュースです。現地時間で夜8時、フランスで臓器売買の組織のボスと思われる女性が心不全で亡くなっているのが見つかりました。死体は死後3日程経過していますが目立った外傷がない事から現地警察は病死の線で捜査を進めています}

 

その後も何か言っていたが俺は耳を傾けなかった。俺にはこれが殺し屋による殺人である事もその手口も誰が殺したのかも分かったからだ

 

「……流石“ブレット”。仕事が早いな。まだ1ヶ月経ってねぇぞ」

 

零士はテレビを消し、鞄を持って家を出た

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

「おは~、零士君。遅かったね」

 

「ん?ああ。ちょっと気になるニュースがあってな」

 

そこへ殺せんせーが自慢の触手を動かしながら教室に入って来る。烏間先生も一緒だ

 

「みなさん、おはようございます。今日はみなさんに新たな仲間が加わります」

 

「急な話ですまない。防衛省でも急遽決まった事でな。本来なら後1人の予定だったんだがもう1人追加する事になった」

 

このセリフから今日来るやつともう1人いる事が分かった

 

「烏間先生、その転校生は…その…やっぱり……」

 

学級委員の片岡が聞く

 

「ああ、そうだ。現役の殺し屋で君たちと同い年だ」

 

!よくもまぁ、そんなに見つけられるなぁ

 

「その転校生はどこですか?」

 

「すまない。彼は少し遅れていてな。コイツの暗殺をいきなり仕掛ける様で、その準備をしている」

 

「ヌルフフフフ、面白いですねぇ。予告暗殺ですか。まぁ、どんな殺し屋であろうと零士君や律さんの様に手入れしてやりますがね」

 

その時、とある2人がイラッとし、同時に何も言えなかったのは言うまでもない

 

「ねぇ、零士。その殺し屋ってもしかして俺らの中の誰かを人質にとるかなぁ?」

 

ニヤニヤしながら言うカルマ

 

「許してつかあさい、許してつかあさい」

 

零士はただそれだけを呟き続ける

 

苦笑いとニヤニヤして笑みを浮かべる奴がよく分かれている。誰かはみなさんお分かりだろう

 

「!メグ!体を後ろに反らせ!」

 

さっきまでの様子とは一転して零士が声を荒げる。何の前触れもなく、だ

 

片岡が言われた通りにした次の瞬間、窓から一直線に何かが飛んで来た。それは殺せんせーへと真っ直ぐ向かって行き、触手を一本破壊する

 

「「「「「!狙撃?」」」」」

 

零士が弾丸が飛んで来た窓の方へ急ぐ

 

窓は割れてない。予め窓の一部に穴が空いていたのか。こんな端じゃあ気づかなくてもおかしくない

 

零士は勢いよく窓を開け、叫ぶ

 

「誰だ!」

 

すると窓枠の上に何かが飛んで来た

 

「!これは……ワイヤー?」

 

さらにそのワイヤーを伝って何かが飛んで来る

 

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」

 

なんとか大魔王のセリフを言いながら少年が窓から飛び込んで来た

 

「呼んでねぇよΣ!」

 

いきなり窓から入って来たヘッドホンをつけた少年。しかもその少年は零士と見事な掛け合いをする

 

「まぁいいじゃん細かい事はさ。もっと歓迎してくれよ~“ゼロ”。せっかくお前の相棒が海を超えて来てやったんだぜ」

 

「うっせぇ“ブレット”。これは俺の依頼だ。龍さんもそう言ってただろ」

 

「ああ、言ってた。でも今日からは俺も()()()()()()

 

「はァァァァ?んだよそれ!」

 

「「「「「ちょっと待てΣ!」」」」」

 

今まで完全に空気だったE組メンバーが声を揃えて言う

 

「優希君。零士君とは積もる話もあると思うが…先に自己紹介をしてくれ。みんなもどうしていいか困っている」

 

ここで烏間先生が助け舟を出す

 

「あっ、そっか。忘れてたぜ。俺ってマジで忘れっぽいんだよな。いやぁ~失礼失礼」

 

零士と烏間先生以外誰1人着いて行けてない。いや、烏間先生もかなりギリギリだろう。彼の独特のリズムに皆、飲まれてしまっている。もちろん、殺せんせーもだ

 

「えぇ、じゃあ自己紹介します!白河優希です!一応殺し屋“ブレット”として活動してます!皆さんと同い年なんで気軽に優希って呼んでください!よろしくお願いします!」

 

元気な自己紹介だ。そして冒頭の勢いに飲まれたままのみんなは、ややフリーズしたままだ

 

「……ええ、ではみなさん。優希君に質問がある人はいますか?」

 

「はい」

 

「どうぞ、磯貝君」

 

「えっと…まずはよろしく、優希。俺は磯貝悠馬だ。学級委員でもある。何かあったら言ってくれ」

 

「了解、悠馬。よろしく」

 

そのまま質問に入る磯貝

 

「なぁ、優希。何でヘッドホンをつけてんだ?」

 

みながそれを気になっていた

 

「ん?ああこれな。実は俺、無駄に耳がいいんだ。だからこれぐらいしないと周りの音がうるさくてしょうがねぇ。絶対音感とかもあるしな。ちなみに目もいい。そしてまぁ特殊な能力的なのもある。それはその内説明するよ」

 

「ああ、分かった」

 

続いて手をあげたのはカルマだ

 

「俺は赤羽カルマ。カルマでいいよ、優希。じゃあ質問ね。零士との関係は?」

 

「ん?そうだなぁ~何て言えばいいのかなぁ。よしっ、じゃあ零士、よろしく!」

 

………はァ?ふざけんな!

 

「何で俺が答えんだよ!」

 

「いいじゃん!俺らパートナーだろ!」

 

「それが答えじゃねーか!」

 

またもや始まったコント?。この時、みなは零士がとんでもない苦労人である事を悟った。同時に面倒な奴が来たと思った

 

「えっと…優希?お前と零士は殺し屋としてのパートナーって事?」

 

「そうそう。頭いいなぁ、カルマ!」

 

もう零士はツッコまない。来てから10分経たない内に零士はギブアップをした

 

その後は優希が軽い奴だと分かり、様々な質問が飛び交う。全て答えたのは零士だが…

 

 

 

 

「零士ー、要するに優希ってどういう奴なんだ?色々あり過ぎて分かんなくなって来た!」

 

ついには優希ではなく零士に質問を始める始末。しかも優希はクラスの女子1人1人に声をかけ始めている

 

「ん~そうだなぁ。簡単に言うと、“万能”。習得しているスキルは数知れない。そしてそのスキルが全てハイレベルだ。本職はスナイパーかガンナーだけど、どんな役でもこなせる。潜入暗殺から正面戦闘まで何でも来いって感じだ」

 

説明をしている零士の方を見ようともしない優希は今、速水の前にいる

 

「ねぇ君、可愛いね。名前は?」

 

「ふぇっ……えっと、速水…凛香だけど…」

 

やや顔を赤くする速水。これではナンパだ

 

「へぇ、凛香ちゃんかぁ。顔だけじゃなく名前も可愛いや。よろしく」

 

優希は速水の手を取り握手をする

 

「暗殺以外のアイツを表すのにピッタリの言葉は“チャラい”だ」

 

「「「「「(変なスイッチ入ったΣ!)」」」」」

 

続いて優希は次の女子に声をかけようとすると1人の男と目が合う

 

「…お前、俺と同じ目をしてるな。名前、何て言うんだ?」

 

その目線の先にいたのは

 

「俺?名前は…岡島大河だけど……」

 

岡島だ

 

「そうか、大河か。出会いの記念にこれをやるよ」

 

すると優希は鞄の中から紙袋を取り出した

 

「…こ、これは!いいのか?本当に」

 

「お前なら、この価値がわかるはずだ」

 

「あぁ、分かる。俺にはこの…()()()の価値が!」

 

「やっぱりそうか…。大河、いや“ブラザー”!」

 

「ああ、優希。いや、“ブラザー”!」

 

2人は肩を組んでいる

 

「アイツは……“エロい”。そして“変態”だ!」

 

「「「「「(何か、方向性変わってるΣ!)」」」」」

 

「零士君!戻って来てΣ!」

 

みんなは心の中でそう言い、倉橋は叫ぶ

 

「コラΣ!優希君!学校にそんな物持って来ない!羨ましい…」

 

「「「「「本音が漏れてるΣ!」」」」」

 

ツッコミが止まない、今日この日。今日一日でE組全体のツッコミスキルが一気に上がったらしい

 

「まぁまぁ殺せんせー。んな事気にすんなよ。これやるからさ」

 

優希は再び紙袋を取り出し、渡す

 

「……お主も悪よのう」

 

「いえいえ、お殺様ほどでは」

 

またもや聞いた事のある様なやり取りだ

 

「殺せんせー、何やってんのΣ!」

「ノリノリかよΣ!」

 

ブルータス(殺せんせー)、お前もか」

 

「「零士君、戻って来てΣ!」」

 

渚と倉橋は零士に戻って来てもらうために必死でツッコむ

 

 

 

 

何とか正気に戻った零士はようやくまとめに入る

 

「えっと……要するに優希は殺し屋として俺とはタイプも全然違うハイレベルな奴だ。でも普段はそんなんじゃない。チャラくて、エロくて変態で。まるで陽斗と岡島を足して2で割ったような奴だ」

 

「「「「「あぁ、納得!」」」」」

 

「「オイ、どういう意味だΣ!」」

 

全員がツッコミ、前原と岡島が更にそれにツッコむ

 

ー零士sideoutー

 

ー渚sideー

 

「ねぇ、カルマ君。優希君、すごく仲良くなれそうだね」

 

僕はカルマ君の席の近くに行ってそう話しかける

 

「うん、そうだね。でもさぁ、俺ら、優希の事、何も知らないよね」

 

「え?」

 

「だってさ、アイツがこの教室に来てから、自分についてほとんど話してない。最初のネタから一気にペースを持ってかれて、もう馴染んでる。自分でも気づかないうちに受け入れてる」

 

それもその通りだ。優希君はずっと前からここにいたかの様にこのクラスに馴染んでいる

 

「警戒したくても出来ない。気付いたらそこにいる。優希ってふざけた奴かと思ったけど…すごい殺し屋なんだね」

 

「うん。零士君はオーラというか殺気というか、まぁそんな感じから怖いって感じられるけど……」

 

「優希は警戒出来ない。全然怖くない。だからこそ、アイツが別の意味での怖い」

 

こうして僕達E組に新たな仲間が加わった。名前は白河優希。コードネーム“ブレット”。零士君曰く、凄腕のスナイパーらしいけど、僕達はその実力を知らない。彼を新たに加えて、僕達は殺せんせーを殺すんだ

 





そんな感じで零士のパートナー“ブレット”が加入します。ヒロインも決めていますがおそらく分かるはずです。詳しい情報は近い内に更新しておきます

ていうかこの回、時間がほとんど進んでない!色んなネタを入れ過ぎだ!なぜにこのタイミングでギャグ回なんだ!作者でさえ優希にペースを掴まれている……

零士「んなわけあるか!」

すいません!

零士「上手くまとめられなかっただけだろ!」

はい、すいません!

零士「というわけでオリ回はあと1話ってトコらしい。それと質問とか感想とか待ってるぜ!では、また次回」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。