暗殺教室 with 黒羽零士《凍結》   作:grey

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オリジナル入れると言いましだが嘘です!それを入れると今までで一番長くなるのでやめました。球技大会前にオリジナルを1つ入れてから行きます

イトナ回ラスト、生徒と殺せんせーの絆を再確認の回

では本編スタート!



絆の時間

 

 

 

 

「勝負ありですね、イトナ君。零士君と戦うというイレギュラーが発生しましたが、彼もそのルールの中で戦っていた。そして君の足はリングの外に着いている。君の負けですねぇ。ルールに照らせば君は死刑。もう二度と、先生を殺れませんねぇ」

 

完全にナメた表情の殺せんせー。普段なら“俺のおかげだろ”とツッコむはずの零士も壁を壊した事によりそれどころではない

 

「生き返りたいのならこのクラスで皆と一緒に学びなさい。性能計算では測れないもの。それは経験の差です。零士君は君よりもそういう経験がある。自らの欠点も熟知している。だから工夫も出来る。先生が先生になったのはね、そういう工夫の手助けをして、見守る為です。この教室で皆の経験や工夫、先生のやり方を盗まないと君は私には勝てませんよ」

 

それを聞き、イトナの様子が見て分かるぐらいおかしくなる

 

イトナは黒い触手を出し、暴れ出す

 

「俺は、強い。この触手で、誰よりも強くなった」

 

「……」

 

「ガアッ!」

 

イトナは殺せんせーに襲いかかる

 

「イトナッ!」

 

クロがイトナに向かって叫ぶ。するとクロからは凄まじい殺気が放たれ、イトナは気絶する

 

「!(何て殺気だ……。それだけでイトナを気絶させるだけじゃない。イトナ以外、誰1人気絶させる事なく…。クロって女…底が知れない……)」

 

「すいませんね、殺せんせー。どうもこの子は…まだ登校出来る精神状態じゃなかったようだ。転校初日で何ですが…しばらく休学させてもらいます」

 

シロは気絶したイトナを背負ってドアへ歩いて行く。そしてシロに何事もなかったかのように着いて行くクロ

 

「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません。一度E組に入ったからには卒業するまで面倒を見ます。それにシロさん、クロさん。あなた方にも聞きたい事が山ほどある」

 

「嫌ですよ。私達はこれで帰ります。どうします?力ずくで止めてみますか?」

 

その言葉の後すぐ、殺せんせーの触手はシロとクロに向かって動く

 

しかし……触手は溶けてしまう

 

「対先生繊維。君は私達に触手一本触れられない。心配せずともまた直ぐに復学させるよ。3月まで時間はないからね」

 

「安心してください。私達が責任もって家庭教師を務めます」

 

シロとクロはドアから外に出る。しかしドアの奥には立ちはだかる者が1人

 

「待てよ、クロ。俺はアンタに話しがある」

 

「私はないわ、黒羽君」

 

「アンタ、何者だよ。その殺気、隙も全くない。それに雰囲気も数々の修羅場を潜り抜けて来たかのようなものだ。ホントに何者だ?」

 

クロは自然な体運びで零士の横に移動すると頭に手を乗せる

 

!気づかなかった……。これが…本当の暗殺だったら俺は…死んでるッ!

 

「…また、会えるといいわね、零士」

 

!何で…急に呼び方を変えたんだ?でも…んな事関係ねぇ。油断してたわけじゃない。なのに警戒出来ないまま頭に手を乗せられた…。一歩も…動けなかった……

 

そしてシロとクロは去って行った

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

「恥ずかしい…恥ずかしい…」

 

その後、なぜか殺せんせーは恥ずかしがっていた

 

「何してんの、殺せんせー」

 

「さぁ、さっきからああだけど」

 

片岡と岡野が机を元に戻しながら話す

 

「シリアスな展開に加担したのが恥ずかしいのです。先生はどちらかというとギャグキャラなのに」

 

「「「「「自覚あるんだΣ!」」」」」

 

教室の後ろには似たような奴がもう1人

 

「ヤバい…ヤバい…」

 

「渚、黒羽君どうしちゃったの?」

 

「さぁ?さっきはあんなにカッコよく決めてたのに……」

 

渚と茅野が零士を見ながら話す

 

「零士君、どうしたの?そんなに怯えて」

 

「陽菜乃、俺どうしよう!教室の壁思いっきりブチ抜いちゃったんだけど!」

 

怯えてたのはそういうわけだった。一時はクロと話をするため、立ち直ったが再びナーバスになっていた

 

「そういえばさぁ、零士。こんな事言ってたよね」

 

カルマはボイスレコーダーを取り出し聞かせる

 

“スピードが売りの殺し屋“ゼロ”の一撃必殺の切り札を!”

 

「確かに、教室の壁を破壊するほどの素晴らしい一撃必殺だったねぇ」

 

「やめろΣ!それを早く消せ!」

 

「えー、どうしよっかなぁ」

 

零士とカルマの追いかけっこが始まった

 

「そういえば殺せんせー、カッコよく怒ってたね。“どこで手に入れたッ!”“その触手を!”」

 

狭間が追い打ちをかける

 

「いやあぁ、言わないで狭間さん!改めて自分で聞くと逃げ出したい!

先生、つかみ所のない天然キャラで売ってたのに、ああも真面目な顔を見せてはキャラが崩れる」

 

「……自分のキャラを計算してんのかよ。腹立つな」

 

木村が言う。ごもっともである

 

「…でも驚いたわ。あのイトナって子。まさか触手を出すなんてね」

 

ビッチ先生が真面目な顔で言う。そういえばこの人もシリアスなキャラ似合わない

 

「…ねぇ、殺せんせー。説明してよ」

「あの3人との関係を」

「先生の正体、いつも適当にはぐらかされてきたけど…」

「あんなの見たら聞かずにいられないぜ」

 

次々と言うE組の生徒達

 

「そうだよ、私達生徒だよ」

「先生の事、よく知る権利あるはずでしょ」

 

「…仕方ない。真実を話さなければいけませんねぇ。先生実は…」

 

全員が次の言葉を待つ

 

「実は先生…人口的に造り出された生物なんです!」

 

「だよな、で?その後だろ」

 

カルマから取り返すのを諦めた零士のドライな反応に殺せんせーは驚く

 

「にゅやッ!反応薄っ!これ結構衝撃告白じゃないですか?」

 

「…つってもなぁ。自然界にマッハ20のタコなんていないだろ」

「宇宙人でもないならそん位しか考えられない」

「で、あのイトナ君は弟だと言っていたから…」

「まぁ、先生の後に作られたんだろうな」

 

「(察しが良すぎる!恐ろしい子達です!)」

 

そこへ渚が前に出る

 

「零士君の言う通り、知りたいのはその先だよ、殺せんせー。どうしてさっき怒ったの?イトナ君の触手を見て。先生はどういう理由で生まれて来て、何を思ってここに来たの?」

 

その言葉を聞いてクラス中が沈黙する

 

「残念ですが今それを話した所で無意味です。先生が地球を爆破すれば皆さんが何を知ろうが全て塵になりますからねぇ」

 

!偶に忘れる時があった。俺達と殺せんせーは殺し屋と標的。殺らなきゃ殺られる

 

「逆に、もし君達が地球を救えば、君達はいくらでも真実を知る事が出来る。もう、分かるでしょう。知りたいなら行動は1つ」

 

「殺す、先生を」

 

零士が答える

 

「はい。暗殺者と暗殺対象。それが先生と君達を結びつけた絆のはずです。大事な答えを探すなら、君達は暗殺で聞くしかないのです」

 

そうして殺せんせーは質問がないのを確認しに、教室のドアから去って行った。…恥ずかしがりながら……

 

「おい、零士。どこ行くんだ」

 

「俺はまだ弱い。殺せんせーの命までは程遠い。だったらやる事は1つだろ」

 

その言葉にクラスみんなの心は1つになった

 

 

 

 

「烏間先生!」

 

「…君達か、どうした大人数で」

 

「俺らにもっと教えてください。暗殺の技術を」

 

「…?今以上にか?」

 

「今までさ、“結局、誰かが殺るんだろ”ってどっか他人事だったけど」

 

「ああ。今回のイトナを見てて思ったんだ。誰でもない()()()()()()()()()って」

 

磯貝、矢田、前原の順で話す

 

「もしも今後、他の殺し屋に先越されたら、俺ら、何の為に頑張ってきたのか分からなくなる」

 

「だから、限られた時間、殺れる限り殺りたいんです。私達の担任を」

 

三村、片岡の順で訴える

 

「殺して、自分達の手で答えを見つけたい」

 

そして再び、磯貝が話す

 

「(…意識が1つ変わったな。良い目だ)…分かった。では、希望者は放課後に追加で訓練を行う。より厳しくなるぞ」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

全員が声を揃えて返事をする

 

「では、零士君、優希君、少し手伝ってくれ」

 

「えっ…」「いいですけど…」

 

「では早速新設した垂直ロープ20m昇降。その後俺と零士君、優希君との連続組手、これらを1人3セット!始めッ!」

 

「「「「「死ぬわΣ!」」」」」

 

 

椚ヶ丘中学校3-Eは暗殺教室。雨も止み、校庭には生徒の元気な声(悲鳴)が響き渡る。そして…始業のベルは明日も鳴る

 





最後はどうしてもこんな終わらせ方…。E組のみなさんご愁傷様です

次回はオリジナル。苦手と言いつつ入れまくる。そんな作者をお許しください

感想やお気に入りなどお待ちしています。それこそ作者の原動力

ではまた次回
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