暗殺教室 with 黒羽零士《凍結》   作:grey

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楽しみにしてくださっていた読者の皆さん(いるかどうかは定かではないですが)お久しぶりです!大変長らくお待たせしました!

SAOは更新していたのに、どうして暗殺教室は更新しなかったのかって?簡単に言い訳をしてみると、10月末にSAOHRが発売して、そっちに熱が入っていたからです。それと、テストなど色々あったのです。

もちろん、途中で投げ出すつもりはありません。必ず、完結までやり遂げます!気軽に感想など待っています。批判上等!何でも来い!全部正面から受け止めます!……まぁ、時には受け流しますが……。


現場の時間

「……ッ! くそッ……ッ!」

 

 俺はイトナの触手を喰らい続けている。しかも、右手を岩で切り、そこに水が染みて痛い。それに加えて病み上がりという事もあり、俺はまともに戦えてない。

 

「どうした? お前はこんなものなのか?」

 

「……うっせぇよ。……死んでも知らねぇぞ!」

 

 縮地術で後ろに回り、靴に仕込んだ対せんせーナイフで斬りかかる。しかし、足元が悪いため本来のスピードが出せない。

 

「遅い。こんなものか……。クロに比べたら余裕だ」

 

 自慢の速さも、地上戦でなければ100%の力は出せない。触手相手では、尚更だ。

 

「零士君! にゅやッ!」

 

「殺せんせー、余所見はしない方がいいですよ」

 

 殺せんせーはさっき見た時よりも、触手が膨れ上がっていた。これでは、クロを退けてから助けに来てくれる事は望めそうにない。

 

「言ったはずだよ、黒羽君。君はパワー不足だと。自慢のスピードやナイフ捌きもこのフィールドと想定外のアクシデントのおかげで落ちている。君も、終わりだ」

 

 イトナの攻撃が加速する。俺はもう、まともに反応する事すら出来なかった。俺はこの瞬間、殺し屋からサンドバックへと成り下がった。

 

「ガハッ! ゲホッゲホッ!」

 

 口から血を吐き、俺は前に倒れこんだ。

 

「まだだ、黒羽。お前に味あわされた屈辱はこんなものじゃない。さあ立て」

 

 俺は胸倉を捕まれ、無理やり立たされる。そして、触手による攻撃。俺の意識は何度も飛びそうになり、その度に引き戻される。

 

「ガ八ッ!」

 

 最後の一発が顔面に当たり、俺は離れた所に跳んだ。

 

「これで終わりだ」

 

 殺せんせーの声が聞こえる。だが、指一本動かす余力も残っていない。

 

 俺は、やって来るであろう衝撃に身を任せた。

 

 しかしその前に、一発の弾丸が俺とイトナの間に放たれた。

 

「おい、黒羽! てめぇ、しっかりしやがれ! 倉橋が泣きそうな顔してるぞ!」

 

 寺坂だ。おそらく、撃ったのは優希だろう。

 

「……ゎりぃな……てらさか……」

 

「バーカ。喋るな。後は俺がやる」

 

 寺坂はそう言って、イトナと向き合う。

 

「イトナ! てめぇ、俺とタイマン張れや!」

 

 

 ー優希sideー

 

「マジかよ……あの爆破はあの2人が仕組んでいたとは」

 

「でも、殺せんせーも零士も押され過ぎな気がする」

 

「力を発揮出来ねえのは、お前らを助けたからよ」

 

 陽菜乃ちゃんを抱えた竜馬たちが戻って来た。

 

「零士の奴も、あのフィールドで病み上がりは辛いだろうな。あれじゃ、イトナのスピードに対抗出来ないな」

 

 状況は悪化する一方だ。どうにかしないと。

 

「目標もビジョンもねぇ奴は、頭の良い奴に操られる運命なんだよ。だがよ、バカにだってプライドはある。操られる相手ぐらいは、選びでぇ」

 

 竜馬……お前……。

 

「奴等はこりごりだ。賞金持ってかれんのも気に入らねぇ。だからカルマ! テメエが俺を操ってみろや」

 

「良いけど……実行出来んの、俺の作戦? 死ぬかもよ」

 

「俺も手を貸すよ、竜馬。さぁ、いっちょやるか」

 

 俺が銃を持ち、竜馬は目が覚めた陽菜乃ちゃんを預け、出撃準備をする。

 

「やってやんよ。こちとら、実績持ってる実行犯だぜ」

 

「え、まだ作戦考えてないけどもう行くの? 寺坂はバカだから仕方ないけど、意外と優希も脳筋なんだね」

 

「ッ! テメェ、カルマ。覚えてろよ」

 

 

 その結果、俺が銃で零士とイトナを止める。そこへ竜馬が助けに入った。殺せんせーの方は、一瞬でも隙が出来れば大丈夫だ。

 

「やめなさい、寺坂君! 先生がやります。だから下がって!」

 

「せんせ……てらさかにまかせろって……。あいつのめ……まじだから……」

 

「零士君……」

 

 零士を抱えた殺せんせーは竜馬を心配そうに見る。

 

「竜馬ァ、死んでも骨は拾ってやるよ。だから、頑張れよー」

 

「おい優希! テメェ最初の意気込みはどうした!」

 

 竜馬はシャツを脱ぎ、両手で持って体の前へ。

 

「クス。布切れ一枚でイトナの触手を防ごうとは、健気だねぇ。黙らせろ、イトナ。殺せんせーとブレットに気をつけながらね」

 

 俺の横ではカルマに渚が何か言っていた。でも、気にする必要はないだろう。それに、竜馬は根性だけはある。だから、最高の実行部隊だ。

 

 竜馬に向かって触手が襲いかかる。そして、それを死に物狂いで受け止めた。

 

「ヒュウ、やるねぇ」

 

 思わず口から感嘆がもれる。

 

「よく耐えたねぇ。ではイトナもう一発あげなさい」

 

「くしゅんっ!」

 

 様子がおかしい。イトナは急にクシャミをし始めた。

 

「どうよ、シロ、クロ。あのシャツってさ、昨日と同じなんだよね。て事は、あんたらが使わせたスプレーと同じってわけ。結果は見ての通りだ」

 

 俺に続いてカルマが言う。これで最後だ!

 

「で、一瞬でも隙を作れば、足手纏いの零士がいても余裕で助けられる。これでフィールドは整った」

 

 そして、最後に竜馬。

 

「吉田、村松! お前らは飛び降りれんだろ!」

 

「「はァ!」」

 

「水だよ水! デケェの頼むぜ!」

 

「「しょーがねーなぁ」」

 

 2人が先陣を切って飛び降りる。

 

「殺せんせーと弱点一緒なんだよね。じゃあ、同じ事やり返せばいいわけだ」

 

 残りの皆が一斉に飛び降りる。イトナの触手が水を吸って膨らむ。

 

「大分水吸っちゃったね。殺せんせーと同じ水を。あんたらのハンデが少なくなった。

 で、どーすんの? 俺ら、賞金持ってかれんの嫌だし、そもそも皆、あんたらの作戦で死にかけてるし、ウチらのエースなんかボロボロ。後ついでに寺坂。まだ続けるなら、容赦しないよ」

 

 俺もライフルで常にヘッドショットを狙っている。怪しい動きを見せれば撃つ。外す気がしない。

 

「……してやられたわね、シロ」

 

「そうだね。丁寧に積み上げて来たが、生徒たちによって崩されてしまった。ここは引こう。触手の制御細胞は感情に大きく左右される危険なシロモノ。この子等を皆殺しにでもしようものなら……反物質臓がどう暴走するか分からん」

 

 反物質臓? 何だそれ。

 

「帰りましょ、イトナ」

 

 一瞬だけ、イトナの殺意が強まった。俺は引き金を引く。

 

「ブレット。クラスメートを撃つなんて酷いのね」

 

「あんたらだけには言われたくないよ」

 

 クロによって弾は真っ二つ。チート過ぎるだろ。

 

「どうです、皆で楽しそうな学級でしょうら。そろそろ、ちゃんとクラスに来ませんか?」

 

「……フン」

 

 そして、3人は帰って行った。

 

「ふぃーっ。何とか追っ払えたな」

 

「良かったねー殺せんせー。私達のお陰で命拾いして」

 

「ヌルフフフ。もちろん感謝しています。まだまだ奥の手はありましたがねぇ」

 

 そして、何か後ろが騒がしい。

 

 竜馬が寿美鈴ちゃんに何か言われて、カルマに弄られて、そのカルマを水に落とした。

 

「はぁァ! 何すんだよ、上司に向かって」

 

「誰が上司だ! 触手を生身で受けさせるイカれた上司がどこにいる!」

 

 そこから、カルマへの水かけ合戦が始まった。面白そうなので、俺も行こうとしたが、

 

「ねぇ、優希」

 

 俺のジャージを引っ張る女子、凛香ちゃんだ。

 

「ん? どうした?」

 

「あの……その、ありがと、助けてくれて……。あんた、泳げないのに、水の中……」

 

「なぁに、いいってことよ。ツンツンもデレデレもしてない、ぐったりした凛香ちゃんも見れたからな」

 

 最後だけふざけてみた。

 

「なッ……///。ば、バカじゃないの、あんた! ツンツンもデレデレもしてない!」

 

「怒った顔も可愛いぜ、凛香ちゃん」

 

 そう言ったら、今度こそ、一発殴られた。

 

 

 ー第三者sideー

 

「零士君!」

 

「……よぉ、陽菜乃。もう、大丈夫か?」

 

「う、うん。助けてくれてありがとね。後……零士君……」

 

 零士の近くに来た倉橋。特徴である明るさは今の彼女からは感じられない。

 

「大丈夫さ。派手に殴られたけど、斬られるよりはマシだから。お前のせいじゃないから、気にすんな」

 

「うん……」

 

 目から涙をこぼし、しゃがみこむ倉橋。

 

「零士君が……零士君が……死んじゃうかと思った……」

 

「バーカ、死なねぇよ。俺は殺し屋だ。受けた依頼を完遂せずに死ねるかよ」

 

 なかなか泣き止まない倉橋。零士はどうしていいか分からない。

 

「……陽菜乃」

 

 零士はおもむろに立ち上がり、倉橋を軽く抱きしめる。

 

「ほら、ちゃんと生きてんだろ。だから泣くなよ」

 

「……ッ! う、うん。ありがと」

 

「ああ、どういたしまして」

 

 この後、倉橋の願いで、もうしばらくこのままだった。しかし、それを見ていた他の奴等に弄られたのは言うまでもない。もちろん、零士自ら制裁を下した。




やっぱり、久しぶりだと変な感じですね。キャラとかの話し方も微妙な気もします。

前書きでも言った通り、批判でも何でも来いです。むしろ、何も言われないのが一番辛いです。特に、低評価が一番困ります。どうすればいいのかもさっぱりなので。評価してくれる方も付ける際は必ず一言お願いします。以前してくれた方も、もしよければ何か一言付け加えてくれるとありがたいです。

では次回もお楽しみに!
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