バカと冬木市と召喚戦争   作:亜莉守

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第五問

 

次の日の朝、食堂では昨日の騒ぎが噂に上っていた。そのひそひそとした噂の声にイライラしているのが一人いた。その目の前で食事をしていた茶色の長い髪の少女、明乃がイライラしているその人物に声をかける。

 

「悠里、機嫌悪そうだけど」

「当然でしょ。あんのバカどもがっ」

 

悠里だ。よりにもよってFクラスの男子が主犯だという噂が後を絶たないからだ。悠里の様子を見て、傍に居た面々が口々に言いだす。

 

「……怒って当然、むしろ怒らない方がおかしい」

「まあ、そうよだね。つか普通やる?」

「ああ、流石に驚いたな」

 

神海、鈴原、彩夏の三人が呆れたような表情になる。

ひそひそ声はまだ終わらない。

 

「はぁ、どうやって事態収拾しようかしら」

 

悠里は大きなため息をついた。

そして、食事が終わり自習の時間になった。悠里が霧島に声をかける。

 

「翔子、悪いんだけどちょっと時間をくれる?」

「……どうかしたの、悠里」

「色々とね」

 

悠里は霧島に耳打ちをする。霧島はその内容を聞いてしばらくの間、無言だったが コクリと頷いた。それを確認すると悠里はすぐにFクラス全員を呼び集める。霧島も同様にAクラスの全員を集めた。全員が集まったのを見まわして確認すると悠里が切りだす。

 

「さて、あなたたち。昨日女子風呂に突入しようとしたバカが居るのは知ってのことよね。嘆かわしいことに、我がFクラスにもそのバカが居ることが分かったわ。てか、大半がFクラスだったのよね。素直に名乗り出る気はある?」

 

悠里が言った言葉にしばらく無言が貫かれたが悠里の視線に負けたのか、男子生徒たちが口ぐちに言い出した。

 

「しらねーよ」

「大体紳士な俺たちがそんなことするわけねーだろ!」

「「そーだ、そーだ!」」

 

その様子をさめたような目で見てた悠里は唐突に言った。

 

「秀吉」

「うむ、嘘をついておるのは水上と吉原と沢崎じゃな」

 

さらっと秀吉は答える。その声はあまり感情が籠ってなかった。

 

「「「秀吉(木下)?!」」」

 

売り渡された三人は驚愕の表情で秀吉を見る。基本秀吉は男子の味方だ。それがこうもあっさり男子を売り渡すなんて……といった表情だ。

 

「おぬしらが散々ワシをおなご扱いするからじゃ」

 

ならばおなごの味方をするのは当然じゃろう? 秀吉は結構いい笑顔で笑って言った。

 

「あなた達、ちょぉっとこっちに来なさい」

 

悠里がそれ以上の笑みで三人の服の襟を掴む。そのまま引きずっていく、そして部屋を出て行こうとする直前に振り返って言った。

 

「ちなみにだけど、次やらかしてみなさい。今回は普通に説教と補習で終わらせる予定だけど、次からは似合わない女装させて写真集作るわよ。社会的に致命的になりそうなやつ」

 

イェス、マム!! 一部を除く男どもが一斉に敬礼した。まあ、女は怒らせると怖いものなのさ。傍から見てた日暮が呟く。

 

「怒ってるな。代表」

「だねー。まあ、まだぬるい方だと思うよ。物理で行かない分、ウチだと説教より先に拳が飛んでくるからね」

「拳?」

 

思わず横にいた明久の方を向く。物理ってどういうことだよと目が物語っていた。明久は明後日の方を向いてさらに言う。

 

「うん、なんだろうね。基本的に物理で行くタイプの人間が多いから我が家」

 

ジェノサイドるとか言われるイリヤはもちろん、騎士王も結構喧嘩っ早いし、舞弥も怒らせると意外と怖い。最強はアイリなわけだが、あれだ。母は強し。

しばらくして悠里が帰ってきた。三人の姿は無い、多分西村先生にでも引き渡されたのだろう。悠里が霧島のところへ向かい、霧島に話しかけた。

 

「翔子、ありがと」

「……どういたしまして」

 

それから集まっていたAクラスの生徒に頭を下げた。

 

「Aクラスのみんなもごめんなさいね。こんなことに付き合わせて」

「かまわないよ」

「むしろ誠意を見せてもらった」

 

Aクラスからは称賛の声が上がった。

ある意味公開処刑だよね。これ 明乃の呟きは誰にも聞こえなかったそうな。

 





色々ごめんなさい。うん、とりあえず謝りたくなった。
代表が女性だったらこうなるかなって感じがする。まあ、ここまで過激じゃないんだろうけどさ。

それからFate女子の凄さはプライスレス 女性の方が強い気がするんだ。男はなんかヒロイン属性が多いし。普通に主人公してるけどさ、でもヒロイン力もある気がするんだ。


閑話休題アンケート

『次の色の組み合わせの内どれを選ぶ?

 ・赤×白
 
 ・青×白
 
 ・青×黒 一票
 
 ・青×赤              』


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