『イッセー視点』
「イッセー、私の処女を貰ってちょうだい!至急、頼むわ!」
処女!どういうこと!
部長が俺の上に股がる。そして、俺の右手を取り部長の胸に当てる。
ムニュッ
うおー!やわらけー!
「イッセー、あなたはこういう経験はあるの?」
「いえ、ないです。」
「そう。お互いに至らないこともあると思うけれど、私のここにあなたのを入れるだけよ。」
部長は服を脱ぎ、ブラを外す。
うおー!部長のおっぱい!俺、このまま童貞を卒業するのか!
コンッコンッ
誰かが俺のドアをノックする。それで、舞い上がっていた俺のテンションが収まる。
「イッセー、風呂空いたから入れ。リアスも遅くなるまでに帰れよ。」
部長がいることばれてる。アニキは自分の部屋に戻っていった。
アニキがいなくなると、グレモリーの魔方陣が出現した。すると、銀髪のメイド服を着ている人が現れた。誰だ?この人?
「このようなことをして破談へ持ち込もうというわけですか?」
「こんなことでもしないとお父様もお兄様も話を聞いてくれないでしょう、グレイフィア。」
「このような下賤に操を捧げると知れば、旦那様とサーゼクス様が悲しまれますよ。」
サーゼクス?部長ってお兄さんがいたんだ。
「私の貞操は私のものよ。私が認めた者に捧げて何が悪いのかしら?それに私のかわいい下僕を下賤呼ばわりしないでちょうだい。」
「何はともあれ、あなたはグレモリーの次期当主なのですから無闇に殿方に肌を晒すのはお止めください。ただでさえ、事の前なのですから。」
部長は脱いでいた服を着る。グレイフィアと呼ばれた方が俺の方を見る。
「はじめまして、グレモリー家に仕える者でグレイフィアと申します。以後、お見知りおきを。」
銀髪に銀の瞳で綺麗な人だな。そう思っているも俺の部屋のドアが開いた。
『トリコ視点』
トリコは風呂から上がり自分の部屋にいた。
「なんでイッセーの部屋にリアスがいたんだ。うん?」
イッセーの部屋から知らない匂いがしてきた。
「行ってみるか。」
自分の部屋を出てイッセーの部屋のドアを開けた。そこには、イッセーとリアスと銀髪の女性が話をしていた。
「イッセー、リアス、そいつは…」
俺は思わず戦闘体制に入った。なんだ、この力は!この銀髪からとてつもない力を感じる。
「ア、アニキどうしたの?」
イッセーが聞いてくる。
「イッセー、リアス、そいつは誰だ?只者じゃねーな。」
「人に誰か聞く前に、自分が名乗ってはどうですか?」
銀髪の女性が言う。
「そうか、俺は、兵藤トリコだ。そこの悪魔、兵藤一誠の兄だ。」
「私は、グレモリー家に仕える者でグレイフィアと申します。」
グレイフィア、こいつは只者じゃねえ。間違いなく四獣の本体を越えてやがる。
「今日は、リアスお嬢様を迎えにやって来ました。お嬢様、帰りますよ。」
リアスはイッセーに近づき、頬にキスをした。
「イッセー、今日はこれで許してちょうだい。私も冷静ではなかったわ。」
リアスとグレイフィアは転移魔方陣で帰っていった。
全く、今日はなんだったんだ?うん?
「イッセー、おーい、イッセー。」
それからイッセーは、数分の間、頬を押さえながら動きが止まっていた。
『三人称』
「お嬢様、あのトリコという者は何者ですか?初め見たときは、彼が赤龍帝かと思いましたよ。」
「私も、最近あったばかりで詳しくはわからないの。わかっているのは、赤龍帝の兄で、神器を持っているくらいよ。あと、グルメ細胞という細胞を持っているそうよ。」
「グルメ細胞?それはなんですか?」
「私も良くわからないのだけれど、なんでもうまいものを食べれば食べるほど強くなれる細胞と聞いているわ。神器も食べ物を食べるだけの神器よ。」
「お嬢様が言っていた眷属に出来なかった人間はあの方だったんですね。下級悪魔をゆうに越える力を持っていますね。」
グレイフィアはそう言うが、トリコの強さが上級悪魔クラスに近いと見抜いていた。