赤龍帝の兄は美食屋   作:ドルキ

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勧誘

ガララワニを食べ終わり、部室に戻ってきた。

 

「あなたの力はわかったわ。質問を変えるわね。どうやって、あの様な力を、手に入れたの?」

 

リアスが聞く。

 

「体を鍛えたり、猛獣と戦って戦闘の訓練をしている。だが、一番の理由は、俺の体にはある細胞が宿っている。」

 

「細胞?」

 

「グルメ細胞と言う細胞だ。その細胞を持っている者は、圧倒的な力を得て超人とかす。そして、旨いものを食えば食うほど、細胞のレベルが上がり進化する。」

 

トリコが説明をする。赤ん坊になる以前の記憶があることは、話さないでいる。さすがに、面倒だからだ。

 

「そんな細胞があるなんてね。」

 

リアス達、オカルト研究部部員は驚く。

 

イッセーが聞く。

 

「アニキ、俺にもあんの?」

 

「お前にはない。」

 

「なんだ、ないのか。俺も強くなろうと思ったのに。今から入れられないの?」

 

「やめとけ。俺の細胞をお前に入れることをできなくはないが、うまく適合できなかったら、死ぬぞ。」

 

「死ぬの!」

 

イッセーが驚く。

 

「自力で強くなりな。何なら、俺の神器で修行するか?」

 

「いやいや、あんな恐竜みたいなワニにかなうわけないでしょ。」

 

「もっと弱い奴もいるからそれから始めればいい。まあ、今のイッセーがかなう奴はいないな。」

 

「なんで、俺のことが弱いってわかるの?」

 

「そんなの勘に決まってんだろ。」

 

「勘って。そんなので弱いかわかるの?」

 

「勘は大事だぞ。直観は特に大事だ。相手の力量が強いか弱いかわかればそれだけ戦闘では役に立つ。」

 

トリコはふと思ったことを聞いてみた。

 

「悪魔って特有の匂いがするな。悪魔のことは知らなかったからなんかの流行りものの匂いと思っていたが、お前らからは同じような匂いがする。」

 

リアス達は驚く。

 

「匂いって、そんなに私達は匂うかしら?」

 

リアスが聞く。イッセーは自分の体の至るところの匂いを嗅いでいた。

 

「微妙にするだけだ。言葉では言えないような何かの匂いだ。」

 

「アニキは、鼻がいいの?」

 

「ああ、いいぞ。そこの金髪、名前は?」

 

「木場祐斗です。」

 

「木場か。お前は今日の昼にうどんを食べたな。それも月見うどんだ。」

 

「まいったね。」

 

木場は苦笑いする。

 

「祐斗、本当なの!」

 

リアスが聞く。

 

「本当です。」

 

木場が答える。

 

「どうして、わかったんですか?」

 

木場が聞く。

 

「お前の制服から小麦の匂いがする。あと、鰹と昆布のだし汁と卵の匂いがな。ネギの匂いもするな。」

 

「そこまで詳しくわかるなんて。」

 

リアスが言う。

 

「匂いがわかるって、なんか変態みたいだな。」

 

イッセーが言う。

 

「嗅覚は味を知る上では大事な器官だからな。てか、変態はお前だろ。」

 

トリコの言葉でイッセーは苦笑いする。

 

「ねえ、トリコ。あなたの力を見込んで相談なんだけど?」

 

「なんだ?」

 

「あなた、悪魔になってみない?」

 

「悪魔ねぇ。別にいいぞ。」

 

リアス達は驚く。

 

「アニキ、早いよ!」

 

「思い立ったが吉日ならその日以降は全て凶日だ。俺は悪魔になってもいいと思った。それだけだ。」

 

リアスは駒を取り出す。

 

「あなたの力をいかすならなら戦車でいいわね。」

 

「戦車か。小猫とお揃いだな。」

 

リアスはトリコに駒を入れようとするが、

 

「入らない。」

 

リアスの一言にトリコ以外は驚いた。

 

「なんだ、悪魔になれないのか?」

 

「そうみたいね。戦車でなれないなら私の眷属悪魔にすることはできないわね。」

 

「なんだ。残念。」 

 

トリコが言う。

 

「お揃いだったのに…。残念です。」

 

小猫が落ち込む。

 

「悪魔になれなくても協力はしてやるよ。何かあれば俺にいいな。」

 

「わかったわ。あと、私のことは部長と呼びなさい。」

 

こうして、トリコはオカルト研究部に入ることになった。

 

 

 




トリコは悪魔になれませんでした。

これから勧誘されるかもしれませんね。
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