ポケットモンスター in another life   作:プチシュー

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ようやくパートナーをGET!
パートナーGETまで長かったですね(笑)


13話 初めてのパートナー

「博士、僕にポケモンをくれるってどういう事ですか?」

 

「そのまんまの意味さ、今からユウのパートナーになるポケモンをプレゼントしよう。」

 

「でも僕にはまだポケモンを持つが資格ないんじゃ…」

 

「ポケモンを持つ事には資格はないよ、強いて言うなら公式戦と呼ばれるポケモンジム戦などに出るには12歳にならなければならないけどね。」

 

そうだったのか。アニポケではサトシは10歳になってトレーナーの資格を手にしていたからこの世界でもそうなのかと勝手に思い込んでしまっていって調べもしなかった。

 

「そうだったんですか、知らなかったです。」

 

「まぁ普通はもう少し大人になってからポケモンを持つものだけど、ユウは他の子より成長が早いから大丈夫だろ、現にまだ僅か1週間だけだかちゃんと私の助手もこなしてるしね。」

 

そして博士は白衣からボールを取り出し

 

「ユウ、お前の初めてのパートナーだ。大事にしろよ。」

 

「はい!」

 

博士からボールを受けとった。

どんなポケモンが入っているんだろう。

胸がワクワクしてきた。

 

「じゃあユウ、君のパートナーをボールから出してあげなさい。」

 

「はい!行け!」

 

頭上にボールを投げるとボールからポケモンが飛び出してきた。

 

「コーン!」

 

このポケモンは知ってるぞ。ロコンだ。でも毛並みが俺の知ってる茶色っぽい色じゃなく白い毛並みをしていた。色違い?

すぐに図鑑を起動。

 

「ロコン きつねポケモン アローラの姿」

 

アローラの姿?どう言う事だ?

 

「ロコンの生態について」

 

「ロコン きつねポケモン ほのおタイプ

先端がカールした尻尾を6本生えているのが特徴なポケモン 主な生息地はカントー地方だがそれ以外にも分布は確認されている。またアローラ地方に生息するロコンは毛並みが白くタイプもほのおからこおりタイプに変わる。近年学会では地方によって姿が変わるポケモンの姿をリージョンフォームという。」

 

リージョンフォーム…初めて聞くフォルムだ…

 

「本来、ほのおタイプのロコンがこおりタイプに…そうすると特性や技も変わって…」

 

「おーいユウ?」

 

「そうすると進化条件も変わってくるのか…でも…」

 

「おい!ユウ!」

 

「はい‼︎」

 

博士は指を下の方を指した。

見るとどうすればいいの?という顔をしたロコンの姿があった。

 

「あ、ごめん、ごめん。」

 

「やっぱりユウは研究者向きだと思うんだけどな〜」

 

考え過ぎると自分の世界に入ってしまう悪い癖だ。今まではある程度対応出来たが、今回はリージョンフォームは予想外過ぎた。

 

俺は体勢を落とし、手を差し伸べ

 

「初めまして、僕はユウ。これからよろしくね。」

 

「コーン♪」

 

ロコンの頭を撫でると凄く冷たくて気持ちいい。

本当にこおりタイプなんだな。

 

「トレーナデビューおめでとう。折角なんだし名前をつけたらどうだい?」

 

「名前ですか…」

 

そういえばゲームをやっていた事は一度も名前を付けたことがなかったな。でも今こうしてポケモンの世界で生活するとみんな1匹1匹違うんだよな。

 

「うーんじゃあココ!君は今日からココだ!」

 

「コーン♪」

 

「よし〜ココ、お、意外と軽いな!」

 

抱っこすると手で触るよりひんやりするのが全身に伝わってなお気持ちいい。

 

「そういえば、博士このココはどうやって捕まえたんですか?ニュー地方にはいないんですよね?それに博士ここ最近長期の外出もしてないですよね?」

 

「あぁ、それはアローラ地方にいるククイという私の友人から譲ってもらったのさ、アローラ地方のポケモンを以前から調べたいと思っていたからね!」

 

「そうなんですか、でもいいんですか?そんな貴重なポケモンを僕が貰って?」

 

「子供がそんな事を気にするな!それに…」

 

博士は白衣のポケットからモンスターボールを出した。

 

「ククイから譲って貰ったのはロコンだけじゃないんだぜ。ユウ早速で悪いんだがバトルをしないか?お前の才能をみたい。」

 

バトルか….。そういえば技の指示をした事はあったがバトルはまだ経験がない。

折角のチャンスだ。

 

「分かりました。バトルお願いします。」

 

「よし!じゃあバトルフィールドに行くか!」

 

俺と博士は研究室を後にしてバトルフィールドに向かった。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

バトルフィールドに着きお互いトレーナスペースに立った。実際に立つとバトルフィールドは普段日課で掃除する時よりとても広く見えた。

 

「さぁ、ユウ早くポケモンに指示を!」

 

「はい!いけ!ココ!」

 

「コーン!」

 

「じゃあ、早速私も新しい仲間を紹介しよう!いけ!ラッタ!」

 

「ラッタ!」

 

博士が譲って貰ったのはラッタだったのか!

見た目もやはり俺が知っているラッタと違いカントーのラッタよりほっぺが大きくまた色も黒い。すぐに図鑑を起動。

 

「ラッタ ねずみポケモン アローラの姿」

 

「タイプは?」

 

「あく ノーマルタイプ」

 

元々のタイプにあくタイプが追加されたのか。

 

「ユウ、そろそろいいかな?」

 

「あ、もう少し待ってください。」

 

図鑑の画面をココに合わせる。

 

「ロコンが今使える技を表示」

 

技が表示される。

こなゆき こごえるかぜ あられ あやしいひかり

 

うーん、やはりまだ使える技は少ないな。

 

「はい!もう大丈夫です!」

 

「そうか、じゃあお先にどうぞ。」

 

「じゃあ、行きます!ココ、こなゆき!」

 

ココの口からこなゆきがラッタ目掛けて放たれる。

 

「ラッタ、躱せ!」

 

ラッタはこなゆきの進路から逸れる。

 

「ココ、逃すな!あやしいひかり」

 

「コーン!」

 

ココの目が今まで見たことがないような色で光った。名前の通り、あやしいひかりだ。

 

ラッタはあやしいひかりを浴びてクラクラとし始めた。

「ラッタ!なるほど最初のこなゆきは囮だったのか。やるな!」

 

「まだいきます、ココ、こごえるかぜ!」

 

ココからこごえるかぜが放たれる。こなゆきより粒は細かいが、数そして勢いがある印象だった。

 

ラッタはあやしいひかりの影響もあり躱す事が出来ずまともに食らった。

これで勝負あり…ってあれラッタは普通に立ち上がった。おまけにこごえるかぜをまともに食らったせいか混乱と解けてる。

 

「なかなか、いい戦法だったが残念だったな。俺のラッタの特性はあついしぼう。ほのお、こおりタイプの技が半減するんだ。」

 

「そんな…」

 

「おっとまだバトルは終わってないぞ!

ラッタ、すてみタックル!」

 

「ラッタ!」

 

「‼︎ココ、躱すん….」

 

「遅い!」

 

「コーン!」

 

俺の指示が一瞬遅れたせいで、ココはすてみタックルをまともに食らってしまった。

 

「ココ!」

 

ココは何とか立ち上がったが、ダメージはかなり食らったようだ。

 

「ユウ、バトル中はどんな事が起こっても冷静に対処するのがいいトレーナーになる近道だ。」

 

「冷静に…」

 

(今のこの状況…ラッタはダメージを受けたものの特性、あついしぼうのおかげで大したダメージはなし、こちらは俺の指示が遅れたせいでココは大ダメージ…ダメだ…どうしても勝てるビジョンが浮かばない。何かないのか…)

 

俺はもう一度図鑑を起動しココに画面を合わせた。さっきの情報を認識しているのかすぐにココの情報が出てきた。

すると新しい技が一つとある事に気付いた。

 

(これなら…)

 

「ココ、あられだ!」

 

「コーン!」

 

ココは口から白い玉を天高く飛ばす。するとそれはフィールド全体を覆うほどの黒い雲になりあられを降らせた。

 

「あられか…少し厄介だ。ラッタ次で決めるぞ!もう一度すてみタックル!」

 

「ココ、躱せ!」

 

ラッタは全速力でココに向かって突然していた。

ココは先程のダメージのせいか素早く動く事が出来ない。ラッタはココが躱せないかスピードでココにすてみタックル…したはずだったがココにラッタがぶつかった瞬間ココの体をすり抜けた。

 

「なんだと!」

 

「今だ、ココ!アクアテール!」

 

その指示と共にラッタが通り抜けたココの残像?の横から尻尾にアクアテールを纏ったココがラッタ目掛けてアクアテールを振り下ろした。

 

振り落とした尻尾はラッタの背中に直撃。ラッタはフィールドの場外に振り飛ばされてしまった。

 

「ラッタ!」

 

「ラッタ〜」

 

「……ラッタ戦闘不能だ。お前の勝ちだよユウ。ありがとう、ラッタゆっくり休んでくれ。」

 

博士はラッタをボールに戻した。

 

「良くやったぞ、ココ!」

 

「コーン♪」

 

「おい、こらくすぐったいぞ(笑)」

 

ココは喜びのあまりか俺に飛びついて俺の顔を舐め始めた。よほど嬉しかったんだろうな。

 

「ユウ、さっきのはどういう事だ。」

 

「どういう事ってどういう事ですか?」

 

「とぼけるなよ、さっきラッタのすてみタックルをどうやってココが躱したんだよ。」

 

「あぁ多分それはココの特性ゆきがくれだと思います。」

 

ココの特性、ゆきがくれ。

天気がゆき、あられの時に回避率が上がる特性だ。

 

「ゆきがくれ…なるほどな!そうか、ゆきがくれだとかげぶんしん見たいな残像を生み出して躱すのか…」

 

「博士でも分からない事ってあるんですね。」

 

「うん?そりゃ当然だよ、全部が分かってたら研究者なんてやらないだろ、知らないことを知るために研究者になったんだから。」

 

「そう言われてみるとそうですね。あ、あと博士、バトルをする前から少し口調が変わってましたけどあれが本来の話し方なんですか?」

 

「あぁ、すまない。ワクワクすると昔の話し方が混ざってしまうんだ。」

 

「そうなんですか!」

 

「さてとポケモン達も疲れた事だし、早く回復させてあげよう。」

 

「はい!ココもボールに戻るんだ。」

 

「コーン!」

 

ココをボールに戻すと、俺と博士は第一研究室に戻った。

 




ゆきがくれの特性は独自解釈しました。
とくせいって意外と表現難しいです(笑)
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