ポケットモンスター in another life 作:プチシュー
それでは3話をどうぞ!
さて俺がこの世界に転生しておよそ一年半くらいたった。二回からリビングに拠点を移した俺はテレビから流れるニュースや番組からの情報収集と俺の家族、フシギちゃんとプーちゃんの観察を日課にして過ごしていた。やる事があると時間が過ぎるのがとても早く感じる。実際この1年半もあっという間だった。前の世界にいたのが大分遠くに感じる。最近はようやく短い単語も話せるようになってきたが、それは今のところ母さんには秘密にしている。何故なら母さんはかなりの親バカだからだ。この前も…
あれは俺がようやく一人で歩けるようになった時の事だ。俺は母さんが家事をしてリビングから離れている間に少しずつ練習をしていてようやく短い距離ながら歩けるようになれたのだ。その時、
「きゃ〜〜ユウちゃんがユウちゃんが一人で歩いてる!」
どこからかともなく母さんが現れて大声を上げて金のポニーテール左右に揺らしながら驚いてる…いやはしゃいでいるって表現の方が正しいのかもしれない。多分転生した俺じゃない普通の赤ちゃんなら泣いていただろう。ていうかどこから見ていたのだろう。赤ちゃんで目が離せないのは分かるがリビングにはフシギちゃんとプーちゃんが母さんには命じられて母さんがいない間は俺を見ている。これだとフシギちゃんとプーちゃんがいる意味がないと思うのだが…
「写真、写真、あ!あとビデオも撮らないと!もうこんな時に限ってカメラはどこにいったのよ…ここに入れたはずなのに………………あった!ほらユウちゃん、目線ちょうだい!そう!それ!いいわよ、モデルもいけるんじゃない!流石ママの子ね!……………………は〜い、何とついさっきユウちゃんが歩けるようになりました〜♬ユウちゃん、もう一回できるかな〜?…………いいよ、その調子、ほらあと少し……歩いたーーーーー!ほらママの元においで〜ほらあと少しあと少………etc」
そして俺はここから疲れて眠るまで撮影会は終わらなかったんだ。だから俺は喋れる事が母さんにバレる訳にはいかない。もしバレたらまた……考えたくもない。
さてそれは今は置いといて、一旦この世界の情報を整理してみよう。
まず俺がいる場所だ。俺がいるのはニュー地方にあるビギンタウンという田舎町らしい。俺も知らない初めての地方だ。特徴といえば、俺の叔父さんがポケモン研究しているロジック研究所がある。ちなみにロジックとは叔父さんの名前らしい。ポケモン研究所があって田舎あるというのはマサラタウンを連想させられる。
そして次に俺がかつてゲームで渡り歩いたカントー地方やジョウト地方などの名だたる地方が存在する事も確認できたがどうやら俺がゲームでやっていたポケモンとは少しだけ違う所があるようだ。
1つは各地方のジムリーダーだがゲームでは8つのジムを回りポケモンリーグを目指すというものだったが各地方にはジムは8つ以上存在する。それはつまり存在する街の数も増えるということである。ここはゲームというよりアニポケの世界に近いのだろう。
2つ目はゲームとアニメの時間軸とは多少異なる、または違う部分である。それはこの前たまたまジョウト地方のポケモンジムの特集が組まれていた時のことだ。出てくるジムは初めて見る名前のものが多かったがその中で出てきたジムの中で俺が名前を知っているジムが出てきた。それはコガネシティにあるアカネがジムリーダーを務めるコガネジムである。コガネジムといえばノーマルタイプのシリーズ初めてのジムで前の世界ではアカネのミルタンクを倒すのに苦労したのはとても印象的だ。俺はアカネが紹介されるの思っていたのだが紹介されたジムリーダーは初めてみる男性だった。そして紹介した時にジムリーダーと一緒に出てきたポケモン、あれはニューファンド・ランドという前いた世界にいた犬種に似たポケモン、ムーランドだ。ムーランドはノーマルタイプ、つまりジムリーダーは変わったがエキスパートは変わっていないようだ。この一例で考えると他の地方でも俺が知っている町でもジムリーダーが違う場合がある。逆にジムリーダーが同じでもエキスパートが違うということもある。これはまだ仮定であるがその可能性は大分高い。これがゲームとアニポケとは違う点である。
そして次にフシギちゃんとプーちゃんの観察結果である。観察の結果この二匹は俺が知っている知識通りのポケモンだった。つまりある程度ではあるが俺のポケモンに対する知識は通用する事が分かったのだ。現段階ではこれが精一杯だがもう少し成長すれば知識がどこまで通用するか分かるだろう。
今のところ集まった情報を纏めて整理するとこんなところだ。1年半かけて集まった情報にしては少し少ない気もするがこれが今の限界である。
「ぃまの…ころはこ…くらぃ…な。」
おっと少しだけ声が無意識に出てしまったようだ。危ない危ないこれを母さんに聞かれたら俺は…
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ
2階から凄い勢いで何かがリビングに走ってくる音が聞こえた。まさか…嘘だろ…
「ユウちゃん!まさか今、喋った?ほらユウちゃんママって言ってみて!ほらママの口をみて!マ・マ!ほらやってみて!」
やばい、どうやら聞こえていたようだ。どうしよう。これは笑ってごまかすか…でも
キラキラキラキラ
何かキラキラしている。期待というかこれは多分喋らないと解放されないだろう。仕方ない…
「マ…マ…」
俺は覚悟を決めた、いや決めさせられたといった方が正しいだろう。
「ユ、ユ、ユウちゃんが喋った〜〜!しかもママだって!」
母さんはあの時も同じようにはしゃぎ始めた。ていうか母さん、ママってほぼ言わせたのと同義だからね。
「あ!カメラ、カメラ!どこにしまったんだっけ、早く録画しないと…あ!でもその前に写真を…でもやっぱり…etc」
あぁ多分これはまた疲れて眠るまで解放させないな。
俺は少しだけ無意識に喋った自分を恨んだ。
書いてて少しだけ母さんを暴走させすぎたかなぁと思いましだがどうだったでしょうか?(笑)
今回はユウが生まれた地方と町が明らかになりましたが、地方はオリジナルにするかそれともカントーやジョウトなどの地方から選ぼうか凄く迷った結果オリジナルにしました!
ちなみにニュー地方の由来はnew(新しい)からとりビギンタウンはBeginning(はじまり)の最初の5文字をとってつけました!
分かりやす過ぎましたか?(笑)
そして今回も読んで頂いて本当にありがとうございます!
まだまだ文章がおぼつかない部分もありますが徐々に成長していくと思うのでよろしくお願いします!
では次回をお楽しみに(^O^)/