ポケットモンスター in another life   作:プチシュー

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久しぶりの更新です!
今回はとうとうロジック博士が登場します!
それでは5話どうぞお楽しみ下さい!


5話 小さな地球

「ソルちゃん、ストップ!」

 

あれからソルちゃんに揺られる事およそ10分ようやく止まった。やっと着いたのかな…?

 

「ユウちゃん見て!」

 

母さんの声がしで指で指した方向を見ると大きなドーム型の建物が見えた。

 

「あれが兄さんの研究所よ!」

 

あれが目的地のロジック研究所か。研究所がドーム型だとプラターヌ博士の研究所みたいな感じだな。大きさ的にはアニポケで見たプラターヌ研究所よりは大きい感じだった。

 

「もうすぐだからユウちゃんも頑張って!」

 

もうすぐって…着いてなかったのか…。俺は気が抜けて握っていた手の力を緩めようとしたが

 

「さぁ、ソルちゃん!GO!」

 

「ソル!」

 

 

直後にソルちゃんがまた全速力で走り出した。平和が訪れるのはほんの少し先みたいだ。

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

あれからほんの数分、ソルちゃんが止まった。ようやくロジック研究所に着いたみたいだ。

 

「よ〜し到着、ユウちゃん、ソルちゃんお疲れ!ソルちゃんはボールで休んでて!」

 

母さんはソルちゃんから降りるとソルちゃんをボールに戻して研究所の中に入った。

研究所の玄関は普通と言った言い方をして良いのか分からないが本当に普通だった。

例えるなら会社の受付のようなカウンターが最初に目に入るような作りだ。そして母さんは慣れた動きで1つの扉に入っていった。その部屋にはたくさんの機械と書類そしてたくさんのモンスターボールが所狭しと置かれていた。一言で言うなら汚い。

大学の教授の部屋みたいだな。

というか博士はどこだ。

 

「まったく、兄さんは相変わらずね。ユウちゃん、ユウちゃんは兄さんみたいに片付けが出来ない人にはならないでね。」

 

もちろん!と言いたいが俺も生前は部屋が汚い人間だったからな。まぁ頭の片隅にでも入れておこう。

 

「それにしても兄さんいないわね。もしかしてドームで方かしら…」

 

そして母さんは入ってきた扉の向かい側にある扉を開けた。そこには目を疑うような光景が広がっていた。

ドームの中にはたくさんの草木や砂場や洞窟、そして天井のガラスから照らす太陽が川や滝を輝かせていた。まるで地球をドームの中に縮小したような印象だった。そしてドームの中で好みの場所で伸び伸びと過ごすポケモン達がいた。

 

「驚いた?ここは元々私のパパとママが昔経営していた植物園を兄さんが改修して作った施設なんだよ!しかもねここにいるポケモンは全部兄さんのポケモンなんだよ!」

 

全部‼︎ここのポケモン全部が叔父さんのポケモンなのか。

 

「凄…い」

 

俺は凄いとしか言えなかった。他の言葉で表せないとはこの事だろう。

 

「まぁ兄さんが捕まえたというよりポケモンが兄さんに懐いて付いて来たっていう方がほとんどなんだけどね……」

 

母さんは少しだけ呆れたような声でいった。懐いて付いて来たってどういう事だ。

 

「お!そこにいるのは、おーいカナー!どうしたんだ!」

 

すると草木のエリアの方から声が聞こえた。そこには金髪で短髪の白衣を来た男が現れた。夏の海にでもいそうなチャラそうな男、彼がロジック博士だ。

 

「あ!兄さん!久しぶり!」

 

「久しぶりだな、カナ。だいたい2年振りかな?うん?カナ、背中にいるのはもしかしてメールで言ってた?」

 

「そうよ、兄さんがなかなか家に遊びに来ないから私がユウちゃんを見せに来てあげたの!」

 

「そうか!悪いなカナ…俺もすぐにユウの顔を見に行こうと思ってたんだけど化石探しで各地の地方を探検して帰って来たのが1年前でそれからポケモン達の世話が忙しくてなかなか行けなかったんだ。」

 

「もう!兄さんはポケモンに構いすぎなのよ!その癖はどうにかならない?ポケモン達はドームの中で自生している木の実で生活できるし全自動ポケモンフーズ機も確か探検に出る前に買ったわよね!」

 

「いや…まぁ確かにそうなんだが俺が少しでもドームから出ようとすると澄んだ瞳でみんな俺を見てくるんだ。そんな目で見られたら外に行けないだろう…」

 

それが”あの癖”か。ポケモン大好きなんだな。

 

「あ!そうそうカナ、また家族が増えたんだ!」

 

それを聞くと母さんは一度ため息をして

 

「また?兄さん!いくらビオトープが広いからって旅の度に家族が増えるとそのうちいっぱいになるわよ!」

 

「その時は増築するよ!」

 

目がキラッとしている。凄くいい笑顔だ。

 

「はぁ…そんなんだから結婚どころか彼女も出来ないのよ…で今回はどんなポケモンが来たの?」

 

「あぁ!少し待ってろ!」

 

すると叔父さんは口笛を吹いた。そして間もなくたくさんのポケモン達が叔父さんの元に集まった。

 

「紹介するよ!こいつはイッシュ地方の森で怪我していた所を助けて付いてきたゼブライカとシママだ。この二匹は親子なんだ。そして次がカントー地方のサファリパークの中で群れのボスから嫌われていてイジメらていた所を庇ったら付いてきたサイホーン。いや〜あの時は身を挺して守ろうとしたけどボスのサイホーンのつのでつくをこのサイホーンがつのでつくで受け止めてくれなかったら危なかった。あの時はありがとうな!そして次がカロス地方の山岳地帯で一緒にご飯を食べていたら仲良くなったエレキテルとヤヤコマ!そして次が…

 

「待って、待って!」

 

「うん?あぁすまない…少し喋りすぎたな。」

 

「そうよ。それにしてもやっぱり今回もポケモンの方から付いて来たのね」

 

「あぁそうなんだ。俺としては当たり前の事をしているだけなんだが…何故かみんな白衣の袖を引っ張って呼び止めてくるんだ。」

 

「その兄さんの当たり前がポケモン達から好かれるポイントなのよ。あと兄さんまだユウちゃんに自己紹介してないでしょ?ちゃんと挨拶して。多分私たちが何を話して分からなくて混乱してるわ。」

 

いやいやちゃんと分かってますよ!

動けないけど(笑)

 

「そうだな!すまないなユウ。では改めて私の名前はロジック・フィールド。君のお母さん、カナ・ディーンの兄だ。仕事はポケモン研究者で主に古代のポケモンに関して研究を行っている。そしてこのロジック研究所の所長だ。」

 

叔父さんは古代ポケモンが専門なのか…

というか初めて母さんの名前と自分の苗字が分かったな。つまり俺はユウ・ディーンってことになるのか。ちょっとかっこいいな。

さて、じゃあ次は俺も挨拶するか。

俺は叔父さんの方を見て

 

「ダー!」

 

とだけ言った。

 

「ユウちゃん、偉いね〜♬ちゃんと挨拶出来て〜。」

 

よし!当分の挨拶はダーで通せば大丈夫そうだな。

 

「カナはもう親バカか…まぁ初めての子供だからわからなくもないけ「バ…カ…?」

 

そのあと兄さんがあっマズいって顔をした。どうしたんだろう。バカって単語に反応したみたいだけど…

 

「兄さん…バカってどういう事かしら?」

 

「あ…いやバカじゃなくて親バカって…。」

 

「どっちも変わらないわよ!」

 

いや変わるよ!

と心の中でだけツッコんだ。

 

「兄さん!今からバトルよ!バトルフィールドは用意出来てるわね。」

 

「そりゃ毎日整備してるから用意出来てるけどカナ、一回落ち着いて…「分かった!いいから行くわよ!」

 

そして叔父さんは母さんに手を掴まれてバトルフィールドに連れて行かれた。

 




5話、読んでいただきありがとうございます!
ドームの中に広がる大自然って一度は行ってみたいとか考えた事はありませんか?私は考えてました!(笑)
ゲノセクトの時に出たビオトープ?だったかな?
あれを見た時は子供の頃に同じような事考えてたなって思いました!
1つの施設の中にはたくさんの種類のポケモンが暮らすって凄く楽しそうですよね!
では次回をお楽しみに!
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