ポケットモンスター in another life 作:プチシュー
いや〜面白かったです(笑)プニちゃんもパーフェクトジガルデになって早くアニメでもパーフェクトジガルデ見たいなぁ〜って思いました!
これ以上書くとネタバレを書きそうなのでここら辺で自重します(笑)
では6話どうぞ!
母さんは叔父さんを連れてドームの外にあるバトルフィールドに移動した。バトルフィールドは地面に白線が引かれているオーソドックスな感じだった。そしてフィールドの脇にはベンチが2つあり俺はその1つのベンチに座らされた。そして母さんはフシギちゃんとプーちゃんをボールから出した。
「フシギちゃん、プーちゃん、私はいまから兄さんとポケモンバトルするからユウちゃんをしっかり見ててね。もし…万が一だけどユウちゃんにケガなんてさせたら分かってるわね?」
それを聞くとフシギちゃんとプーちゃんは冷や汗をダラダラかきながら首を縦に何度も振っていた。俺に何かあったらどうなるんだろう。
そして母さんがトレーナースペース(以降TS)に移動するとプーちゃんは俺の座ってるベンチの前に立ってフシギちゃんはイスに座っている俺をムチで背中を抑えていた。
「行きなさい!ソルちゃん!」
「ソル!」
母さんはソルちゃんを繰り出した。さて叔父さんが何を出すのか楽しみだ。
「カナ、本当にやるのか?」
「当たり前でしょ!早くポケモンを出しなさい。」
「はぁ、仕方ない…アブソルか…なら。」
叔父さんはポケットからホイッスルを取り出した。ホイッスルは少しだけ傷ついているがよく手入れされているのがベンチに座っている俺からも分かった。そして叔父さんはホイッスルを強く吹いた。
「ギャー!」
するとドームの中からかフィールドに届く位の大きな声がした。そして暫くすると空から恐竜のようなポケモンがフィールドに降りてきた。プテラだ。
「プテラ、久しぶりのバトルだ!よろしく頼む!」
「ギャー!」
「兄さんはプテラか!じゃあいくよ!」
「あぁ!」
「「いざ!尋常にバトル!」」
「私からいくわよ!ソルちゃん、つるぎのまい!」
つるぎのまいか…つるぎのまいはポケモンの攻撃力を上げる技だ。最初に使う技としては悪くない選択だと思う。
「いくぞ!プテラ、かみくだく!」
プテラは口の牙を尖らせソルちゃんに迫っていく。これは命中コースだ。
「ソルちゃん、応戦するわよ!メガホーン!」
ソルちゃんは三日月型のツノに力を集中させプテラに向かっていった。そしてプテラのかみくだくとソルちゃんのメガホーンがぶつかった。両者の力を拮抗している。それは当然と言えば当然であるプテラはいわ/ひこうタイプで虫タイプの技であるメガホーンは効果が今ひとつ。アブソルはあくタイプであるため、あくタイプの技であるかみくだくは効果が今ひとつ。しかし何故だろう。徐々にアブソルの方がプテラを押し戻している。つるぎのまいの効果だろうか?しかしだんだんとアブソルの押し戻す力が大きくなっていった。
「どういう事だ…。」
「教えてあげる!私のソルちゃんのとくせいは”せいぎのこころ”あくタイプの技を受けるとソルちゃんの攻撃力は上がるの!つまりそうやってソルちゃんが鍔迫り合いをする限りソルちゃんの攻撃力は上がり続けるのよ!」
「そういう事だったのか!なら…プテラ、地面に向けてドラゴンクロー!一旦距離をとるぞ!」
プテラは地面に向けてドラゴンクローをぶつけ衝撃波を発生させソルちゃんと一瞬離れた隙に空に逃げた。勝負はまだこれからのようだ。
「ソルちゃん、畳み掛けるわよ!おにび!」
「プテラ、ストーンエッジですべて撃ち落せ!」
ソルちゃんが出したおにびをプテラのストーンエッジが次々と消滅させていく。そしてストーンエッジの何個がソルちゃんに命中した。
「ソルちゃん、大丈夫?」
ソルちゃんは無言で頷いた。ダメージは大した事はないようだ。
「ならいくよ!ギガインパクト!」
ソルちゃんは助走をして一気に加速。プテラに向かって一直線に飛んだ。
「プテラ、ストーンエッジでアブソルを撃ち落せ!」
ストーンエッジはソルちゃんに命中するがそれはギガインパクトから発生するオーラで消滅していった。しかしすべてが消滅しているわけではなく何割かはソルちゃんに命中していた。ソルちゃんは苦しそうな表情をするが勢いは決して弱まらない。凄い忍耐力だ。そしてギガインパクトがプテラに命中する直前で
「プテラ、まもる!」
「え!」
プテラは全身を覆うように球体状のバリアを発生させソルちゃんのギガインパクトを防いだ。
「ソ…ル…」
ソルちゃんはギガインパクトを防がれて返ってきた衝撃を全身に受けたのであろう。受け身を取れないまま地面に落ちた。
ポケモンのゲームであればただ攻撃を守られたという処理だっただろうが実際は違う。
アニポケのシンジのエレキッドとサトシのピカチュウ戦を思い出してみた。ピカチュウがエレキッドに向けて放ったボルテッカーをエレキッドがまもるが防いだ事だ。ピカチュウはまるでボルテッカーの衝撃が自分に返ってきたような表情をし一瞬ひるんだ。つまりまもるという技は例えるなら決して崩れない岩になると考えるのしっくりきた。
「ソルちゃん!」
ソルちゃんは何とか立ち上がったが立っているのが精一杯という感じだった。
「カナ、これで最後だ!ドラゴンクロー!」
プテラは大空からまっすぐソルちゃんに向かって飛んだ。空から落下する勢いがプラスされてドラゴンクローの威力は上昇しているだろう。
「ソルちゃん避けて!」
しかしソルちゃんは動けない。このまま行けばドラゴンクローをもろに受けてソルちゃんは確実に戦闘不能だろう。そしてプテラはドラゴンクローが命中!…する直前で大空に戻った。それに母さんはあっけを取られた表情をした。
「カナ、この勝負は俺の勝ちだ。早くアブソルを休ませてやれ。」
「ソルちゃん、お疲れ様!ボールに戻って!」
「プテラもよく頑張った!いい子だぞ」
叔父さんはプテラの頭を撫でるとプテラは嬉しそうな表情と声を上げた。本当にポケモンに好かれているんだな。するとプテラは直後、叔父さんの頭にかぶりついた。
「痛い! 痛い!甘噛みでも痛い!プテラ、ドームの中で休んでてくれ!」
「ギャー!」
プテラは叔父さんを離してドームの中へ戻っていった。
「兄さんも強くなったわね!」
「まぁフィールドワークでいろいろな所に行くからね。カナのアブソルも大分育てられていたね。それに”せいぎのこころ”持ちのアブソルなんて兄さん知らなかったぞ。」
「まぁ私も気づいたのは少し前だったんだけどね(笑)ところで兄さん…」
「うん?どうした?」
「私たちって何で戦ってんだっけ?」
叔父さんはその場で転んだ。俺もベンチから落ちそうになった。それを必死につるのムチでフシギちゃんが支えていた。
ありがとう、フシギちゃん。
「何でって…いや何でもない。」
叔父さんは説明するのが面倒になったのだろう。俺も同じ立場なら説明はしないだろう。
「それより早くドームの中に入ろうか。アブソルも早く回復させないとな!」
「あ!そうだった!フシギちゃん、プーちゃんボールに戻って!ユウちゃんはママが抱っこするからね!」
そして俺たちはドームの中に戻っていった。
この小説での初めてのバトル、どう書くと凄く悩みました。
文字だけだとやっぱり伝わりにくい部分も多いのでもしかしたらバトルの状況が上手く伝わっていない部分も多いかもしれないのが心配です。
私も何度も読み返して表現が適切ではない部分や足りない部分があれば何回も編集していくので、読んだ方の中でここが分かりにくかったとかありましたら教えていただけると幸いです。
それでは次回の更新をお楽しみに!