ポケットモンスター in another life   作:プチシュー

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まずはお気づきになった方もいると思いますがタイトルが変わりました!
びっくりさせてしまったらごめんなさい(笑)

それでは8話どうぞ!


8話 旅立ちは突然に

「こんにちは!博士、今日もシママ達と遊んでていいですか?」

 

「やぁ!ユウ、こんにちは!いいよ!でもケガすると特訓中の君のママに後で私が怒られるからそこは気をつけてくれ!」

 

「はい!」

 

俺は今日もシママ達が居る森・草原エリアに向かった。初めてロジック研究所を訪れたのをきっかけに頻繁に叔父…ロジック博士の研究所に遊びに来るようになった。

その理由は母さんが博士に負けてから俺をここに預けて博士の研究所のバトルフィールドでポケモンバトルの特訓をしているからである。あれから4年近くがたち俺ももう5歳になった。もう多少流暢に話しても違和感はなくなっていた。俺としてはこうやってロジック研究所にこれて沢山のポケモンと遊び&観察が出来るからありがたい。

 

「おーいシママ!」

 

「シマー!」

 

森・草原エリアに入るとすぐにシママを見つけた。シママも俺を見つけるとすぐに駆け寄ってきた。この研究所に遊びにくるようになって俺は森・草原エリアのポケモン達とよく遊ぶようになった。ちなみに草原エリアとは俺が4つに分けたドームのエリアの1つである。他にも砂場エリア、泉エリア、山・洞窟エリアがある。

俺がよく遊びにいくのは泉エリアとここ草原エリアである。

 

「元気だった〜?って昨日もあったか(笑)今日は何して遊ぼうか?」

 

「シマ〜…」

 

シママも何して遊ぼうか悩んでるみたいだな。まぁ昨日も他のポケモンと一緒に泥んこ遊びもしたからな。俺も何したらいいか分からないからここは”みんな”にも聞いてみるか。

 

「おーい!みんな遊びに来たよ〜!」

 

俺は森全体に聞こえるように叫んだ。すると森の中からポケモン達が集まってきた。木の上からキャタピー、ハスボー、ヤヤコマ。草むらの中からゼブライカ、ケンタロス、ミルタンク、ジグザグマが出てきた。このポケモン達が草原エリアを住処にしてるポケモン達である。みんな俺の友達だ。

 

「みんな、今日は何して遊ぼうか?」

 

「ミル〜!」

 

するとミルタンクがまっさきに手を上げてついて来てと言わんばかりの態度をしている。

 

「よし、じゃあみんなでミルタンクについて行こう!よろしくね、ミルタンク!」

 

「ミル〜!」

 

ミルタンクは森の中に向かって歩き出し他のポケモン達もついていった。俺も他のポケモンと一緒に歩き出そうとしたが

 

「ピー!」

 

足元で鳴き声がする。足元を見るとキャタピーが俺の足に体当たりしていた。

 

「またなの?キャタピー。」

 

このキャタピーはとても甘えん坊でいつも俺に抱っこをせがんでくるのだ。俺も抱っこするのは嫌いじゃないがこう毎回だと流石に教育上はよくない気もするがいつも抱っこしてしまう。よし!今日こそは断るぞ!

 

「キャタピー、今日はちゃんと…」

 

そういうとキャタピーは体当たりをやめて俺の目をじっと見てウルウルさせている。…………………よし!次からだな…。

 

「ほらおいで!」

 

「ピ〜♬」

 

俺は今日も負けてキャタピーを抱っこしてしまった。抱っこすると独特の抱き心地が俺の手を包む。うん、やっぱり癖になってしまう。

 

「気持ちいい…じゃない相変わらず甘えん坊だね!ってヤバ!ミルタンクを見失う!」

 

俺はキャタピーを抱いたまま急いでミルタンクを追いかけて森の中に入った。幸い他のポケモン達が道標になったおかげで置いて行かれずに済んだ。

 

「ミルー!」

 

ミルタンクの鳴き声が聞こえた。どうやら目的地に着いたみたいだ。そして間もなく俺たちは森を抜けた。

森を抜けた先には川があった。この川は泉エリアと滝との間を地下で繋いで循環して作られている川である。

 

「そうか、ミルタンクは川遊びがしたかったんだな!」

 

「ミル〜!」

 

ミルタンクは頷いた。季節は現在夏、確かに暑くなってきたから丁度いいかもしれない。

 

「よ〜し!みんなで川遊びだ!」

 

「ウォー!(みんなの楽しそうな鳴き声)」

 

そして俺たちはみんなで川の中飛び込んで川遊びを楽しんだ。

 

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

「おーい、ユウ!おーい!」

 

 

博士の声が聞こえる。目を開けるとドームの中はすっかり日が暮れていた。どうやら気がつかないうちに眠ってしまっていたらしい。周りにはさっきまで遊んでいポケモン達が俺を囲むように眠っていた。

 

「あ!いたいた!ユウ、探したぞ!今日もポケモン達と楽しく遊んだか?」

 

「うん!」

 

「そうか、あ!それはさて置きそろそろ夕食の時間だぞ!」

 

「もうそんな時間?じゃあみんなも起こさないと。スゥ〜………みんな〜起きて〜!」

 

俺は大きな声でポケモン達に向かって叫んだ。するとみんなビクッと驚いて目を覚ました。

 

「みんな、もうそろそろご飯の時間だからまた今度ね!」

 

「ウー…(みんなの悲しそうな鳴き声)」

 

みんなまだ遊びたそうだけど夕食だから仕方ないよね。

 

「そんな悲しそうにしない!また明日ね!」

 

そう言うとみんな渋々ではあるが森の中に入っていった。

 

「じゃあユウ、私たちも夕食にしようか!」

 

「うん!」

 

そして俺たちは夕食が用意されているドームの広場まで向かった。

広場に行くともう母さんがテーブルで待っていた。ちなみに今日の夕食は木の実パスタと木の実スープ、そしてデザートに木の実ジェラートと木の実づくしである。

 

「あら!ユウちゃん、今日もポケモン達と楽しく遊んでたの?」

 

「うん!もう草原にいるポケモン達とは仲良しだよ!」

 

「そっか!なら良かったわ!」

 

「カナ、そういえば何か相談があるってさっき私に言ってなかったかい?」

 

「あぁ、それはもう大丈夫!今のユウちゃんを見てもう決心したから!」

 

決心?何の事だろう。

 

「そうか、ならもう夕食にしよう。私はもう腹ペコだよ。」

 

「そうね!じゃあ「「「いっただきます!」」」

 

俺たちは談笑をしながら夕食を楽しんだ。そして俺はさっき気になった事を母さんに聞いてみた。

 

「ねぇ、ママ。」

 

「うん?どうしたの、ユウちゃん?」

 

「さっき、決心したって言ってたけど何を決心したの?」

 

「あぁそれね…それは…スゥ〜ハ〜」

 

すると母さんが深呼吸を始めた。どうしたのだろう。母さんは思ったことはもうすぐに言ってしまう人間なのだ。だから深呼吸をする所を見るのは凄く新鮮な感じがした。

 

「ユウちゃん。ママね、旅に出ようと思うの!」

 

「「……………はぁ?」」

 

俺と博士は一瞬何を母さんが言っているか分からなくなった。

 




8話 読んでいただきありがとうございました!

次回もお楽しみに!
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