神アイドル目指すことになりました。   作:さくなつそう

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第3話

「緊張…してるの?」

 

 

真っ黒な髪の毛に吸い込まれそうなほど真っ青な瞳。

透き通るような肌の白さに、思わずドキッと胸が高鳴った。

 

 

…でも、この女の子は一体誰なんだ。

僕はこんな子知らないし、まず何でいるのかも知らないし。

 

 

「大丈夫。私についてきてくれれば、それでいいの。」

 

 

「ここにこれをスキャンすればいいの。」そう言って僕の手を場所まで導いてくれた。

取り敢えず、手元にあるカードをすべてスキャンすると、女の子も持っていたものをスキャンし始めた。

 

全て終わると、また突然光に包まれ、どこかから声が聞こえた。

 

 

「ロゼットジュエルね!フリフリがあなたのイメージにぴったり!」

 

 

この声は…さっきの人?

 

 

「こっちもロゼットジュエルね!色違いのコーデで双子みたい!」

 

 

意味もわからず、空からマイクが降ってきて、それをキャッチしたら突然歌が始まって。

隣の子は歌って踊って、もう何がなんだかわからない。

 

 

「大丈夫、貴方はすべてを出し切ればいいの。歌って。」

 

 

僕に聞こえるくらいの小さな声。

ニコッと微笑むと、また歌とダンスに戻ってしまった。

 

何がなんだかまったくもって理解出来ないけど、でもここはやるしかないみたいだ。

僕は昔っから歌だけは大好きで、歌を歌っている時だけは自分をさらけ出せた。

 

それを、今ここで求められている。

 

 

(思いっきり…思いっきり。)

 

 

すっと一息すると、自然と声は出ていて。

声が出ると、自然と体も動いて。

その子にはほど及ばないけど、でも、それなりにはできてたんじゃないかな。

 

 

 

 

最後の決めポーズをした時には、息が上がって、呼吸も少し辛かった。

でも、それほど打ち込めた、楽しめたんだ。

 

 

「お疲れ様。とっても…良かったわ?」

 

 

なぜそこで疑問符?と思ったが、それは何度も聞く誰かさんの声によってシャッドダウンされた。

 

 

「ランクアップです!おめでとうございまーす!」

 

 

ランクアップとは、何のランクですかね。

相変わらず、何のことかわからず首をかしげていると、「ランクアップだって。おめでとう…?」と謎の疑問符をつけて祝ってくれた。

取り敢えず、「ありがとう」と返しに、光に包まれた。

 

 

 

 

 

「お疲れ様ナノー!!!!」

 

「あ、ナノナノうるさい人形。」

 

「ナノナノうるさいとは何ナノ!!!私は君のマネージャーナノ!!!マネージャーOと呼んで欲しいノ!」

 

「は?」

 

 

まねーじゃー?何のこと?

何、僕何になるの?

 

そんな疑問、彼?彼女?は知らず。

ただただ手を握って「おめでとう」と連呼していた。

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