ついに朱乃とのデート、ツナは待ち合わせ場所で待っていたが
「…」
ツナがボロボロであった、朱乃にやられたのではなく小猫にやられたのである
時は遡り1時間前
「よし誰にもバレてないな…」
ツナはコソッと家を出ようとしていた、事前に朱乃にデートすることは伝えると、朱乃はとっても嬉しそうな顔をしていた
「小猫ちゃんには悪いけど…リボーンが嘘で言ったとはいえ、朱乃さん本当に俺とのデートを楽しみにしてたし…」
ツナが玄関の扉を開けると
「…どこに行くのツナ君?」
「こ、小猫ちゃん…な、何で…?」
小猫が外で仁王立ちしてスタンバっていた
「…私はツナ君の彼女だしツナ君が何を考えてるかわかる、それにツナ君がどこに行っても仙術で見つけられるから」
「そ、そうだよねぇ…ハハ…ハハハ…」
「…ツナ君?」
「は、はい!!」
「…いちおう聞くけど、どこに何しにいくの?」
「ちょ、ちょっと公園に行ってランニングだよ!!ほ、ほら!!リボーンの修行でさ!!」
「…ふ~ん?」
「お、俺もう行かないと!!遅れたらリボーンに殺されちゃうしさ!!」
「…じゃあ私もついて行く」
「え…?」
「…私がついて行ってもいいよね?別に修行なんでしょ?」
「えっと…それは…その…」
「…それとも何?私がついて行ったらまずいことでもあるの?」
「い、いや!!だから!!その!!」
小猫に尋問され、完全にピンチに陥ったツナ
そして
「ゴメン小猫ちゃん!!」
ツナは小猫に土下座して謝る
「今日一日だけでいいんだ!!リボーンが勝手に言ったとはいえ、朱乃さん俺とデートとのとっても楽しみにしてて…だからお願い!!一日だけでいいから!!」
「…わかってた」
「え…?」
「…ツナ君なら絶対に行くと思ってた、ツナ君が朱乃さんの期待を裏切れないことくらい…」
「小猫ちゃん…ありがとう」
「…なんて言うと思った?」
「え…?」
すると小猫はツナに近づいていく
「え!?ちょっと小猫ちゃん!?お、落ち着いて!!」
「…私は充分落ち着いてる」
「な、なら!!話し合おう!!ね!?」
「…問答無用」
ドガバキゴキベキ
「ぎゃーーーーーーー!!」
ツナの断末魔が駒王町中に響いたのであった
そして現在に至る、いちおう小猫にボロボロにされながらも朱乃とデートする許可はもらえました
「本当に死ぬかと思った…下手したら悪魔に転生してたかもしれない…」
ツナがそんなことを呟いていると
「お待たせツナ君」
「あ、朱乃さん…ですよね?」
髪をおろした私服姿の朱乃を見て、驚いていた
「変かしらこの格好?」
「そ、そんなことないです!!似合ってます!!」
「嬉しい!!」
ツナに似合っていると言われ朱乃は舞い上がっている
「今日、ツナ君は私の一日の彼氏ですわ、ツナって呼んでいい?」
「いいですけど」
「やったぁ!!」
「(朱乃さん、なんかいつも雰囲気が違う、普通の女の子みたい…)」
いつもと違う朱乃を見てツナは少し戸惑っていた
「じゃあ行きましょうか」
「あ、朱乃さん!?」
いきなり朱乃がツナに腕に絡まってくる
「今日、私はツナの彼女、そうでしょ?」
「そ、それは…そうなんですけど…」
「…それとも嫌?」
「だ、大丈夫ですから!!」
朱乃が目元を潤ませて言ってきたので、ツナは何も言えなくなってしまう
「(こ、小猫ちゃんとでも手を繋ぐのがやっとなのに…こ、こんなところ小猫ちゃんに見られたら…)」
ツナがそう思った瞬間、どこからか殺気を感じる
「…さ、殺気?ま、まさか…?」
ツナがおそるおそる後ろを振り向くと、電柱の影に小猫がいた
「ひぃいいいい!!」
殺気放っている小猫を見てツナがビビる
「それじゃデート開始ね」
朱乃も小猫の存在に気づいていながら、気づいて
いないフリをする
朱乃とのデート一体どうなる!?そしてツナの運命は!?
昨日の話と今回の話では全く逆な感じになりました。