あのあと黒歌は去り、30分後ツナなんとか目覚める
「血が足りない…」
黒歌の2度の誘惑のせいで鼻血を出しすぎたせいでツナは軽い貧血を起こしていた
「大丈夫ツナ君?」
「なんとか…少し頭がクラクラする」
「…ゴメン姉さまのせいで」
「小猫ちゃんが謝ることは何もないよ…俺が黒歌の誘惑に負けたのが悪いんだ」
「ツナ君は悪くないよ…姉さまがあんなことをするから」
「いいよちょっとしたイタズラなんだし、俺を殺そうとしたわけでもないし、それよりお姉さんとはどう?何か話したの?」
「そ、それは…!!」
小猫は黒歌に言った言葉を思い出す
『わ、私だってツナ君とエッチしたいのに!!』
勢いあまって自分の願望を黒歌に言ってしまったことを思い出し顔を真っ赤にしていた
「!!」
「小猫ちゃん?」
「何でもない…!!姉さまとは少し話しただけ…」
「そっか…」
「ツナ君、ゆっくり休んで」
「そうさせてもらうよ、ゴメンね色々と迷惑かけて」
「気にしないで、お休みツナ君」
小猫は部屋から出ていき、ツナは眠りにつく
ツナはしばらくベッドで横になっていると、ツナの部屋の扉が開く
「だ、誰?」
「…」
「朱乃さん、どうかしたんですか?白装束なんて着て」
すると朱乃はベッドの上に入り
「あ、朱乃さん!?」
「ツナ…抱いて」
「はい!?」
すると朱乃は白装束を脱ぎ全裸となる
「ちょっと!!朱乃さん何してるんですか!?」
慌てて顔を真っ赤にし目を閉じるツナ、すると朱乃は即座にツナに抱きついてくる
「(こ、この感触は黒歌のときと同じ…!!あ、朱乃さんの体が…!!ダメだ意識を保たないと!!)」
だがツナはここで異変に気づく
「(何だろう…朱乃さんから…悲しみを感じる)」
「ツナ…?」
「何でそんなに悲しそうな表情をしてるんですか?」
「何を言っているの…?」
すると朱乃はツナから離れると、ツナは白装束を朱乃に手渡すと朱乃は白装束を再び着ると、ツナは目を開けて告げる
「わかりますよ、いつもの朱乃さんじゃないってことぐらい…」
「私は普通よ、あなたに抱かれて安心して決戦に望もうとしているだけよ」
「そんなんじゃない、バラキエルさんのことですよね」
「…」
「やっぱり…バラキエルさんが来てからずっと朱乃さんの元気がありませんでした」
「決めたのよ、あなたに抱かれて全てを消し去るって」
「無理ですよ…忘れることなんてできませんよ」
「何を…?」
「辛いことを忘れるなんて絶対にできませんよ」
ツナは思い出す、今までの戦いで辛くなかった戦いなんて一つもないことを、そしてそれを忘れたことは一度もないことを
「朱乃さんはバラキエルさんのことを認めたくないだけです」
「認めたくない…?」
「本当にバラキエルさんが悪い人だって思っているんですか?」
「そ、それは…」
「俺も朱乃さんみたいに父親のことを認めたくありませんでした、でも俺は父さんのことを何も知らなかった…ただ勝手に認めたくないと思ってだけだった」
「じゃあ私はどうしればいいの…私はツナみたいに父親を認めることなんてできる自信はない…」
「すぐには無理ですよ、だって朱乃さんと俺とじゃ苦しみが全然違う…俺はそれで何かを失ったわけじゃない…でも朱乃さんはお母さんを失った…」
「ツナ…」
「大丈夫ですよ、俺も協力します…ちょっとずつ
でいいからバラキエルさんと仲直りして、いつも
の朱乃さんに戻ってきてください、俺は朱乃さん
のそんな悲しい顔見たくありません…俺だけじゃ
ないきっとみんなだって朱乃さんのそんな悲しい
顔を見たくないはずです…」
「本当にバカ…私も…あなたも」
「安心してください、俺は死ぬ気で朱乃さんのことを護ります、約束します」
「ありがとう…ツナ…大好きよ」
少しだけ朱乃の心を開くことに成功したツナ、朱乃とバラキエルは仲直りできるのだろうか