ツナとイリナはエレベーターで上へどんどん登っ
ていく、しばらくするとエレベーターが止まり
扉が開き、二人はエレベーターから降りる
「着いたわ」
「ミカエルさまはどこにいるんですか?」
「あそこの庭園にいらっしゃるわ、着いてきて」
イリナの案内のもと、ツナはミカエルのいると庭園に向かう
庭園に着くと、テラスになっている小屋のテーブルの所に金色の羽を持ったミカエルと、天使の羽が多い女性が座っていた
「ミカエルさま、お客様をお連れて参りました」
「ご苦労様です、
ミカエルがイリナに労いの言葉をかけると、ミカエルと女性は椅子から立ち上がる
「(綺麗な人だな…でも知らない天使の人だ)」
ツナが女性のほうを見てそう思っていると
「こんにちは綱吉君、急に呼び出してもらってすいません」
「大丈夫です…それで用事って言うのは?」
「彼女があなたに会いたいといいましたので」
「そちらの女性の方が?」
ツナが女性のほうを向くと、女性は一歩前に出て一礼する
「ええ、紹介するのは初めてでしたね、こちらは私と同じ四大セラフの一人で…」
「ごきげんよう、わたくしは四大セラフの一人でガブリエルと申します」
「(ガブリエル…あ!!思い出した!!確かアザゼル先生が言ってた初代のことが好きだって言ってた女性天使の人だ!!)」
ガブリエルが自己紹介すると、ツナはアザゼルの話に出てきた人物だということを思い出す
「ガブリエルさまはねツナ君…」
「天界最強の女性天使で、天界で一番綺麗な人…」
「何で知ってるの!?」
ガブリエルのことをツナが知っていたことに驚くイリナ
「あら~本当にジョット様にそっくりなのですね、会えて嬉しいわ」
「ガブリエルさんとは俺も一度会いたいと思っていました、俺も会えて嬉しいです」
「え!?え!?どういう関係なの!?ツナ君とガブリエルさまって!?」
二人が握手を交わし、イリナは困惑していた
「綱吉君の先祖は一度この天界に来たことがあって、そのときガブリエルは彼の先祖、ジョットに惚れていたのですよ」
「ミ、ミカエルさま…!!」
「おっと、私としたことがつい喋ってしまいました、あの時のガブリエルはとても初々しかったものですから」
うっかり喋ってしまい、ガブリエルは俯き顔を少し紅潮させていた
「し、知らなかった…初めて聞いたわ…」
イリナはあまりのことに驚愕していた
「さて先に私の用事を済ませましょうか、綱吉君」
「何ですか?」
「これをあなたに」
「こ、これって!?まさか!?」
ミカエルが懐からカードデッキをツナに渡すと、イリナそのカードデッキを見て驚く
「カードデッキ…?」
「そのカードデッキの中には天使に転生するためのカードが入っています」
「そ、そんな大事な物を俺に!?いいんですか!?」
「あなたは強い上に、何より純粋で優しい、天使になれる資格は充分ありますよ、もし天使になりたいと思うのであれば是非使ってみてください」
「あ、ありがとうございます」
ツナはお礼を言うと、カードデッキをポケットにしまう
「ガブリエル、せっかく綱吉君と会えたのだから二人でゆっくりお話でもしてください、私たちは退散しますので」
「すいませんミカエルさま、気をつかわせてしまって」
「いいえ、何も気にすることはありませんよ、ではイリナ、行きましょうか」
「はい、ミカエルさま」
ミカエルとイリナは気を使い、その場から退散していく
そしてツナとガブリエルは椅子に座り
「あのせっかくなんで初代…ジョットのことを聞きたいんですけど」
「いいですわ、さて何から話そうかしら…」