ポイズンクッキングの饅頭を食べた元浜は椅子の上で横になり眠っていた。一応リボーンが薬を持っていたので、元浜はそれを飲む。そのおかげか顔色が少し良くなっていた。
「ビアンキのポイズンクッキングに効く薬なんてあったんだ」
「まぁな、だがツナに当たってたら薬は絶対渡さなかったけどな」
「何で俺だけ!?」
「決まってるだろ、この程度の毒でくたばるようじゃマフィアのボスにはなれないからな」
「マフィアとは関係ないだろ!!」
「何言ってんだ、マフィアのボスが毒殺されることなんてよくあることだぞ」
「だからマフィアは継がないって言ってるだろ!!」
自分がマフィアのボス候補だということを松田と桐生に知られたくないツナは二人に聞えないようにリボーンにつっこむ。すると松田と桐生がその場で倒れる。そしてこの二人だけではなく、金閣寺にいた人が次々とその場で倒れていく。
「京の者ではないな?」
すると巫女装束を着た女の子が現れる、頭部には小猫のような獣の耳が生えている。
「ど、どうなってるの?俺たち以外眠らされと思ったら、急に…」
「どうやら、あまりいい雰囲気ではないようだな」
「そのようね」
突然のことに驚くツナに対し、ゼノヴィアとイリナは状況を理解していた。
「母上は返してもらうぞ!!」
「は、母上…?俺はお前の母ちゃんなんて知らねぇぞ!!」
「とぼけるな!!私の目は誤魔化しきれんのじゃ!!」
イッセーが少女に向かって叫ぶが、しかし少女は
問答無用の様子である。
「どうやら聞く耳はもたねぇようだな」
「リボーン…来ていたのか」
割烹着とカツラをとって、いつの間にかスーツ姿に戻っていたリボーン。ゼノヴィアが呟く。
「貴様ら何者じゃ?人間でありながらなぜ、我らの術が効かない?」
「その言い方だと、金閣寺にいた奴らを眠らせたのはてめぇ
「質問しているのこちらじゃ!!答えろ!!」
「俺はリボーン、ツナの家庭教師で世界一の
「我らを愚弄しておるのか!!」
「本当のことだぞ、それより隠れてねぇでとっとと出てきたらどうだ?」
リボーンが殺気を放ちながら言う。するとリボーンたちを囲むように多くの妖怪が現れる。
「どうやら話し合いは無駄なようだな、イッセー」
「おう!!」
イッセーは籠手を出現させ、アスカロンを取りだしゼノヴィアに渡す。アスカロンを受け取ったゼノヴィアはリボーンから貰ったゼノヴィアのバットを異空間から取り出し刀に変型させる。
「イリナ、これを受け取れ」
「こ、これってゼノヴィアが貰ったバット!?」
「スペアだ、お前なら使いこなせるはずだ」
「わかったわ」
ゼノヴィアのバットならぬ、リボーンからイリナのバットを受け取ったイリナ。
「スペアあんのかよ…まぁいいや、アーシア!!例のカードは持ってるな」
「は、はい!!」
アーシアが一枚のグレモリーの紋章の入ったカードを取り出す。これは修学旅行前にリアスから貰った、リアスいなくてもプロモーションできる代理認証カードである。
「よっしゃ!!プロモーション
「いくぜ」
イッセーは
「かかれ!!」
少女が叫ぶと、妖怪たちが襲いかかってくる。
「ここは一般の観光客もいる、だから派手な攻撃はするな、それとアーシアのことは任せとけ、お前らはこいつらとの戦いに集中しろ」
「「「「おう!!」」」」
リボーンの心強い言葉に、全員安心して妖怪たちの戦いに望む。
「っしゃいくぜ」
「はぁ!!」
ツナとイッセーはスピードで妖怪たちを撹乱し、力を加減し攻撃していく。一方イリナとゼノヴィアはすぐにバットを使いこなし、峰打ちで妖怪たち圧倒していた。そして勝てないとわかったのか妖怪たちは後方に退いていく。
「撤退じゃ…今の戦力ではこやつらには勝てぬ…だが母上は返してもらうぞ!!」
少女がそれだけ言い残すと、妖怪この場から消えるように去っていった。
突然の襲撃、京都で何が起こっているのだろうか!?