ボンゴレ式修学旅行2日目も
「よし…そろそろだな…」
イッセーがホテルの部屋にある時計を見て呟く。そうイッセーはリベンジしようとしていた。それは女風呂を覗くことである。
「おそらく俺の動きはリボーン先生は把握している…だったら一気に女風呂までダッシュするまでだ!!」
こっそりと行っても無駄だとわかったイッセーは、一気に女風呂まで行くことを決心する。そして部屋の扉のノブに手をかけるとイッセーは心の中で叫ぶ。
「(いざ行かん!女風呂という名の桃源郷へ!」)
扉を勢いよく空け女風呂に向かってダッシュしようと、したその時だった。イッセーの真下に転移魔方陣が現れる。
「転移魔方陣!?何で!?」
さすがのイッセーも転移魔方陣が現れるとは思ってもみななかったので、ダッシュするところではなくなり、その場で立ち止まってしまう。するとまばゆい光と共にイッセーはその場から消え、どこかに転移する。
「ここは?どこだ?」
イッセーが辺りを見渡すとそこは草原であった。辺りには綺麗な花畑があり、そこには動物はおろか、虫も一匹もいないのどかな場所だった。
「ようイッセー。」
「ちゃおっすイッセー。」
「アザゼル先生!?リボーン先生!?」
突如、イッセーの前にのアザゼルとリボーンが現れる。リボーンに至っては背中に6枚の偽物の堕天使の羽を生やし、金髪のカツラをつけていた。おそらくアザゼルのコスプレであろう。
「お前は女風呂を覗くって言ってたからな、こっちもお前を迎撃するための準備はしてきたぞ。」
「望むところですよ!!今日こそ女風呂を覗いてやりますよ。」
「いい返事だぞ。じゃあ今回の試練の説明し
てやる。アザゼル、例の物を頼むぞ。」
「了解。こちらアザゼル。例の物を出撃させてくれ。」
リボーンに言われアザゼルが無線機で誰かに連絡する。
「例の物…?出撃…?何か来るのか…」
アザゼルの言葉を聞いて、イッセーは何か来るのではないかと思いすばやく
その頃、
「アザゼルからの要請確認したのだ。」
「了解。いつでも出撃できる。」
「Aハッチ、Bハッチ、Cハッチ、Dハッチ開口します。」
グリゴリではアザゼルの要請が入り、グリゴリの研究員であるサハリエル、スパナ、ジャンニーニがとある兵器をイッセーたちがいる兵器に送っていた。その兵器はベルトコンベアで各部屋に入ると同時に次々と転移魔方陣でイッセーたちのいるフィールドへ転移していった。
ちなみにジャンニーニは修学旅行の時にバスに何かあってもいいように念の為に修学旅行に参加していた。その後リボーンの命令でイッセー迎撃作戦にした。
「いやー君たちの世界の技術は凄いねー。こんな技術があっただなんて。」
「いえいえこちらのほうこそ、色々とグリゴリの研究施設を見せてもらってありがとうございます。」
一方でグリゴリの研究員の一人のタミエルと正一はお互いの世界の技術について熱弁していた。
「しかしやりすぎじゃないかこれは…?」
「グリゴリ総出でまさかこんなことをするなんて思ってもみなかったわ。シェムハザにあとでなんて言われるかしら…?」
転移されていくその兵器を見て朱乃の父であるバラキエルとグリゴリの女性研究員のベネムネが、転移されていく兵器を見て、嘆息しながら呟く。
「おっぱいドラゴンよ!貴様の快進撃もここまでだ!我らグリゴリの最終兵器に勝てるかな!」
グリゴリの研究員の一人にして、日本の特撮番組の悪役に魅入られてしまったアルマロスが豪快に叫ぶ。
「全て転移の確認したのだ。」
「これでウチらの任務は終了だ。」
すべての兵器が転移を確認したサハリエルとスパナは、緊張がとけたのか、少しぐったりしていた。
再びイッセーたちのいるフィールド。
「何だありゃ!!」
イッセーは次々と転移してくる兵器に目玉が飛び出るほど驚いていた。
「ちょ、ちょっと何すかあれ!」
イッセーが目の前に転移してきた500以上の兵器を指さして叫ぶ。
「
「ダウンフォールモスカ…?」
「ああ。俺たちの世界の兵器だ。それをウチのメカニックとグリゴリの研究員が総出で作ったんだ。」
「何してるんですかあんたら!アザゼル先生も堕天使のみなさんに何やらせてるんですか!」
「別にやらせてなんかいねぇよ。今回のことをあいつらに話したら面白そうだって言って、ほとんどの奴らがはりきって協力してくれたぞ。シェムハザの野郎は最後まで反対しやがっためんどくさいから、無視した。」
「何はりきってくれちゃってるんですかグリゴリの皆さん!それにシェムハザさんの苦労を労ってあげてください!」
イッセーがアザゼルとここにはいないグリゴリの研究員にたいしてつっこむ。そんな中でリボーンが今回の試練について説明する。
「で今回の試練はこいつらをかいくぐりながら、10km先にある女風呂の目の前に転移できる転移魔方陣にお前が着くことができたらお前の勝ちだ。」
「倒す必要がないならいけるかもな…よしわかりました!!受けて立ちます!!」
「了解だぞ。」
「んじゃ俺たちはグリゴリに戻って、お前の活躍を映像で見ててやるぜ。」
イッセーがこの挑戦を受けることを承諾すると、リボーンとアザゼルは転移魔方陣でグリゴリに戻っていく。そして少しするとリボーンからアナウンスが聞こてくる。
『言い忘れたことがあったが、お前の体には超小型の発振器がついてるからな。どこに逃げてもモスカはお前の居場所がわかるようになってるからな。』
「え!?どこ!?ていうかいつの間に!?」
『んじゃ始めるぞ。』
「ちょ、ちょっと待って!!」
ドドドドドドド
500体以上いるであろうモスカが一斉にイッセーにレーザーやミサイル、龍殺しの攻撃や光の攻撃を放ってくる。
「ぎゃーーーーー!!」
叫びがらともかく必死で逃げるイッセー。このままではやばいと思ったイッセーは
「(女風呂を覗くとか言ってる場合じゃねぇ!とにかく生き残ることを考えねぇと!)」
逃げながらそんなことを考えていると、ここで新たにリボーンがイッセーに向かって再びアナウンスする。
『イッセー聞こるか?。言い忘れてたことが3つあってな。』
「絶対に言い忘れてたじゃないでしょ!!それで何ですか!?」
モスカの攻撃から逃げながらもリボーンにつっこむイッセー。五代龍王のタンニーンに鍛えられているだけあって案外余裕である。
『1つ目がもう気づいてるかもしれねぇがそのモスカには龍殺しや光の攻撃が搭載してあるから、気をつけろよ。当たったら消滅するからな。』
「確かに気づいてましたけど!!それで次は何ですか!?」
『2つ目はそんな大したことじゃねぇ。そのモスカにはお前の戦闘データが搭載されてある。そんだけだ。』
「大したことでしょうが!というか俺の戦闘データなんてものがあるんですか!じゃあ俺の動きが予測されるってことじゃないですか!」
『それで3つ目はこのモスカたちを倒しても、このフィールドにはツナがいるからな。』
「ツナが!?何で!?」
『今回はイッセーが女風呂を覗く予定だが、「修学旅行から帰ったら小猫の裸を覗くってイッセーが言ってたぞ」言ったら、協力してくれたぞ。』
「何勝手にやってくれちゃってるんですかー!!それが一番やばいでしょうが!!」
『今のツナは魔王だろうと、お前が
「待てーーーーーーい!!」
イッセーが叫ぶも無駄であった。果たしてイッセーは生き残ることができるのであろうか?
イッセーの女風呂覗き編は次回に続きます。