白猫プロジェクト~賢者と黒竜を従えし者~   作:九戸政景

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政実「どうも、今回のガチャのために島堀計画を進め中の片倉政実です」
リオス「どうも、リオスです。
そういえば、今回のガチャは光属性と闇属性のキャラってだけじゃなく、新職業もあるんだっけな」
政実「うん。
新職業ももちろん気になるけど、今回のキャラはやっぱり引いておきたいキャラだから、10連ガチャを複数回引けるように頑張るつもり」
リオス「ん、了解。
さて……そろそろ始めていくか」
政実「うん」
政実・リオス「それでは、第6話をどうぞ」


第6話 闇の道化師と大いなるルーン

 

エレサールさんと合流した後、俺達は道中で襲い掛かってくる魔物達を退けつつ、<大いなるルーン>があると思われる北の遺跡に向けて進み続けていた。

(エレサールさんを襲った<闇>を操る謎の男の件もあるし、慎重に且つ迅速に進まないとな)

そして進み続ける事数刻、俺達はとても大きな遺跡に辿り着いた。

 

「ここが<大いなるルーン>があるかもしれない北の遺跡……」

「ああ。

……だが、私を襲った男もおそらくこの中にいるはずだ。

皆、注意しながら中を進もう」

 

エレサールさんの言葉に揃って頷いた後、俺達は遺跡の中へと入っていった。

 

 

 

 

遺跡の中に入ってみると、そこには古びた壁や床、そして壁には色々な文字などが書かれていた。

(何だか……カイルさんと一緒に調べたあの遺跡みたいだな)

遺跡の雰囲気からあの遺跡と似たような物を感じていると、キャトラが周りをきょろきょろと見回しながら独りごちるような声で話し掛けてきた。

 

「この雰囲気……

何だか、アストラ島の遺跡に似てる気がするわね」

「うん。あの時と、同じ感じがする。

懐かしいような、それでいて少し悲しいような……」

「そうだな」

 

そして遺跡の中を調べながら歩いていた時、複数の大きな石像が目に入ってきた。

 

「大きな石像……」

「これは島ではよく見られる形の像だが、これほど大きい物はここにしかない。

それくらい、この遺跡は古代の人々にとっては神聖な場所だったのだろうな」

「なるほど……」

 

エレサールさんの言葉に返事をしながら周りを見回していたその時、ポケットの中からワイズが緊張した様子で声を掛けてきた。

 

『……皆さん、遺跡の奥から様々な魔物達の気配、そして不穏な気配を感じます。

気をつけて進んで下さい』

「分かった、ありがとうな」

『いえいえ』

 

ワイズにお礼を言っていると、エレサールさんが俺達の事を見回しながら声を掛けてきた。

 

「私も実際に内部へ入るのは初めてで、何が出てくるかも分からない。

ここはワイズの言う通り、慎重に進むことにしよう」

「「「はい」」」

「分かったわ」

「(了解だ)」

 

そして俺達は、周りの様子に注意を払いながら遺跡の奥へ向けて歩を進めた。

 

 

 

 

「はああぁーー!!」

「これで、どうだあぁーー!!」

 

遺跡の探索中、襲い掛かってきた魔物達に対して、俺とナギアは剣の連携攻撃を加えた。

すると、魔物達は見る見るうちにその姿を消し、辺りは再び静まり返った。

(ふぅ……これで何とかなったな)

額の汗を拭ってから【ソードオブマギア】を背中に差している鞘に戻していると、キャトラが何かを思いだした様子で俺に話し掛けてきた。

 

「……そうだ、ねぇ、リオス」

「ん、何だ?」

「アンタの武器って、たしかアストラ島でバロンから初めて受け取ったのよね?」

「そうだけど、それがどうかしたのか?」

「うん。

でもそれにしては、武器を使いこなしてるなぁって思ったのよ」

 

すると、キャトラの言葉を聞き、ナギアも不思議そうな様子を見せた。

 

「あ、そういえばそうだよな。

島で剣と弓矢の特訓はしてたけど、魔力の特訓とかは特にしてなかったし、ましてや【グラントスピア】みたいな槍なんて手に入れるまで一切使ってなかったし……」

「やっぱりそうよね。

ねぇ、リオス。何か理由とかはあるの?」

「理由、か……」

 

正直なところ、俺もその理由について確信を持って言える物は思い付かなかったが、自分の中でこれかなと言える物はあったので、皆に話してみることにした。

 

「【ソードオブマギア】とかを握って敵の前に立った時に、自分でこうしたいって考えてると、何というかこう……こうすればこういう事が出来るみたいなのが、頭の中にスーッと浮かんでくるんだ」

「つまり、魔力の使い方や技の使い方などは頭の中に浮かんだ方法を使っているという事か?」

「初めてのやつはそうですね。

ただ、魔力の使い方とか一回使った技とかはその瞬間に覚えちゃうので、次に使う時にはそういう事にはならないですけど……」

「頭の中に浮かんでくる、か……

やっぱりリオスの武器達には、何か秘密があるのかもしれないな」

「そうだな。

それに……あの時、初めて受け取ったはずなのに、何故だか懐かしい気がしたんだ。

まるで、昔から使ってたみたいに……」

 

俺はナギアに返事をしながら背中に差している武器達に視線を移した。

(この武器達の秘密が分かる時が来るとしたら……

その時はたぶん、ワイズ達の謎も分かる時なのかもしれないな……)

遺跡の壁に付けられている松明の光を反射し、キラリと輝く武器達を見ていた時、エレサールさんが俺達に声を掛けてきた。

 

「さて……そろそろまた進もう。

先はまだまだ長いだろうからね」

 

エレサールさんの言葉に静かに頷いた後、俺達は再び遺跡の奥へ向けて歩き始めた。

 

 

 

 

魔物達を退けつつ、仕掛けられている罠をかいくぐりつつ進んでいたその時、俺達はとても大きな広間のような場所へと辿り着いた。

周りを見回してみると、壁にはビッシリと様々な文字が記されおり、ただならぬ雰囲気を醸し出していた。

 

「どうやら、ここが……最深部のようだな」

「はい……」

「ねぇ、この壁一面に書かれているヘンな文字って、もしかして……」

「うん……これも……古代文字……」

 

そしてアイリスは古代文字に近付くと、静かな声でそれらを読み上げ始めた。

 

「<――禁じられし運命に手を染めた私の――>

<――声無き贖罪(しょくざい)の叫びを永遠に刻むため――>

<――ここに、大地のルーンを封ずる――>

<※×○■!&%$>」

 

アイリスが呪文を唱えた瞬間、地響きのように揺れると同時にゴゴゴという音が鳴り出し、突如足元の石畳がせり上がり始めた。

 

「わわわっ……! こ、これって……!」

「こんな事が……!」

 

キャトラ達が驚きの声を上げている内に、俺達の目の前では石畳がせり上がり続けた。

そして揺れが収まった時には石畳が段上になっており、その頂上には穏やかな光を放っている宝箱が置かれていた。

 

「これは……祭壇……

そしてあの宝箱の中身、まさかあれは……」

「大地の……ルーン?」

「そう、みたいだな……」

 

あまりにも突然な大地のルーンの登場に俺達が呆然としていたその時、

 

「ギャハハハハッ!!」

 

突如背後から何者かの笑い声が聞こえ、俺達は瞬時に声の方へと体を向けた。

するとそこにいたのは、不気味な雰囲気を纏った奇妙な道化師の格好の男だった。

(な、何だコイツ……!)

俺達の間に緊張が走る中、道化師のような男は不気味な笑顔を浮かべながら静かに俺達に向かって歩いてきた。

 

「ようやく追いついた……

久しぶりですねェ、白の巫女」

「な……何なのよ、アンタ!」

 

キャトラが警戒で毛を逆立てながら話し掛けると、道化師のような男はニヤリと笑いながらそれに答えた。

 

「私はエピタフ。

闇纏う影の一族、あるいは――道化」

 

その時、俺達の後方にいるエレサールさんが道化師のような男―エピタフに向けて、不意に矢を放った。

しかしエピタフはゆらりとした動きで平然とそれを躱すと、ニヤニヤとしながら俺達に話し掛けてきた。

 

「おっとォ、これは手荒いご挨拶ですねェ……」

「やはり姿を現したな、闇の者よ!」

 

再びエレサールさんが弓に矢をつがえながらエピタフに声を掛けると、エピタフはニヤニヤとしながらエレサールさんの事をジッと見始めた。

 

「んゥ~?

誰かと思えば、あの時のマヌケなエルフじゃないですかァ。

助かりましたよォ、アナタのおかげでこうして白の巫女を見つけることが出来たのですからァ」

「ふざけた事を……!」

 

エレサールさんの声と同時に俺達が戦闘の体勢を取ると、エピタフは戯けた様子で俺達に話し掛けてきた。

 

「まあまあ……怒るな、猛るな、所詮は遊びだ。

来たるべき日まではまだ時間はたっぷりある」

 

そして口元を三日月のような形にしながらニヤリと笑うと言葉を続けた。

 

「なァ、お前達。

私と、ゲームをしようじゃないか」

「ゲ、ゲーム……!?」

「アンタ、一体何を言ってんのよ……!?」

 

俺とキャトラが驚きの声を上げたが、それには答えずにエピタフはどこからか黒いサイコロを取りだした。

 

「このォ、サイコロを……こうしてェ……」

 

エピタフの声と同時に手からサイコロが落ち、サイコロはコロコロと床を転がりながら、俺達の運命を変えるかもしれないその目を変えていった。

そしてサイコロが止まると、エピタフはゆっくりと拾い上げ、出た目を見て不気味な笑みを浮かべた。

 

「2、か。クククッ!

良かったなァ、白の巫女」

「よ、良かったって……一体何がよ!」

「さぁてね……クククッ!」

 

エピタフは楽しそうに笑いながら答えた後、俺達の事を見回しながら言葉を続けた。

 

「それではゲームを始めよう。ルールは至って簡単だ。

私の操る魔獣から大地のルーンを守り抜いてみたまえ。

もしお前達が負ければ――クククッ!」

 

エピタフはとても楽しそうに笑いながら言葉を続けた。

 

「大地のルーンは永遠に闇に染まることだろう!

クククッ……さぁ、ゲームの始まりだ!」

 

その言葉と同時に周囲に次々と魔物達がその姿を現した。

(くっ……こうなったらやるしかない……!)

その魔物達の姿に覚悟を決めた後、俺は皆に声を掛けた。

 

「皆! 協力して大地のルーンを守ろう!」

「ああ!」

「ええ!」

「了解よ!」

「もちろんだ!」

「(おうよ!)」

 

皆の返事を聞いた後、俺はネロの背中に乗り、背中に差している【グラントスピア】を下ろした。

そして迫ってくる魔物達を見ながら【グラントスピア】に収められたオーブの雷の魔力を解放した。

 

「『ボルティックソウル』!」

 

その瞬間、オーブが黄色に染まると同時に全員の武器に雷の魔力が宿り、そして体が全体的に軽くなった気がした。

(これで全員の動きが速くなったはずだ。

さて……ささっと魔物達を倒してしまわないとな……!)

隣に立っているナギアとアイコンタクトを交わした後、ナギアが魔物達へ向けて走り出すと同時に俺もネロと一緒に魔物達の群れへ向けて走り出した。

 

「はああぁーー!!」

 

魔物―ソウル・リーパー達が放ってきた矢を【グラントスピア】を振るって撃ち落としながらそのままの勢いでソウル・リーパー達へと攻撃を加えた。

ソウル・リーパー達は雷の魔力を纏った攻撃を受けると、カタカタカタッという音を立てながら崩れ落ち、そのままその姿を消していった。

(よし……このまま一気に行くぞ!)

その様子に更に士気を増した後、俺は【グラントスピア】を更にギュッと握りながら、ナギアと一緒に魔物達の群れへと突進していった。

 

 

 

 

「これで……終わりだっ!!」

 

ナギアと一緒に魔物達に接近して攻撃を加え、俺達が討ち漏らした分をアイリスとエレサールさんに倒してもらいながら戦闘を続けていたが、それも遂に残り一匹となり、俺はソイツに対して気合いを籠めた一撃を見舞った。

攻撃を受けた魔物は何も言わずにそのまま倒れ込むと、静かにその姿を消していった。

(はぁっ、はぁっ……これで全部倒したみたいだな)

肩で息をしながら周りを見回し、残っている魔物がいない事を確認していると、楽しげに笑うエピタフの声が耳に入ってきた。

 

「クックック……中々頑張るじゃないかァ?

これはご褒美を用意しないといけないなァ……」

「お前からの褒美なんていらない……!」

「次はお前の番だ、エピタフ!」

 

俺とナギアが武器をエピタフに向けると、エピタフはそれに動じること無く笑いながら俺達の言葉に答えた。

 

「クックック……

いやいや、まだこのエピタフの演目の時間では無いのでね。

その代わりと言ってはなんだが、とっておきのショウを用意して待っているとしよう。

では……」

 

すると、エピタフの周りに突如暗い闇が出現し、エピタフの体を瞬時に包み込んだ。

そして闇が消え去った時には、そこにいたはずのエピタフの姿も消えており、それを見たエレサールさんが悔しそうな声を上げた。

 

「くっ、逃げられたか……!」

「はい。

でもそれよりも気になるのは……」

「アイツの言ってた

『とっておきのショウを用意して待っている』っていう言葉よね……」

「(つまり……俺達が大地のルーンを持ってここを出ようとする前に、アイツが何かを仕掛けてくるって事だよな……)」

「たぶん、そうだろうな……」

 

『とっておきのショウ』

エピタフの口から出たその言葉に、俺達が嫌な予感を覚えていると、エレサールさんが周りを見回しながら静かな声で言った。

 

「……まだあの男の気配が残っている。

ここに長居は無用だ、この後に何が待っているかはわからないが、まずは大地のルーンを手に入れてしまおう」

 

その言葉に静かに頷いた後、俺達は祭壇を頂点まで登り、宝箱の中の大地のルーンを手に取った。

(これが大地のルーンか……)

実際に目にした大地のルーンは、ゴツゴツとした岩に覆われた琥珀色の輝きを放つ六角形のルーンであり、手の中にあるそれを見ているだけで何故か心が落ち着くような気がした。

 

「これが……<大いなるルーン>の一つ、大地のルーン……」

「何だろうな……これを見てるだけで、胸の奥がうずくというか……こう、温かくなる気がするな……」

 

アイリスとナギアが大地のルーンをジッと見つめていると、その様子を見てエレサールさんが真剣な表情を浮かべた。

 

「駆け出しの冒険者が見つけた世紀の大発見、

と言いたいところだが―今はそんな事を言ってる場合でも無いな。

皆、早々にここから脱出しよう。

そして大地のルーンはリオスが持っていてくれ」

「はい」

 

俺は返事をしながら大地のルーンを懐へとしまった。

(この大地のルーン……絶対にアイツなんかに渡さない……!)

そう強く決心した後、俺は皆と一緒に遺跡の入口へ向けて走り出した。

 

 

 

 

俺達は先の戦闘で少し体力を減らしていたものの、再び道中で襲ってくる魔物達を退けながら遺跡の入口へ向けて走り続け、少し大きな部屋へと辿り着いていた。

 

「(……変だな、アイツがまったく襲ってこねぇぞ?)」

「そうだな。でもまだ油断は……」

 

周囲に注意を払いながら、俺がネロと話をしていたその時、ポケットの中からワイズが大きな声を上げた。

 

『……っ!

皆さん、気をつけて下さい! エピタフの気配がします!』

「え!? ど、どこ!?」

 

キャトラが急いで周りを見回していると、どこからかエピタフの笑い声が聞こえてきた。

 

「ギャハハハッ!!」

 

そして黒い闇が出現すると、その中からニヤニヤと笑いながらエピタフがゆっくりと歩いてきた。

 

「で、出たわねっ!」

「エピタフ! 今度は何をする気だ!」

 

エピタフの突然の出現に、俺達が警戒をしていると、エピタフは俺達に向かってまるでこれから演技でも披露するかのようなお辞儀をした。

 

「何って……それは当然、約束通りアナタ方にご褒美を上げに来たのですよォ」

「(褒美、ねぇ……どうせロクなもんじゃねぇんだろ?)」

「クククッ、さぁてねェ……

それでは、これより開始しましょうか……とても愉快な愉快な惨劇のショウをねェ!」

 

すると、エピタフの背後に巨大な闇が出現し、その闇が徐々に消えていくと同時に中にいるモノの姿が明らかになっていった。

 

「そ、そんな……!」

「何だよ、アレ……!」

「そんな……馬鹿な!」

 

闇の中から現れたモノ、それは見上げるほど大きな岩で出来た巨人のような魔物だった。

 

「(おいおい……こんなのを倒せってのかよ……!)」

「どうやら、そういうことらしいな……!」

 

(ネロの言う通り、ロクなものじゃないと思っていたけど、まさかこんなのが来るなんて……!)

俺達がその魔物の姿に驚きを隠せずにいると、エピタフは楽しげに笑い始めた。

 

「ギャハハハッ!!

良いですねェ……驚きと恐怖に満ちたその顔!

それでは、この魔物との一時をごゆるりとお楽しみ下さい」

 

エピタフは綺麗なお辞儀をしながら、再び闇の中へと消えていった。

そしてその場に残されたのは俺達と俺達に向けて敵意と殺意を放っている魔物だけだった。

俺達は覚悟を決め、魔物に向かって武器を構えた。

「やるしか、ないな……!」

「ああ……!」

「そうね……!」

「このデッカいのを倒してさっさと出ちゃいましょう……!」

「もちろんだ……!」

「(こんなやつ……さっさと焼き払ってやるぜ……!)」

 

俺達の間に緊張が高まる中、俺はもう片方の手でポケットからワイズを取りだした。

 

「……ワイズ、あの魔物についての情報をくれるか」

『……はい。

あの魔物の名前は石巌の悪鬼、弱点は特には無く、炎・水・雷属性の攻撃に耐性を持っています』

「属性に耐性がある……か」

「(ちっ、思ったよりも厄介だな……)」

「そうだな……リオス、どうする……?」

 

魔物―石巌の悪鬼から目を離さずにしてくるナギアの質問に、俺は少しだけ考えてから皆に聞こえるように答えた。

 

「ここはアイリスとエレサールさんが遠距離から援護、そしてナギアとネロが接近戦を仕掛け、俺は状況に応じて近距離と遠距離を切り替える事にしようと思う。

……皆はそれで良いか?」

「ああ!」

「ええ!」

「オッケーよ!」

「もちろんだ!」

「(それで問題ねぇぜ!)」

「分かった。

よし……行くぞ、皆!」

 

そして俺達は、それぞれの配置についた後、石巌の悪鬼への攻撃を始めた。

 

「行くぞ!! 『ダブルスラッシュ』!」

「くらいやがれ! 『ブレイクウィップ』!」

 

ナギアの剣による二連撃とネロの渾身の力を籠めた尻尾の一撃が石巌の悪鬼に命中した後、ナギア達はすぐに距離を取った。

しかし、石巌の悪鬼は少し顔をしかめただけで、攻撃が命中した部分には小さな傷くらいしかついていなかった。

 

「くそっ、コイツかなり硬いぞ……!」

「(ああ……!

まずはコイツの防御を崩さねぇといけねぇみてぇだな……!

リオス、何か良い手は無いか!?)」

「良い手……それならこれで……!」

 

俺は背中から【バアル・ベルゼ】を下ろし、矢筒から矢を取った後、いつもよりも強く弓を引き絞りながら、オーブに宿る毒の力と防御力低下の力を解放した。

 

「くらえ! 『ヴェノムブレイクシュート』!!」

 

【バアル・ベルゼ】から放たれた矢は、石巌の悪鬼へ向けて勢い良く真っ直ぐに飛ぶと、石巌の悪鬼の体へと浅く突き刺さった。

すると、命中した箇所からいくつかの岩が崩れ落ち、石巌の悪鬼は唸り声のようなものを上げながら、苦しそうな表情を浮かべた。

(よし……これで多少は良くなったはず……!)

 

「皆! 今、コイツは毒を受けた上、防御力が低下してる箇所がある!

だから攻撃をするならば、そこを攻撃するようにしてくれ!」

「分かった!」

「うん!」

「了解した!」

「(おう!)」

 

皆の返事を聞き、俺は【バアル・ベルゼ】を背中に戻し、代わりに【ソードオブマギア】を手にした後、【ソードオブマギア】をギュッと握りながら石巌の悪鬼へ向けて走り出した。

そして石巌の悪鬼との距離が縮まった瞬間、俺はさっき防御力を低下させた箇所に向けて、渾身の力で【ソードオブマギア】を振るった。

 

「これで!『フルブレイクスラッシュ』!」

 

【ソードオブマギア】による渾身の斬撃は石巌の悪鬼を切り裂くまではいかなかったものの、防御力を低下させた箇所を強く切り付けたことで石巌の悪鬼を多少よろめかせる事には成功した。

(よし、この調子で行けば勝てる……!)

石巌の悪鬼の様子からそう判断したその時、石巌の悪鬼の目がギラリと光り、両手を組みながら上へと振り上げたかと思うと、それをそのまま地面へと叩きつけた。

すると、叩きつけた箇所から俺やナギア達の方へ向かって次々と鋭利な岩が突き出してきた。

 

「なっ!?」

「何っ!?」

「(マジかよ!?)」

 

俺達は瞬時に反応し、それを横っ跳びで回避したが、再び石巌の悪鬼の目がギラリと光ると、石巌の悪鬼は体に力を込めるような様子を見せた。その瞬間、体が徐々に石巌の悪鬼へ引き寄せられているのを感じた。

 

「くっ……何だこれ……!」

「体が徐々に……アイツの方に……!」

「(ぐ……マズいぞ……これ……!)」

 

どうにか石巌の悪鬼に攻撃を加える事で、それを阻止しようと考えたが、引き寄せられているのを少しでも遅くする事にばかり意識が行ってしまい、中々それを実行できずにいた。

(マズい……このままじゃ……!)

そして俺達の体が石巌の悪鬼の目の前に近付いたその時、突然防御力が低下してる箇所に魔法弾が、そして石巌の悪鬼の目の辺りに数本の矢が命中した。

その瞬間、石巌の悪鬼は大きな呻き声を上げ、それと同時に体が引っ張られる感覚も瞬時に消え去った。

 

「よし……今の内に距離を取るぞ!」

「あ、ああ!」

「(おう!)」

 

俺達は急いで石巌の悪鬼との距離を離し、エレサールさんやアイリスがいるところまで戻ってきた。

すると、アイリスとキャトラが心配そうな様子で俺達に声を掛けてきた。

 

「みんな、大丈夫!?」

「怪我とかはしてない!?」

「ああ、幸い怪我とかは無いぜ。

アイツの行動を止めてくれてありがとう、アイリス、エレサールさん」

「ううん、皆の援護が私達の仕事だから。

そうですよね、エレサールさん?」

「ああ。

だが……あの攻撃は中々厄介だな」

「はい。

近付く度にアレをされるとなると、迂闊には近付けませんし……」

 

(あの攻撃をどうにかしないと、遠距離からチマチマと攻撃を加えないといけない分、時間が掛かってその間にアイツの攻撃で遺跡が崩れる恐れもある。

さて……どうしたもんかな)

石巌の悪鬼の様子に注意を払いながら、俺達が対策を練り始めたその時、キャトラが何かを思いついた様子で俺達に声を掛けてきた。

 

「ねぇ、いっその事、アイツに引き寄せられるのを利用するのはどうかしら?」

「引き寄せられるのを利用する?」

「うん。

たぶん、アイツはアタシ達を引き寄せた後に、あのおっきな両手で握り潰そうとしてくる気がするのよ。

それだったら、アイツに引き寄せられている間に力を溜めて、掴んでくる瞬間に一気に攻撃をしちゃった方が良い気がするわ」

「なるほどな……

今のところ、それ以外の案も思い付かないし、それで行ってみた方が良いかもしれないな」

「そうだな。

よし……それじゃあ、またエレサールさん達は遠距離からの攻撃、そして俺達は近距離からの攻撃で行こう!」

「ああ!」

「ええ!」

「承知した!」

「(了解だ!)」

 

皆が返事をした後、俺は【ソードオブマギア】を背中に戻し、代わりに【グラントスピア】を背中から下ろした。

そしてネロの背中に乗った後、俺は【グラントスピア】のオーブに宿る魔力を解放した。

 

「『ブレイヴソウル』!!」

 

オーブが虹色に染まると同時に俺達の体に力が満ち、そして体が軽くなった感じがした。

(これで皆の攻撃力、防御力、移動速度などが上がったはず。

この作戦で一気に勝負を決めてやる……!)

俺はナギアとアイコンタクトを交わした後、同時に石巌の悪鬼へ向けて走り出した。

すると、石巌の悪鬼の目がギラリと光り、再び体が引き寄せられている感覚を覚えた。

(やっぱり使ってきたか……けど、もうそれに抗ったりはしない!)

俺達は武器を強く握りながらそのまま石巌の悪鬼へ向けて走った。そして石巌の悪鬼の目の前に近付いた時、石巌の悪鬼はキャトラが予測した通り、俺達の事を掴もうと両手を勢い良く伸ばしてきた。

(よし……!)

 

「今だ! ナギア!」

「ああ!」

 

俺達は渾身の力を込めて石巌の悪鬼の手を弾き返した。

そしてその衝撃で石巌の悪鬼が少しよろめいたその隙に、そのままの勢いで防御力を低下させた箇所に同時に攻撃を加えた。

 

「はああぁーー!!『ライトニングストライク』!!」

「てやあぁーー!! 『バスターブレード』!!」

 

俺達の渾身の攻撃を受け、石巌の悪鬼は大きくよろめいた。そしてその隙に後方からエレサールさんとアイリスの矢と魔法による追撃が石巌の悪鬼へと命中した。

追撃を受けると、石巌の悪鬼はその場に倒れ込み、その場に強い衝撃と砂埃が立った。そして砂埃が消え去った時、倒れ込んだ石巌の悪鬼の姿も徐々に消えていった。

(か、勝った……のか)

石巌の悪鬼に勝利した事による安心で体の力が一気に抜けていった。

すると、ナギアがとても疲れた様子で俺に話し掛けてきた。

 

「リオス……俺達、勝ったんだよな……?」

「……ああ。完全勝利、とまではいかないけど、文句なしの大勝利だよ」

「ははっ……そっか」

 

そしてナギアはネロの体に自分の体を預けながらその場に座り込んだ。

(……まあ、魔物の群れの後にこんな大戦闘だったわけだし、仕方ないよな。

正直なところ、俺もだいぶ疲れたし……)

ナギアの様子を見ながら、心地よい疲労感を感じていると、アイリス達が俺達に向かって走ってきているのが目に入ってきた。

そして俺達のところで立ち止まると、アイリス達はとても嬉しそうな様子で話し掛けてきた。

 

「やったね、ナギア、リオス、ネロ」

「お疲れさま、三人とも!」

「ああ、ありがとうな、アイリス、キャトラ」

「エレサールさんもありがとうございました」

「ふふ、どういたしまして」

 

(戦いは大変だったけど、勝つ事が出来て本当に良かった……)

本当に嬉しそうな笑顔を浮かべている皆の様子を見て、俺が心の底から思っていたその時、再び黒い闇が出現し、中から楽しげなエピタフの声が聞こえてきた。

 

「ほほゥ、こやつを倒してしまうとは……アナタ方はやはり強いようだァ。

これならば<彼>もきっと、お喜びになられるでしょうねェ。

それでは、白の巫女。また近い内、遊びに参りますよォ……」

 

エピタフが言い終わると同時に黒い闇が徐々に小さくなり、跡形も無く消え去ると、エレサールさんは静かに目を閉じた。

そしてゆっくり目を開けると、静かに口を開いた。

 

「闇の気配が……消えた……

今度こそ、消え去ったようだな」

「じゃあ今度こそ安心ね」

「でも……さっきのエピタフの話に出て来た<彼>っていうのが、ちょっと気になるな……」

「ああ……いずれはその<彼>って奴とも、戦わないといけないんだろうな……」

 

(<彼>か……一体何者なんだ……?)

その人物について色々と考えを巡らせようとしていた時、エレサールさんが俺達の事を見回しながら静かに声を掛けてきた。

 

「とりあえず、村に戻ろう。

村の様子も少々心配だからね」

 

(<彼>っていうのが、ちょっと気になるけど、エレサールさんの言う通り、今は村に戻る方が先だな)

俺は皆と一緒にエレサールさんの言葉に頷いた後、疲れで動けなくなっているナギアを支えつつ、皆と一緒に遺跡の外へと出た。

 

 

 

 

村に戻った後、俺達は村の入り口で心配そうに待っていたラーレッタさんを見つけた。そしてラーレッタさんも俺達の存在に気付くと、とても安心した様子で話し掛けてきた。

その後、俺達は村を出てから今に至るまでの話をラーレッタさんにした。ラーレッタさんはエレサールさんが操られた事や<闇>についてとても驚いていたが、話自体はとても真剣に聞いてくれた。

そして大地のルーンの件などは後日話す事になり、俺達はエレサールさん達と別れた後、一度飛行島へと戻った。

飛行島に戻って来た後、俺達がアジトに向かって歩いていると、アジトの横に見慣れない小屋のような物が二つあることに気付いた。

 

「あれって……何だろう……?」

「小屋……にも見えるけど……」

「それにしては、片方はちょっと大きいわよね……?」

「(そうだな……?)」

 

その小屋のような物が気になり、俺達はゆっくりとそれらに近づいた。

近づいて見てみると、それは小さい方は倉庫のような物で、大きい方は見た目の通り小屋のようなものだった。

 

「倉庫に小屋……何でこんな物が……?」

 

その建物達の前で首を傾げていたその時、小屋の方のドアが開き、中から大工星たぬき達とバロンさんが出て来た。

 

「あ、大工星たぬき、それにバロンも」

「む、お前達か。

イスタルカ島での冒険はどうだった?」

「とても楽しかったですけど、ちょっと気になることもあって……」

「ふむ、ならば続きは夕飯の時に聞くとしよう」

 

バロンさんの言葉を聞いた後、俺は気になっていた事を訊いてみた。

 

「それでバロンさん、この建物は一体?」

「うむ、これはだな。

少し大きい方はネロが住まうための竜舎、そしてもう片方はネロの食料をしまうための倉庫だ」

「(竜舎に倉庫……?

そいつは助かるけどよぉ、何でいきなりそんなもんを建てたんだ?)」

「それはだな、お前達が冒険に出た後、大工星たぬき達がジェスチャーで私に提案をしてきたからだ。

ネロを外で寝かせたりするのは可哀相だから、竜舎と食料庫を作る手伝いをしてくれないかとな」

「(おまえら……)」

 

ネロが静かな声で言うと、大工星たぬき達はキューキューと鳴きながらその場でぴょんぴょんと跳びはねた。

そしてそれと同時にその大工星たぬき達の言葉をキャトラが通訳してくれた。

 

「『ネロさんも僕達の仲間だから、このくらいは当然です』

「『住んでみて、何か不備があったら遠慮無く言って下さいね』

ですって」

「(……へへっ、ありがとうな。でもせっかくお前らが建ててくれたんだ、不備なんてねぇと思うぜ?

まあ、もし何かあった時は頼むとは思うから、その時は頼むぜ、大工星たぬき達)」

 

ネロの言葉に大工星たぬき達はキューキューと鳴きながら答えた後、俺達にペコリと頭を下げてからひょこひょこと動きながら歩いていった。

その様子を見た後、俺はネロに声を掛けた。

 

「良かったな、ネロ」

「(おう!

まあ、何か機会があったら、アイツらの手伝いくらいはしてやらないといけねぇな)」

「そうだな」

 

俺達が微笑みながら話していると、バロンさんが俺達の事を見回しながら静かに声を掛けてきた。

 

「さて……そろそろ夕飯にしよう。

ではリオス、また後でな」

「はい。

それじゃあ、とりあえず竜舎の中に行くか、ネロ」

「(おう!)」

 

そして俺達はドアを開けて、竜舎の中に入っていった。

 

 

 

 

竜舎に入ると、まず目に入ってきたのは少し大きめな幾つかの部屋のような物だった。

 

「これは……部屋か?」

「(みてぇだな。

見たところ、それなりに広さもあるみてぇだし、これならのんびりと寝られそうだな)」

『そうですね。

それに、ネロ用と思われる水桶や寝床と思われる干し草もしっかりとありますし、これなら快適に過ごせるかと』

「だな。

そしてこっちが……」

 

次に俺達は左の方にある部屋に目を向けた。そこには幾つかの椅子と机、そして本棚と思われる物が置かれていた。

 

「こっちは……待機部屋みたいな物かな?」

「(んー……かもな。

けど、何かあった時には便利な感じだな)」

『はい。

そして本棚には様々な資料なども置けそうですので、この部屋にはよくお世話になりそうです』

「そうだな」

 

(大工星たぬき達やバロンさんが建ててくれたこの竜舎と隣の食料庫、どっちも大切に使わないとな)

その時、ネロの腹から大きな音が鳴り出した。

 

「(あはは、すまんすまん。さすがに腹が減っちまってな)」

「まあ、しょうがないさ。

……それじゃあ早速、ネロも夕飯にするか」

「(おう!)」

 

そしてネロの夕飯を用意した後、俺はナギア達のところへと戻り、夕飯を食べながら、バロンさん達にイスタルカ島での冒険の話をしたり、寝る前に武器の手入れをしたりしながらその日を終えた。

 

 

 

 

イスタルカ島での冒険から数日後、俺達は大地のルーンを見せながら、改めてラーレッタさんにあの日の事を話した。

 

「へぇー……これがエルフの秘宝って奴なのね。

確かにただならぬ気配を感じるわ」

 

そしてラーレッタさんはうんと頷いた後、言葉を続けた。

 

「これは貴方達が持っていって良いわ」

「でも本当に良いのですか?」

「うん、気にすることは無いわ。

冒険家ギルドへの報告さえ済ませてくれれば、未開拓エリアのアイテムは発見者の物よ」

「ラーレッタさん……ありがとうございます」

「ふふ、どういたしまして」

 

そして俺達が大地のルーンに目を向けていたその時、ナギアが持っていたルーンドライバーが突如光を放ち始めた。

(ルーンドライバーが光を……って事は)

 

「次の行き先、決まったみたいだね!」

「ああ!

次はどんな冒険が待ってるのか……今から楽しみだぜ!」

「ふふ、そうね」

 

キャトラ達が楽しそうに話をしていた時、俺達に向かってエレサールさんが歩いてくるのが目に入ってきた。

そしてエレサールさんはルーンドライバーと俺達の様子を見ると、微笑みながら話し掛けてきた。

 

「――ついに、出発か」

「はい」

「エレサールさん、色々とお世話になりました」

「貴方がいてくれなかったら、今頃どうなってたか――」

「まあ、アタシ達が助けてあげたりもしたけどね」

「ふふ、違いないな」

 

エレサールさんは微笑みながら言った後、真剣な表情を浮かべながら言葉を続けた。

 

「頼みがある。

私も、君たちの旅に連れて行ってくれないか」

「ええっ!?」

「でも……どうして?」

 

キャトラ達の問いにエレサールさんは真剣な表情のまま答えた。

 

「島を襲った<闇>の原因を……

あのエピタフという男を追いたいんだ。

この島の異変は、おそらく序の口に過ぎない。

このまま見て見ぬふりをしていたところで、いつか災いが訪れるだろう」

 

そしてエレサールさんはアイリスの方へと視線を向けた。

 

「アイリス、君はきっと、何か特別な宿命を背負っているのだろう?」

「は、はい」

「……アイリス、いや白の巫女―

微力かもしれないが、私の力を君に預けたい」

「エレサールさん……はい、大歓迎です。

ね、みんな?」

「ああ。

エレサールさんが来てくれるなら、スゴく心強いからな」

「へへっ、そうだな」

「アタシも問題なーし!」

「(もちろん、俺もだ!)」

「ありがとう、これからよろしく頼む」

 

そしてエレサールさんは、ラーレッタさんの方へと体を向けた。

 

「……と、いうことだ。

ラーレッタ、後の事は頼むよ」

「はいはい、分かったわよ。

留守は私に任せて、気をつけて行ってきなさい、エレサールさん」

「ああ、もちろんだ」

 

エレサールさんの返事に微笑みながら頷いた後、ラーレッタさんは俺達の方へと視線を向けた。

 

「あなた達も、気をつけてね。

旅の無事を祈ってるわ」

「「「はい!」」」

 

ラーレッタさんの言葉に、俺達が声を揃えて返事をした後、アイリスが静かに微笑みながら俺達に声を掛けてきた。

 

「さぁ――それじゃあ、飛行島に戻りましょう!」

 

俺達はその言葉に頷いた後、エレサールさんと一緒にラーレッタさんに別れを告げ、飛行島に向けて歩き始めた。




政実「第6話、いかがでしたでしょうか」
リオス「今回でイスタルカ島Normalが終わったから、次回からはバルラ島Normal編だな」
政実「うん。後はイスタルカ島Hardも書けそうな時に書いていくつもりだよ」
リオス「了解。
さてと、次回の投稿予定はいつ頃になりそうなんだ?」
政実「まだ未定だけど、出来る限り早めに投稿出来るようにするつもり」
リオス「分かった。
そして最後に、この作品についての感想や意見、評価もお待ちしています」
政実「よし、それじゃあそろそろ締めていこうか」
リオス「ああ」
政実・リオス「それでは、また次回」
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