東京喰種 《high school student》 作:Mr Muu
新設定など出てきますが暖かくご覧ください。
#011 異邦
ーーーー??区 ???空港 ーーーー
「やっとついたよ Japanに」
「それにしても薄汚いとこですわね」
「君の母国はこういうの厳しかったね〜」
「そんなことより本隊はいつ到着ですの?」
「明後日に到着だ それまでに俺らが情報を集める」
「皆さん 時間が押しておりますので急ぎましょう」
四人は軽い足取りでゲートを通る。
『ビーッ ビーッ』
空港一帯はざわつく。
それもそうだろう。喰種進入を表すブザーが鳴っているのだから。
「ぐっ喰種?」
「早く逃げろ!食われるぞ!!」
乗客はパニックを起こす。
「皆さん安心して下さい 私は喰種対策局の者です」
乗客の一人が四人の前に立つ。
「おっ!日本のCCGか」
「お手並み拝見といくか」
『パン!』
捜査官の首が宙を舞う。
「弱すぎるわね」
「日本人の皆さんご安心を。痛みを感じる間も無く死ねますゆえ」
*
ーーーーー CCG本局 臨時特等会議 ーーーーー
会議室には特等捜査官が重い面持ちで椅子に座っている。
「もう知っていると思うがここ3日間立て続けに各区の国際施設が襲撃されている」
「赫子痕が資料と一致しないことから新手と思われます」
宇井が付け加える。
「アオギリの襲撃ではないみてぇだな」
「西洋人だったという目撃証言がありますわ」
「んん〜 一体海外喰種が何の用だろうねェ」
「うむ、コクリアはどうだ」
「戦力拡大が目的ならコクリアが狙われるね」
「コクリアは大幅に人選を変更した 二度と破られることはあるまい」
「各区に厳戒警備体制の通達をよろしく頼むよ」
和修 吉時が指示する。
その時勢いよく会議室の扉が開いた。
「会議中失礼します!空港に喰種が操縦していると思われる未確認の航空機が!」
「現場には誰が?」
「西沢准特等の班が向かっております」
「一応 篠原君と黒巌君、言ってくれるかい アラタを持ってる君達が最適だ」
「わかった いくぞ、いわっちょ」
「うむ!」
*
ーーーーー同時刻 1区 国際空港 ーーーーー
空港内にはアナウンスが流れる。
『只今、第2種厳戒態勢が発令中 民間人は速やかに避難して下さい』
滑走路には数人の捜査官が飛行機から喰種が降りてくるのを待ち構える。
それを機内の窓から眺めている白人の喰種が口を開く。
「リーダー なんかCCGがいっぱいいますよ」
「さすがはニッポン "おもてなし"の精神だわ!」
「そうだな ガウェイン、ガラハット よろしく〜」
「roger.」
二人は飛行機の扉を開ける。
捜査官が一斉に身構えた。
「西沢さん!指示を」
「相手の戦力がわからない 一応S級配置で行こうか」
一方、機内から出てきた二人は余裕の表情を見せている。
「男5人、女3人 多いわね。ガウェインどうするの?」
「ガラハットよ 倒すまでである」
二人とも赫子を放出する。
「くるぞ!総員クインケを起動しろ」
捜査官達は一斉にクインケを起動させる。
「ジャパニーズ サムライか 楽しめそうであるな」
「結構できそうね 何でドレスなんて着てきたのかしら」
『まあいい』
二人は口を揃えて言う。
最初に仕掛けたのは鱗赫のガラハットだった。
細く鋭い赫子が捜査官二人の心臓を貫く。
「は、速い!」
「おっとよそ見は禁物でありますな」
さらに二人の首をガウェインの甲赫が飛ばす。
「あと半分ね」
そう言いガラハットは返り血を舐めとる。
「くそがああ!」
西沢が正面から突っ込む。
ガラハットは赫子を伸ばすがそれを避ける。
「おらあああ!!」
重量型のクインケがクリーンヒットし、ガラハットを機体に打ち付ける。
「アナタ、ヤるじゃない」
「本気 出してあげるわ」
すると八本もの鱗赫が西沢をバラバラにしていく。
「西ざw『トン』
「だから言っているであろう よそ見厳禁と」
ガウェインは容赦無く残りの捜査官を殺していく。
「もうおしまいですの」
「いや、まだの様だな」
二人の目線の先には篠原と黒巌がいた。
「なんか着てるわよ クインケの鎧?」
「バカな ただの装甲であろう」
その会話をきいた篠原は、
「軍服の兄さんこれは赫者の鎧だ、そう簡単に攻撃は通らないよ」
「赫者だと!」
「怯んでないで攻撃するわよ!」
そう言い二人は篠原と黒巌に向かっていく。
「いわっちょ、全力で行くよ」
「うむ、そのつもりだ!」
そう言うと凄まじいスピードで二人と距離を詰める。
「ぬぅぅん!!」
クロイワSpecialが二人を吹き飛ばす。
「かはッ」
「まだまだ終わらないよ」
篠原は二人の赫子を切り離す。
ガウェインとガラハットは反撃もできない様だ。
篠原はトドメを刺そうとする。
その時、巨大な剣が篠原を襲った。
「ク…クインケだと!?」
篠原は目を丸くする。
「大丈夫か」
黒巌が篠原に駆け寄る。
「ああ、何とかね それよりもアイツは!」
目線の先には十数人の西洋人が立っている。
「アーサー様!」
「大丈夫かい?ガラハット、ガウェイン」
話を遮る様に篠原が、
「君達は一体何者なんだ」
とアーサーと呼ばれる喰種に問いかける。
「よくぞ聞いてくれた 我々は"円卓の騎士"
この世界を変えんとする集団だ。そしてオレがそのリーダー
アーサーことダスティン・G・ノーランだ!」
アーサーは誇り高げに答える。
「お前らは見逃そう 我々のモットーは瞬殺だからな」
そう言うと篠原と黒巌を残し集団は空港の外へ向かう。
外には数日前に別の空港を襲った者達が数台の車を停めて待っていた。
「アーサー様 いい拠点を見つけましたのでご案内します」
彼らはその後追跡を逃れどこかに身を潜めた。
皆さんいかがでしたか?
円卓の騎士については結構調べましたが まだ全て理解できていないので
詳しい方は意見をお聞かせください