特に理由なくPCが重い
メモ帳すら満足に動かないのは何故なんや
時間軸は特に考えないほうがいいかもしれません。だってプロットないもん。
「リュッチハイボール」
「お前いつまで居座る気や」
「ごーやも頼むでち」
「お前オリョクルはええんか」
「今日のノルマは既に終わってるよ」
あぁ、陸上って素晴らしい。いや、海か陸か言うたら海の方が好きやけどな、営業するとなると話はちゃうねん。
誰や水陸両用に改造したアホは。余談だが、そのアホは現在空で営業するための機構を開発しているらしい。空なんて誰が来るんや。海以上に来んわ。
アレ以降、誰も来なかったから海上から戻って陸上屋台版鉄板屋を再開した。明石ぃ、なんで海上での営業を視野にいれちまったんや……。
「レッチャンってうまく隠せてるけど深海棲艦でちね」
「ナゼ バレタシ」
「会話がカタカナだから?」
「シカタネーヨ、コレハ演出上必要ナンダカラ」
「お前等そういう話は禁止や」
――――
「まずレッチャンは深海棲艦特有の匂いが限りなく薄いでち」
「マーワタシダカラナ」
「だから声で判断したんでち」
「声?」
「深海棲艦の声は普通の声にフィルターが掛かってるような感じなの。レッチャンにも当てはまるよ」
「ソーナノカ?」
「その要素すらも限りなく薄いから、艦娘ですらごゴーヤみたいに深海棲艦と何回もつるんでないとわかんないと思うでち」
「あの話マジやったんか」
「あの話?」
「あぁ、潜水艦が深海棲艦と飲んでるっちゅうやつ」
「それいったら今の状態も当てはまるでち」
「レッチャンは深海棲艦と言うには邪悪さが足りん」
「ゴーヤの飲み友もそうでち」
「それじゃ戦闘はどないするん?」
「形式的に終わらせてその後飲みながらお互い愚痴りあう感じでち。最近は聞き手ばっかりだけど」
「それでええんか」
「ごーやが欲しいのは燃料と弾薬だけ。戦果なんてイムヤにでも押し付けるでち」
「オイ、リュッチ、コイツドッカノネジガ外レテル」
「言われなくともわかってるでち」
「本人がそれを言うんか……」
――――
陸上で営業再開から1時間。誰もこない。ずいぶんと珍しいこともあるもんやな。
「それは当然でち、今何時だと思ってるの?」
ゴーヤに言われ時間を確認。
出発したのが朝、鱈を捌いたのが午後、そして今現在夕方。
近くに置いた正規空母お断りの旗がもしかして客を寄せてないんだろうか……
「基本この屋台に来るのは夜でち。夕方だったら『せやかて』に行くでち。あと、今日はタイミング悪かったりする」
「なんでや?」
「だって今日は大規模作戦……」
そこまで言ったゴーヤは、何かに気づきハッとした顔になると。
「あぁ、そっか、龍驤さんもう引退してるんだった」
「……まぁ分かったわ」
大規模作戦だから来ないというわけだろう。こんなことになるんだったら車持ってきたほうが良かった。
あっちなら屋台よりは気軽に来れるはずだ。
「じゃあ店じまいにしたほうがええかな」
「オット、客ノ前デソウイウ事言ッチャウ?」
「……わかったわ、貸切な」
しかたない、今日はこの二人に付き合うとするか。
「あれ? 大規模作戦? なんかあったん?」
「南で深海棲艦が大量発生したみたい。それを叩くんだって」
「モウスグコミケダカラナ」
「は?」「え?」
「割ト行ク奴多クテナ、今回ハソノ規模ガ大キスギタダケダ」
「……人類側は存亡を懸けてるっちゅうのにあんた等と来たらなんやねん」
「まさかここまでとは思わなかったでち……」
???
「時ハ来タ!」
「オオーッ!」
「今コソ日本ニ上陸スル時!」
「オオーッ!」
「全テハ薄イ本ノタメ!」
「オオーッ!」
「シカシ目ノ前ニハ憎ムベキ艦娘ガ道ヲ塞イデイル!」
「オォォ……」
「ダガオマエラノ本ニ懸ケル思イハ、ソノ程度デ折レルモノデハナイ!」
「オオオッ!!!」
「希望ノ明日ヲ掴ミ取ルタメニ! 輝カシイ未来ヲ掴ムタメニ!」
「オオオヲヲヲッ!」
「全軍! トツゲキィ!!」
「ア、委託ハ今ノウチニヤットイテ。タブン今年モムリダロウカラ」
「オイオイオイ コノ上ゲテ下ゲラレタ士気ドウシテクレルンダ」
「シナナイ程度ニヤレッテコトヨ」
「アー、ハイハイ、ジャアミンナー、テキトーニ流シニイクヨー」