もしかしたら大幅に修正するかもしれません
ではどうぞ
-病院ー
「そういうことだったんだ。おじいさんのために。」
ナミは事情を聞き納得したようだった。
「だからおれたちが好きでやっただけでじいさんのためじゃない。」
ルフィは少し不貞腐れたようなそんな顔をした。ナミはそれを見てクスッと笑う。
「ナミはなんでバギーに捕まったの?」
「えっと…。」
なにか気まずそうにしているナミを見てフィルナは”無理に答えなくていいよ”といった。会話をしていたフィルナはふとあることに気が付いた。
「あ、バギー吹き飛ばしちゃったけど海図どこにあるかな。」
「海図ってこれ?」
ナミが懐から紙を出した。
「おお!ナミ!それをくれねぇか?!」
「……ひとつ条件があるわ。」
ナミは一呼吸すると条件をいう。
「アーロンっていう海賊を倒してほしいの。」
フィルナはアーロンの名前は聞いたことがあった。
数年前に王下七武海のジンベイが加入を条件に釈放した魚人だ。現在、東の海の賞金首で最高額。
「理由を聞いてもいい?」
そうフィルナが聞くとナミは唇を噛みながら下を向いて顔を隠した。答えないナミに対しフィルナは追求せず、ルフィに意見を聞く。
「どうする?船長。」
ルフィは”ううーん”と悩んだ後、何かひらめいたようで”ポンッ”と手を叩く。
「海図持ってるってことはナミ、海図読めるんだよな!?」
突然の問いにナミは少し驚きながらも”ええ”と返す。
「ならウチの航海士になってくれよ!」
「ルフィ。要求増えてるけど。」
ナミは深く考えた末にゆっくりと答えた。
「………アーロンを倒したら考えてもいいわ。」
「ならとっとと倒しに行こう!どこにいるんだ?」
「コノミ諸島にいるわ。」
「よし!ゾロ起こしていくか!」
「まって、あんな小舟じゃ数回陸につきながら行かなきゃ無理だよ。」
「すぐでなくてもいいわ。わたしもいくつか寄り道したいから。」
「なら一度、近場のゲッコー諸島を目指しましょう。」
「おし!ゾロ起こしてくる!」
ルフィがそういうとゾロがいる病室に駈け出した。病室が途端にうるさくなる。
「ごめんね、騒々しくて。」
「ううん、大丈夫。」
フィルナは笑顔で答えるナミがなぜか少し無理しているように見え思わず頭を撫でた。
「女の子1人で海にでて大変でしょう。一緒にいる間は頼ってくれていいからね。」
突然撫でられたナミはかなり動揺していたがフィルナの言葉にゆっくりと肯いた。そんなことをしているとルフィがゾロを引きずりながら出てきた。
4人は医者を呼んでくれた老人に挨拶をし、オレンジの町を後にした。
-ゲッコー諸島への途中ー
「で、こいつは?」
「ウチの航海士だ!」
「いやだから決まったわけじゃないからね。今のところは取引相手。」
「いいじゃん。仲間で。」
「仲間ではあるけどウチの航海士ではないよ?」
そんなやり取りをナミは少し笑いながら見ていた。
ーゲッコー諸島 シロップ村近くの海岸ー
4人の前に一人の男が立ちふさがっていた。
「おれはこの村に君臨する大海賊!ウソップだ!おれには8千人の部下がいる!」
「………うそでしょ。」
「なに!?ばれた!」
もはやコントのような光景に少し呆れながらフィルナは”近場にもう少し大きい町があったはず”とウソップに聞いた。
「ああ、隣町か。たしかに買い物するならあっちのほうがいいかもな。」
「じゃあ、私隣町行くからルフィたちはこの村にいて。探すのは今後使えそうな情報と船の二つ。くれぐれも問題は起こさないでよ?着く島着く島で問題起こしたくないからね。」
”はーい”と気の抜けた返事を気の抜けた返事を聞くとナミに”この馬鹿たちお願いね”と頼んだ。
フィルナは少し大きめな鞄を持つと”行ってきます”と言って隣町に向かった。
-隣町ー
フィルナは隣町に着くと食糧と船を探して回った。結果は船ははずれ、正確に言えばシロップ村のお屋敷の人が持っているかもしれないとのこと。
”無駄足だったかなぁ”そんなことを考えているとお店のおじさんがある話を持ちかけた。
「姉ちゃんは海上レストランに行ったことがあるかい?」
「ううん。名前を聞いたことがあるくらい。」
「一度行ってみるといい。あそこの料理はうまいぞ!ただ偉大なる航路近くで海軍も多いからな目立たないようにな。」
「そっか。入り口近いのか。」
「ああ、ローグタウンでは気をつけな。スモーカーっていう大佐がかなりの腕前らしいからな。」
”スモーカー”と聞いてフィルナの眉間にしわが寄った。スモーカーは雑用で祖父の船にいた
”あの人あそこ勤務なのか……雑用だった人が大佐になるとは”
そこまで印象に残る人物であったあわけではないが稽古中に蹴り飛ばした相手なのは覚えている。
「わかった。気を付けるよ。おじさんありがと。」
”まいどあり”と言ったおじさんに手を振りひとまずシロップ村に戻ることにした。
-シロップ村近くの海岸ー
フィルナが戻るとそこにはなぜか怒っている眼鏡をかけた人とそれにビビッている人たち。船首につぶされながら寝ている弟に、なぜか刀一本で戦っているゾロ。ナミは肩に怪我をしているしウソップは血だらけだ。
「これはいったいどういうこと?」
そのセリフでその場にいた全員が一斉にフィルナを見た。問題を起こすなといったのにこうも派手に戦闘している状況に、静かに怒りながらひとまずナミのところへ移動する。
「ナミ、大丈夫?」
「大丈夫、大した怪我じゃないから。」
「事情は後で聞くわ。とりあえずここにいるの全員倒せばいいよね。」
フィルナが荷物を置き、刀を抜刀すると”愚弟起こしておいて”という。ゆっくりとした足取りで呆然と見ているやつらの真ん中を通る。眼鏡をかけた男が叫ぶ。
「なにぼさっとしている!女の1人すぐ殺せ!」
男の声に反応し、男たちが一斉に攻撃を仕掛ける。
しかしフィルナはそれにものともせず飛びかかってきた男たちをすべて切り捨てた。
「こ、こいつもキャプテン・クロと同じ技をつかうのか!」
「は、速すぎて見えなかった!」
一瞬の出来事に動揺が走る。
「な、なんだ。あの速さは。お前はいったいなんだ!」
「そこで寝ている男の姉だよ。」
動揺して聞いてくる眼鏡の男にルフィを指してフィルナは静かに答える。
「お、俺の計画は狂わない。」
そういうと男は切りかかってきた。
「バギーのほうが速かったよ。」
フィルナが一言いうと眼鏡の男の頭をつかみ地面に叩きつけた。
ドガァン!
もう起き上がれないだろう。それを見てチャクラムを持っていた男が地面に座り込んだ。
「う、うそだろ。クロが一発で……。」
フィルナは戦意を失った男たちを見て眼鏡をかけた男を再度つかみ投げる。
「戦えないならこいつもってどこへでも行きなさい。」
投げられた男を受け取ると一目散に男たちは逃げ出した。そこでルフィがようやく起きる。そんなルフィを笑顔で怒りながらフィルナは聞いた。
「さて、事情を説明してもらいましょうか。」
ルフィたちはその笑顔に少し震えていた。
ー飯屋ー
「なるほどね。それで手を出したと。」
理由を聞けば富豪の娘であるカヤを殺し財産を奪おうとするクロの計画を止めるためにウソップに協力したとのこと。
ご飯を食べながら一通りの説明が終わり、納得したフィルナは説教をなしにすることにした。ルフィはそれを聞いてホッとする。
食事が終わりルフィたちが席を立つ。
「そろそろ行こうか。」
「ああ!」
そこにカヤがやってきた。
「ここにいらしてたんですね。」
「寝てなくていいのか?」
「はい。いつまでも落ち込んでいられませんから。それより皆さん、船必要なんですよね。」
-海岸ー
「おお!」
「羊ね。」
「へぇ。」
「キャラヴェル!」
そこには船首に羊の頭が付いた船があった。
「私がデザインした、”ゴーイングメリー号”です。」
「ほんとにもらっていいの?」
「ええ、ぜひ。航海に必要そうなものはすべて積んどきました。」
「至れり尽くせりで悪い。」
「いえ、気にしないでください。」
荷物を移し4人が乗り込もうとするとウソップが坂を転がってきた。
「うおおおおおおおおおお!止めてくれええええええええ!」
ルフィとゾロが足でウソップを止める。大荷物を持っているウソップをみてカヤはいう。
「海に出るんですね。」
「ああ、ようやく決心がついたんだ。」
「さみしくなります。」
「今度村に来たらそれこそ嘘みてぇな冒険の話をしてやるよ。」
「うん、楽しみにしてます。」
「お前らも元気でな。またどこかで会おう。」
ウソップがそうルフィたちにいう。
「何言ってんだ?俺たちはもう仲間だろ?」
「早く乗れ。」
そんなルフィとゾロの誘いにウソップは驚きながらも
「おれが船長だろうなぁ!」
といいながら仲間に加わった。
「新しい仲間と船にかんぱーい!!」
そうしてルフィたちは新しい船と新しい仲間とともにシロップ村を後にした。
途中できると短くなるのでウソップまで話をつなげました
ナミですが海賊が嫌いではなくアーロン海賊団が嫌いに改変しました
それの影響でルフィたちへの印象が違います
キャプテン・クロは瞬殺してしまいました(笑)
速度でフィルナが負けるわけないので
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