流し読みくらいがちょうどいいと思われます
ではどうぞ
アーロンを倒しナミを正式に仲間に加えたルフィたちは偉大なる航路の玄関口となるローグタウンへ向かっていた。
途中ナミが買った新聞の中にルフィとフィルナの手配書が出てきた。
麦わらのルフィ 3000万ベリー
戦鬼のフィルナ 4000万ベリー
”ルフィより私が高いのはアーロンとネズミ大佐にやったやつのせいかな”
少しフィルナは悲しそうに笑う。
”これで私もお尋ね者か、おじいちゃん怒ってそうだな”自身の手配書を持ちながら空を見上げた。
-ローグタウンー
刀を買いに行きたいと言い出したゾロにフィルナは付き添うことにした。途中女剣士が二人の海賊に絡まれて撃退するなんてこともあった。
「そんなに似てたの?親友に。」
「あれはもはやパクリだな。しかも剣士とか。」
「いるもんなんだねー。同じ顔の人って。」
フィルナはクスクスと笑うが”笑い事じゃねぇよ”とゾロが反論した。他愛もない話をしていると武器屋に着く。ゾロが所持金額をいい二本刀がほしいと告げると店主は適当に答える。そんな店主だったがゾロの腰につけている刀を見て動揺した。
それもそうだろう。ゾロの持っているのは”和道一文字”大業工の一本の名刀だ。店主は価値のわかっていないゾロから買おうとしているようだがあれはゾロが親友から貰ったものと言っていたからいくら積まれても渡すことはないだろう。フィルナはそう思い店の中の武器を見て回る。
店を見ていると一人客が入ってきてゾロと店主のやり取りに入り込んだ。客は先ほどの女性でべらべらと和道一文字についてしゃべる。喋られたことを怒りながら刀が入った樽を指さし”そこから好きなの選べ”とゾロに吐き捨てた。せっかくの付き添いなのでフィルナも一緒に樽の刀をあさる。
漁っているとひとつ、違うものを見つけた。これは知っている。フィルナは思わず店主に聞いた。
「おじさん、これ本当に5万ベリーでいいの?」
その言葉に店主の表情が曇る。ゾロがよこせっと言わんばかりに手を出したのでそれを渡した。刀を見て女性が驚く。
「それってまさか三代鬼徹ですか!?」
”三代鬼徹”名前の通り三代目の鬼徹。
しかし鬼徹一派は優れた刀ではあったがどれも妖刀で持ち主は悲運な死を遂げている。
「妖刀か。」
「なんだ、知ってるの?」
「いや、わかる。」
フィルナはゾロの言葉に”へぇー”と少し感心した。ゾロはそのまま鬼徹を見ていると二ィと笑いコイツをもらうと言い出した。店主はそれを拒んだがゾロは呪いと運を勝負してみようと言い出し上に向かって鬼徹を回転させながら投げた。
腕を出し、鬼徹が落ちてくるのを待つ。店に戦慄が走った。鬼徹はゾロに刃を当てることなく床に刺さった。店主や女性が転げ落ちる。その光景にフィルナは素直に”すごい”と驚いた。鬼徹を床から抜くとフィルナにもう一本選ぶようにいう。
選び始めたフィルナに”ちょっとまて!”といい店主が奥へ行った。店主が一本刀をもって出てくる。持ってきた刀は良業物”雪走”店主の店である最高の刀だそうだ。金がないゾロがいうと鬼徹も含め金はいいという。
ゾロはそれを快くもらい店を出ていく。フィルナは”もう少し見ていく”とゾロに告げ店に残った。店主にナイフやワイヤーなど今後戦闘で使えそうなものがないかと聞く。
いくつかほしいものがありフィルナはそれを買うと店を後にした。
店を出た後、空を見ると少し天気が悪い。一旦船に戻ることにした。船に戻る途中広場のほうで大きな雷が落ち途端に雨が降り出した。フィルナは足早に船に向かう。船に着くとウソップとナミがいた。
状況を聞くとルフィが処刑台で捕まっていてゾロとサンジが助けに行った。あと嵐が来るとのこと。
馬鹿なことをしている弟にため息をつきながらもフィルナはルフィたちを迎えに行った。
―――――――――――――――――――
駈け出しているとそこには煙につかまっているルフィがいた。覇気を使い攻撃を仕掛ける。
ドガッ!
煙男が蹴られたことに驚いた。解放されたルフィとサンジを見てゾロがいないことに気が付く。
「ゾロは?」
「すぐ追いつくって!」
「わかったわ、先行って。」
ルフィたちを先に行かせ煙男と対峙する。男が話しかけてくる。
「まさか海賊になっていたとはな。」
「私のこと覚えてたんだ?」
「当然だ、女に蹴り飛ばされたなんて一生の恥だ。」
「何年も前の話じゃない。スモーカー君?さんのほうがいいかな?」
「ほざけ。」
スモーカーは腕を飛ばしてくる。ゾロはすぐそこまで来ている。
”軽く相手して早く逃げなきゃ”そう考えたフィルナは回避に専念する。
武装色で攻撃を受け流しているとゾロが視界に入った。
「フィルナ!いくぞ!」
その声に返事をし、昔と同じようにスモーカーに回し蹴りをして吹き飛ばす。瞬間ものすごい突風が吹いた。その突風に少しよろけながら走り出す。スモーカーは追ってきていない。二人が船に乗るとすぐに出航した。
嵐の中進んでいく船の上でそれぞれがそれぞれの想いを胸に偉大なる航路を目指す。
-偉大なる航路 二子岬ー
「はい、ナミ。これ。」
クジラに飲まれたり、そのクジラが命を狙われてたり、ルフィがマスト持ってクジラとケンカしたり、そのルフィに説教したりと色々ありひと段落した頃、フィルナはナミにあるものを渡す。
「これはなぁに?」
「あれ?言ってなかったっけ?記録指針。偉大なる航路で絶対に必要なものよ。」
「なんでこんなものが?」
「コンパス見てみなさい。」
「え?方角を示さない!?」
”そうだ”とクジラ、ラブーンの様子を見ていたクロッカスが戻ってきていう。偉大なる航路にある島々はある特殊な鉱物を持つため磁気異常を起こしている。
そのためある法則にしたがって島々が帯びている磁気を辿るために必要なのが記録指針。フィルナとクロッカスの説明が終わると少し焦げた二人の男女がやってきた。先ほどクジラの命を狙っていた二人である。船をなくしたので町まで送ってほしいとのこと
ナミは少しからかっていたがルフィが連れてってもいいと言い出したので彼らの町ウィスキーピークへ行くことになった。
――――――――――――――――――
偉大なる航路の航海はとても困難なものでルフィたちは想像を絶する忙しさに目を回した。その忙しさにも終わりをつげ、一つ目の島が見えてきた。
島が見えたところで二人組は船から去って行く。島に上陸すると歓迎の町と称し絶賛された。
”ずいぶんとうんくさい町ね”歓迎され喜ぶ三人を見て額に手を当てながらフィルナも船を降りる。そしてそのまま宴会となった。
――――――――――――――――――
日も沈み飲んで食ってを繰り返し静かになった島。
住人達が部屋からいなくなったことを確認するとフィルナは飲みつぶれたフリをやめ起き上がる。外ではゾロが戦闘を始めたようだった。
”まあ、こんなことだと思った”ルフィ、サンジ、ウソップの爆睡している三人を見てため息が出る。
「もう少し緊張感もってほしいな。」
「そうねー、こんなんのに引っかかってちゃやってられないわよ。」
ナミが横にやってくる。
”なにかいいものあった?”とナミに聞くと首を振る。どうやら空振り終わったようだった。フィルナは”少し見て回ってくるね”と告げ部屋から出た。ゾロがいるであろう方から大砲の音が聞こえてくる。
特に問題ないと判断したフィルナは散策を始める。町のいろいろな場所を回ったが今後役に立ちそうな情報やものはなかった。諦めて戻ろうとすると何故かルフィとゾロが闘っている気配がした。理由はわからなかったがその場に急ぐことにした。
着くとちょうど初めて見る二人組が吹き飛んだ。吹き飛ばした二人組に特に興味も示さず戦いを再開しようとしている二人に接近し蹴っ飛ばした。
「いったいなにやってるの?」
フィルナの冷たい視線が二人に刺さる。ルフィは反射的に正座をしてフィルナの前に座る。話を聞くとどうやらルフィが勘違いをしてゾロに戦いを挑んだとか。
馬鹿な弟に拳骨を食らわせると”ちゃんと話を聞きなさいっていつも言ってるでしょ”と説教。
ゾロはナミの指示(脅迫ともいう)でカルガモに乗っていたミス・ウェンズデーことネフィルタリ・ビビを助けに来ていたらしい。ビビはアラバスタという国の王女でナミは助けるかわりにお金を要求していた。しかしお金を払うことは無理とのこと。
なんでも現在アラバスタは内乱中、しかもバロックワークスという秘密組織が国を乗っ取ろうとしている。
しかもその組織の社長は王下七武海クロコダイル。名前を聞いてナミは取り乱したがルフィとゾロは楽しそうだった。
その後ナミが一人コントのようなことしていると、イガラムと呼ばれた男がやってきた。彼から自分がおとりとしてでるからビビをアラバスタへ送り届けてほしいとのこと。ルフィはそれを軽く承諾し彼はおとりとして先に船を出した。船が少し離れた瞬間、海が火の海とかした。全員に動揺が走る。
ルフィたちはすぐ出航することを決め、ビビを連れて船へ向かった。寝ているサンジとウソップを無理やり船に押し込み出航す。
少しすると船に何者かが近づいてくるのをフィルナは感じ、来ているほうへ足を向ける。
見るとカメに乗った女性が船に乗り込もうとしている。
「貴女はだれ?」
ルフィたちにも聞こえるよう少し大きめな声で言う。その声を聴いてルフィたちも集まる。
「こっそり乗り込もうとしたのにばれちゃったわね。」
女性はそういうとカメの上に乗りなおす。ビビが彼女をみて動揺した。
彼女はミス・オールサンデー。クロコダイルのパートナー。フィルナはその顔に少し見覚えがあった。
”どこでみたんだろう”考えても思い出せなかった。
彼女はどこかからかったようにビビたちの相手をすると永久指針を渡してくる。それはアラバスタのひとつ前の島を指しているらしい。
しかしルフィはそれを握りつぶすと”この船の行先を勝手に決めるな”と少し怒った風に言った。ミス・オールサンデーはそれをみて少し面白そうに微笑むと去って行く。
船は次の島、リトルガーデンへ進む。
フィルナとスモーカーの短いながらも書きたい描写でしてほぼ原作通りですが入れました
スイマセン
フィルナがアーロンを倒してしまったのでルフィの懸賞金を変えるか悩んだのですがあえてそのままにしました
クリークとか倒してるからいいよね(笑)
キャラ設定のせようとしたらフィルナだけじゃ1000文字いかなかったorz
必ず近々のせます
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