麦わらの姉   作:imuka

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さくっと書いたので短いです


ではどうぞ


六話  コビーとイカついおばさん

   

 

 

   -東の海ー

 

 

 

 ほんの少し仮眠をとったフィルナは仮眠をとったことを後悔した。フィルナ達を乗せた小舟は渦でくるくる回っている。

 

「いやーまさかこんな大渦にのまれるとは。うかつだった。」

 

「ルフィ。なんで数分寝てただけでこんな事態になるの。」

 

 フィルナはため息をつきつつ、頭に手を当て眉間にしわがよっていた。緊急事態に割とマイペースな二人を乗せた小舟は渦に飲まれていった。

 

 

 

   ―とある島の海岸ー

 

 

「おい、あんなとこに酒樽と女がいるぜ。」

 

「けっこうべっぴんさんじゃねぇか!」

 

「こいつはいい。今は俺たち三人と雑用しかいないからなぁ。わかってるよな雑用!」

 

「は、はいぃ。」

 

 そんな会話をしながらニタニタと男たちが近づく。男たちが近づくと女性は意識を戻す。

 

「ケホッ…ケホッ……。ああ、さすがに死ぬかと思った。夜一と…財布はあるか。よかった。」

 

 女性は樽をゴンゴンとたたくと男たちと目があった。

 

「誰?」

 

「へへっ、ねえちゃん大変だっただろ。おれたちが助けてやるよ。」

 

 ”いや、必要ない”そう言おうとしたとき樽から男が出てきた。

 

「いやーよく寝た!なんとか助かったみたいだな!よかったよかった。」

 

「船なくしたけどね。」

 

 そんな二人の会話を呆然と男たちは見ていた。

 

「姉ちゃん、こいつら誰?」

 

「知らない。目が覚めたらいた。」

 

 ”お前らが誰だ!”

 そう言い終わる前に金棒が飛んできてあたりに砂煙が上がる。

 

「さぼってんじゃないよ!!」

 

 砂煙が晴れると樽の二人組はいなくなっていた。

 

 

 

   ー海岸から少し離れた場所ー

 

 

「びっくりしたね。」

 

 樽に腰かけているフィルナがいう。樽に入ったままのルフィが樽から出ながら。

 

「だなー。…でこいつは?」

 

 眼鏡をかけた雑用と呼ばれていた少年に二人は視線を向ける。

 

「え、えっとぼくはコビーといいます。海賊”金棒のアルビダ”で雑用係りをしてます。」

 

「ふーん。ま、どうでもいいや。俺はルフィ。」

 

「フィルナ。」

 

「えっと、お二人は大丈夫なんですか?」

 

 フィルナとルフィは”なにが?”という顔でコビーを見る。二人は頭に?を浮かべながらフィルナはコビーに聞く。

 

「ああ、コビー。船とかない?渦にのまれて沈んじゃったんだよね。」

 

「渦!?ふつう死ぬと思うんですが。」

 

「さすがにやばかったなぁ。はっはっは。」

 

 ルフィは笑った。

 ”笑い事じゃないでしょ”とフィルナは少し不機嫌そうにいう。そんな中コビーは疑問を口にした。

 

「お二人はなんで海に?」

 

「おれはさ、海賊王になるんだ。」

 

 そんな堂々としたルフィをフィルナは微笑みながら見ていた。

 

「か…!海賊王!?つまりワンピースを目指すってことですか!?死にますよ!?」

 

「おれは死んでもいいんだ。」

 

「え?」

 

「おれがなるって決めたんだ。そのために戦って死ぬなら別にいい。」

 

「私が死なせないけどね。」

 

「はははっ。頼りにしてるぜ、姉ちゃん。」

 

 そんな二人の堂々している二人にコビーは震える。

 ”なんてすごい覚悟なんだろう…考えともなかった”コビーは涙を流しながらつぶやく

 

「ぼくにも…できるでしょうか。死ぬ気なら。」

 

「なにが?」

 

「ぼくでも…海軍に入れるでしょうか。」

 

「海軍?」

 

「海軍に入って悪い奴を取り締まるのがぼくの夢なんです!!やれるでしょうか!?」

 

「しらねぇよ。」

 

「いえやります。そうだ!まず手始めにあのアルビダを捕えて…。」

 

 そのセリフを最後までいう前にいかつい女が金棒を地面にたたきつけて登場する。

 

「だれを捕まえるって!?コビー!!」

 

 イカつい女”金棒のアルビダ”はコビーを睨みつけた。

 

「この私から逃げれると思ってんのかい!?―そいつらかい。お前が雇ったっていう賞金稼ぎは。ロロノア・ゾロじゃなさそうだね。」

 

「コビー。だれだ?このイカついオバサンは。」

 

「ルフィ、もう少し言い方があると思うよ?まあこれはさすがに同じ女として恥ずかしいけど。」

 

 アルビダはピキピキと怒りをあらわにしている。

 

「て、訂正してください。このお方はこの海で一番……一番…――。」

 

 そこまで言ってコビーは先ほどのルフィのセリフが頭をよぎる。

 

「一番……イカついたクソ婆です!!」

 

「このガキャーーーーー!!」

 

 アルビダはブチ切れて金棒をコビーに振り下ろす。

 

「よくいった、コビー。あとはまかせな。」

 

「二人まとめてやってやるよ!!」

 

 ルフィはコビーの前にでて頭から金棒を受ける。

 

「きかないね、ゴムだから。」

 

 そこまで言うとルフィは”ゴムゴムの銃”でアルビダを吹き飛ばした。そうして残党にいう。

 

「コビーに船をくれてやれ。こいつは海軍に入るんだ。黙っていかせろ。」

 

 かくしてコビーは小船を手に入れフィルナとルフィの二人もそこに乗った。

 フィルナは”アルビダの船もらえば?”といったがルフィは”ダサいから嫌だ”と拒否したのでコビーの小船をコビーを海軍まで送ったあともらうことにした。

 




コビーとの出会いは大切なイメージがありますがアルビダとの出会いはそこまでじゃないイメージです。個人的に


本当はゾロの話までもっていければと思っていたんですが
同じ話にあるとおかしな感じだったので分けることにしました


原作を読み直して思ったのですがバギーとアローンはもっと強くていいんじゃないかと思ってます
ので強化します
ルフィも原作より強い設定なのでたぶん大丈夫



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