2、旅行の準備をします。
「母さん。そもそもなんでいきなり泊まりがけで家族旅行なんて言い出したのさ。」
どうしても気になってしまった僕はカバンの中に妹の大好きなお菓子を詰めながら聞いた。
だってずっと気になっていてモヤモヤするのだ。
そういう感覚もきらおではないけど、ずっとされていたいと思うわけではないのだ。
すると母は至極当然のことを言うように、
「え?だって進夢(すすむ)が前温泉に行きたいとか言ってたからじゃない。」
といった。
さながらそんなこともわから無いのかといいたげである。
‥‥いやいやいや!!
呆れて言葉が出なかった。
ポカーンだ。
しかも、その癖だいぶ誇らしげである。
顔が「いい母だろ!」と言いたげだ。
いわゆるドヤ顔。
(母さんも母さんで小鈴と同じように結構気分と勢いで動く傾向にあるのでしょうがない。)
だが事実は僕がそれをいったのは言ったのは
一年と数ヶ月前だった。
僕がポカーンとしたのもそのせいなのだ。
遅すぎる話だ。
「‥‥ま、まぁ‥‥ということは今回は温泉旅行なんだね?
あれ?じゃあタオルとか着替えとか持ってった方がいいよね。
どこにあっただろう‥‥。」
なるほどそういうことか。
なんだかんだいいつつも、まんざらでも無い
自分がいる。
ワクワクする。
温泉旅行か‥‥
「違うけど?」
温泉かぁ‥‥どんなのに入ろうかな〜。
壺湯かなぁ〜‥‥って、!!???
はっきりと、もうはっきりと否定されましたね!!
もうなんかさっきの理由どこいった!?
僕が言ったからじゃないの!?
理由ちぐはぐだよ!!?
もう温泉関係無いのね!??
違うのね!!??
着替えは!?
いらないね!
俺が心の中で散々ツッコミを入れながら唖然としていると、隣で僕の洋服の裾をクイクイと引っ張られた誰かと振り向くと、そこには小鈴がいた。
「どうしたの?スズちゃん。お兄ちゃんのこと罵ってくr‥‥」
「Mにぃ。温泉旅行じゃ無いけど、ハリネズミーランド行くよ。しかも泊まりがけだよ。楽しみだよ!!ネズミさんにあえるかなっ!?」
やっぱり話を最後まで言わせてもらえなかった。
もう定型句だからだろうか。
そんなことはさておき、である。
小鈴は言ってる間に段々興奮してきたらく、最後の方には頬が紅くなって口調も早口になっていた。
まさに希望やら楽しみやらが抑えられないといった感じである。
‥‥か、可愛い‥‥←シスコンの典型である。
抱きついていいかな!?
‥‥なんて僕が息を荒げながらその光景を眺めていると、急に恥ずかしくなったのか、僕にみぞおちが入った。
顔を背けながら、そして顔を隠しながらの攻撃である。
‥‥あぁ‥‥素晴らしい!!
はぁ、もっと殴っt(自重)
まぁ、しかしハリネズミーランドかぁ‥‥懐かしいな。
久方ぶりだなー。
小学校ぶりかな。
‥‥人にもみくちゃにされて、熱中症で頭クラクラしたり、スズちゃんにふりまわされジェットコースターで酔ったり‥‥楽しみだなぁ‥‥
そうこう思っているうちに準備は進み、のちに小鈴から3発殴られ準備は完了しました‥‥
二話になります。
文を書くというのは楽しいですね笑
何か改善するべき点がございましたら、ご指摘ください!
宜しくお願いします!
そしてどうかここで見捨てずに今後ともどうかご観覧ください笑
6月30日 2:24
文章改正と、訂正をいたしました。