自由なる種のIS物語    作:ギルオード

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遅れてしまって申し訳ありません。
これを投稿するのかを結構悩みました。
日常回位はほんわかさせたいし、キャラ崩壊寸前まではしても良いかなと思うけど一夏の立場的にいや駄目でしょって成ってしまい・・・・・・シリアスとシリアルが混ざってしまってどうしようって成ってしまい、なかなか書けずにいました。
しかし覚悟を決めここにプロローグを・・・・・・第二章を開始します。
では、楽しんで下さい。



覚醒
プロローグ~酒を飲んでも呑まれるな~


~一夏サイド~

六月初の休日前最後の学校の日の夜、僕は千冬姉に、千冬姉の部屋に呼び出された。

 

「よし、キラ、親睦会をしてくれ!!」

 

いきなり呼び出してこの一言からスタート?

・・・千冬姉・・・酔ってない?

まず、誰とするの?

 

「集合場所は私たちの家で、そこからは龍野と町を周ってくれ。」

「行くとは言ってないんですが……」

「まあそうだが、たった二人っきりの男子同士だから、先生という立場からは仲良くして欲しいんだ。……それに更識姉妹が育った町だぞ?興味が湧かないか?」

「……なぜそこであの人たちを出すんですか?」

「…自覚無しか?いや馬鹿な!?楯無は兎も角、簪とは中々なんだが…゛気にするな独り言だ。」

「まあ、行こうとは思いますが……簪たちとではダメなんですか?」

「彼奴らには用事はない。……ああ、肝心のお前の用事を聞いてなかったな。来れなかったら、来れなかったでしょうがないが、彼奴らも一緒に行くぞ。」

「会社の用事もありますが……できれば日曜日がいいかと思います。」

「それならば大丈夫だろう。では私は先に土曜日から家に帰るぞ~。マドカのご飯が楽しみだ。」

「………ところで先生?」

「ん、どうした。」

「まさかと思いますが………家もこのありさまではありませんよね。」

「…………」フイ

「こちらを見てください。」

「///テヘ」

「可愛ければ許されるわけではありませんよ。織斑先生。」

「頑張って掃除するから大丈夫。」キリッ

「説得力が全くありません。……見ちゃったので手伝いますよ。………家の方も」

「ありがとうな。」

 

 

「終わりましたね。」

「終わったな。じゃあキラ、酒飲むか?」

「……教師が未成年に酒を勧めないでください。」

「お前は真面目だな~。私はお前ぐらいのときには飲む日があったぞ。それにここは無法地帯だぞ?」

 

千冬姉・・・まあ、しょうがないか、原因の九割以上はあの事件だろう。

マドカを守るために色んなことをしてきたんだろう。

当時未成年の千冬姉が子供を育てるのは苦労したんだろうな。

・・・先代楯無さんも酒を勧めそうだし。

環境のせいでもあるな。

 

「っと言うわけだから、ほれ。」

 

コポコポコポ

 

ああ、コップに酒が注がれていく。

・・・僕は元々酒が嫌いだ。

スーパーコーディネイターだからアルコールの分解は早いけど、なんていうか酔ったら眠くなりやすくて目が覚めたら・・・とにかく酒を好き好んでは飲まない。

 

キラキラキラキラ

 

千冬姉の目がすっごくキラキラしている。

すっごく尻尾をブンブンしているようにも見えてきた。

・・・今の千冬姉は狼じゃなくてまるで子犬だな。

どうする。

飲みたくない・・・飲ませないで。

この状況を切り抜けるためにも!!

 

キラキラバッシュ──────────ン!!

 

悪のキラ「飲んじゃえよ、たったの一日だけだ。飲んじゃえよ。」

 

君の意見じゃない、善の方の意見が聞きたいんだッ

 

善のキラ「飲まない方が君には良いかもしれない。でも飲まなかったら彼女は悲しむよ。」

 

ウッ

 

???「割り切れよ……でないと…死ぬぞ」

 

どこからかハイネさんの声も聞こえてきた。

そうだ………割り切るしかないじゃないか!

酔ったらアスランみたいに可笑しくなるわけじゃないんだ!!錯乱するわけじゃないんだ!!

ただ少し眠くなるだけだ。

 

プルプルプルプル

 

コップを持つ手が震える。

 

チビチビ

 

僕は少しずつ酒を飲んでいき・・・

 

ゴックン

 

飲み干した。

少し酔いも回ってきた。

 

グワァングワァン

 

家族の暖かさに久々に触れてしまったからか少し眠くなってきた。

・・・思考が停止していく。

手はまだ震えている。

 

「どうしたキラ?手が生まれたばかりの子鹿のように震えているぞ。」

「千冬姉……笑って言わないでください。」

「今、千冬姉……と言わなかったか。」

 

しまった。

クソッ!!らしくないミスをしてしまった。

いつもなら、例えこの体では酒を初めて飲んでもこんなミスしないのに。

人の温もりに触れたからか・・・

やはり人は暖かい。

全ての人が暖かいとは言わないが、それは人の全てが冷たいと言えない決定的な理由になる。

ラウ・ル・クルーゼ・・・全ての人間があなたのいう人ではない。

・・・あなたに人類全てを裁く権利は・・・ない。

ハッ!今はこの状況をどうするか・・・

 

「言いましたか?」

「ああ、ハッキリと聴こえた。」

「………自分は日本の……平和を謳歌している人よりは持ってないんです。自分達には家族や故郷とか………前までは名前もありませんでした。」

 

全部嘘だ。

全部偽造した空想の人物の適当な過去だ。

・・・でもこういった子は沢山いる。

こういった子も引き取って一緒に遊んだりしたっけ・・・

僕とラクスとの間に子供は生まれなかった・・・マルキオ導師にもヤキンドゥーエを生き残り、ユニウス条約締結後には僕たちの間に子供は生まれないと伝えられていた。

だからたくさんの戦争孤児や捨て子・・・たくさんの子供達を引き取って育てた。

 

「だから、家族を求めたのかもしれません………」

「そうか…………私も少し独り言を言う。聞かなくても構わない。」

 

千冬姉は語りだした。

 

「…私には弟が、マドカには双子の兄がいたんだ。あいつはなんていうか大人びていたんだ。悪く言えば年相応じゃなかった。正直私よりも年上のように感じたこともあるし、最初はあまり口も聞いてなかったから、気味悪いと感じていたこともあった。」

 

やっぱり最初は気味悪がれていたのか。

 

「でもな、マドカと一緒にいるときは笑っていた。いい兄だったよ。おかげで小さい頃のマドカはお兄ちゃんっ子だったよ。」

 

よく憶えているよ。

マドカはよく後ろにいた。

 

「色々あってな、仲良くなってよく話すようになってから確信したことがあった。あいつはな、すっごく優しいんだ。根もしっかりしていたからダメな事にはダメとしっかり言えて相手の気持ちも尊重できる………自慢の弟だった。」

「過去形っと言うことはもう……」

「ああ、十年前に事故で両親と一緒に亡くなった。とってもいい奴だった。………あの日からマドカもあまり笑わなくなった…私もな。」

 

ごめん

 

「そうだなぁ…そういえばお前は似ているな……一夏に。瞳の色や声あと歳不相応の雰囲気とか。………たまにで良いから千冬姉と呼んでも構わないぞ。別に代わりを求めている訳じゃないんだ。なんていうか思いつめないでほしいし甘えて欲しいというのかな……そしてきっと私も甘えたいんだ。だから、たまには二人っきりのときぐらいのときは甘えて欲しい。……こういうのが母性なのかもな。」

「母性なら、山田先生の方があると思いますが・・・・・・」

「ナッ・・・・・・まあ、否定はしないが・・・・・・そろそろ嫁入り修行でもしたほうが良いのか?」

「今の段階ですと、織斑先生は良くても姉ですね。」

「いいもん、私はどうせ独身だもん。」

 

可愛そうになってきた。

愚痴位は聞いて上げよう。

 

「千冬姉、愚痴位は聞きますよ。」

「ああ、有難う。」

 

                         地獄から逃げ出した

千冬姉の飲むスピードも上がり、僕は夜遅くにこの部屋から自分の部屋に帰った。そこから先の事は憶えていない。

~一夏サイドアウト~

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、やりきりました。
ギルオードも割り切りました。
極たまにこんな風に暴走できる話のときには暴走するかもしれませんが生暖かい目で見て下さい。

酔った千冬姉様は原作でも、フレンドリーですので・・・・・・キャラ崩壊寸前まではいってないかな~?
キラは・・・・・・キャラ崩壊したかな?
はい、暴走しました。
ラッキースケベ発動の仕込みをしたかったのです、正直に言いますので許して下さい。
サラッと伏線少しだけ張っていくギルオード。

最後にギルオードから約束・・・お酒は二十歳になってから!!
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