自由なる種のIS物語    作:ギルオード

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盛大なネタバレがあります。
嫌な方はブラウザバックして欲しいです。

今日、姉から「ほい、遅れたけど、バレンタイン」と渡されて、あっバレンタインだったって気づいて書きました。


本編の更新は学年末テストが終わったらします。


私のバレンタイン

~簪サイド~

ついに明日はバレンタインデー。

もちろん渡す相手は自慢の彼氏・・・一夏だ。

でも、一夏たくさんチョコ貰いそうだな。

甘いものばっかりで大丈夫かな?

 

※簪は一夏(キラ)が甘いのが大好物なのを知らない。だって辛いのばっかり食べてるもん。まあ、嫌いなものもないけど・・・だってヨーグルトソースとチリソースのミックスケバブを中々って言ってたし・・・ね。

 

一夏も甘いものばっかりだったら飽きると思うから、私は抹茶チョコを作ろう。

一夏、喜んでくれるかな。

 

「あっ、かんちゃん!」

「本音………どうしたの?」

「一緒にチョコ作ろうよ!!」

「うん、いいよ。」

「じゃあ、キッチンに出発だぁ~!!」

 

本音と歩いていると、部屋のキッチンに向かっているのではなく、食堂に向かっているのが分かる。

 

「本音そっちは食堂じゃないの?」

「着けば分かるよ~。」

 

少し歩くと食堂が見えてきて、関係者以外立ち入り禁止の扉を本音が開けた。

 

「本音………まさか、貸し切ったの?」

「えへへ~、会長が貸し切ったよ。」

 

中に入ると既に、姉さんに自由登校日の虚さん、シャルロットにラウラ、マドカも居た。

 

「姉さん、これは………どういうことなの?」

「ふふふ、一人で寂しく作っても悲しいから、みんなで一緒に作ることにしたのよ。味見でチョコも沢山食べれそうだしね。」

「それが本音でしょ、姉さん。」

「うっ!」

「完成したチョコ以外なら………いいよ。」

「簪ちゃん!ありがとう!」

「姉さん、苦しいので離れてください。」

 

それにあんなものを押し付けられたら嫉妬してどうかしてしまう。

 

「は~い。じゃあ、今からみんなでチョコを作ろうか。」

『おお!』

 

 

 

 

 

 

次の日

はあ、昨日は疲れた。

姉さんが調子に乗ってチョコをパクパク食べていったせいで、材料が足りなくなって買い足しに行ったり、ラウラとマドカの甘い雰囲気がでてシャルロットが暴走気味になったし、千冬さんも乱入してきて、調理器具が何個も壊れて食堂のおばちゃんたちに全員で説教されて・・・大変だった。

でも、みんなで作って味見もし合ったから、味にはとても自信がある。

一夏を捜さないと。

でも、今日に限って一夏の姿を見ない。

・・・どこに行ったんだろう?

電話にも出ないし、どうしたんだろう?

千冬さんに聞いても知らないというか、今日は学校にも来ていないみたいだし・・・

どうしたのかな?

 

ピピピ

 

ISのメールボックスに一夏からの連絡があった。

 

宇宙(ソラ)に来て』

 

宇宙に来て?

一夏いま宇宙にいるの!!

どうしよう、チョコは持っていけるかな?

あっチョコが粒子化してISの装備一覧に入っている。

とりあえず、千冬さんに言ってきた方がいいかな?

でも、一夏の説教は確実だよね。

だったら、一緒に怒られてから、チョコを渡した方がいいね。

私はISを展開する。

学園祭で打鉄弐式は一夏のフリーダムによってコア以外は修復不可能なほど破壊されたけど、彼の残してくれたISコアと融合し、私のISは進化し、一夏との最後の戦いの時にセカンドシフトを遂げた。

姿はかつて戦った火器運用試験型ゲイツ改に付いていたリフターを改良したものを背に乗っけていてファーストシフトの時よりもスマートになっていて盾にも武器が増えた。

装甲の色もより鮮やかな水色になった。

そして、あるシステムも無くなった。

一夏のストライクやフリーダムと一緒で全身装甲のため、宇宙でも活動できる。

 

 

宇宙に来た私は早速一夏を捜す。

一夏のフリーダムはサードシフトを遂げている。

白式・雪羅のように白い四肢を持ち、フリーダムやストライクフリーダムのような色をしたボディに、胸にはウラトラマンのタイマーカラーのような、ライトグリーンに発光する球体がある。

翼は、フリーダムとストライクフリーダムどちらにも似ているようで、似ていない。

顔は、額だけではなく、耳にもトサカ?角?とにかく、そんなものが付いている。

暗い宇宙空間だと、目立つからすぐに見つかるかなと期待していたけど、広いから見つからない。

 

プップップッ

 

レーダーが反応した。

フリーダムの三倍の速度でこちらに近づいてくる。

 

「来てくれたんだね、簪。」

「もちろんだよ。我が儘をあまり言わない一夏が、我が儘を言ったんだからね。」

「ありがとう。」

「でも、どうして宇宙にいるの。」

「………簪は僕の過去を知っているから言うよ。今日はね、アスランのお母さんが亡くなった日なんだ。だから、ここに来たんだ。………みんなと一緒にいたらどうにかなってしまいそうだったから。」

「一夏………」

「でも、簪を見たら少しだけ、大丈夫になった。ありがとう、来てくれて。」

「いいよ、力になれて嬉しいよ。………じゃあ、チョコは渡さない方がいい?」

「そんなことはないよ!嬉しいな。簪、僕の為にチョコを作ってくれたんだね。」

「うん。地球で渡そうと思ったけどここで渡すね。………はい、ハッピーバレンタイン、一夏。」

「ハッピーバレンタイン簪。」

 

宇宙でのバレンタインデーは、私の一生の思い出に残るだろう。

帰ったら二人ともに千冬さんに怒られた。

 




隠す気も無いISの描写である。
キラの乗っている機体はエターナルフリーダムで検索し、GWE-X001Aと載っている奴です。
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