暗殺教室 assassin&ghost 作:Kamenride1
昼休憩、渚とカエデは二人で屋外で昼食を食べている。
「渚、やっぱり天空寺くんに話した方がいいんじゃない?」
「茅野、」
そんな二人を陰で見ている人物がいた。
「う~む、あの二人が潮田渚くんと茅野カエデちゃんか。」
おっちゃんだった。
「ヤバイ、どうしよう、カエデちゃん可愛いな。」
どうやらおっちゃんは女の子に弱いようだ。
「そんな可愛い子にはこれをプレゼントしちゃお。」
おっちゃんはそう言って懐から緑色の瓶を取り出す。
そして瓶の蓋を開ける。
その瞬間、瓶から金色の粉が飛び散る。
「な、何これ!?」
「ゴホ!ゴホ!」
前を見ると、そこには奇妙な格好をしたおじさんがいた。
「やあ、」
「え、誰?」
「二人共、唯兎から聞いてない?」
「もしかしておっちゃん!?」
「やっぱりその呼び方なんだ。」
おっちゃんは少ししょんぼりした。
「あ、そうだ。君たちに渡したい物があったんだ。」
おっちゃんはそう言って緑色の瓶を見せる。
「この薬不知火って言ってね。これが見えない眼魔にかかると見えるようになるんだ。」
「見えるように。」
「渚、これで天空寺くんに協力できるよ。」
「うん、そうだね。」
「そうそう、1日経ったら効果が切れて見えなくなっちゃうから気をつけてね。」
放課後、俺は荷物をまとめて帰る準備をしている。
「天空寺くん!!」
俺が帰ろうとしていると、渚とカエデが話しかけてきた。
「渚、カエデ。」
「天空寺くん。」
「話があるの。」
「話って?」
「僕た」
渚が話そうとした瞬間、物凄い音がした。
「何今の音。」
「行ってみよう。」
俺らは音がした方へ向かう。
「確かこの辺りで、」
僕らは音がした所、に来ていた。その場所は校庭だった。幸い他の生徒達は帰った後だった。
「やっと来たか。」
目の前には昨日遭遇した眼魔のうちの一体刀眼魔がいた。
「お前は、昨日の、」
「眼魂を渡せ。」
「お前なんかには渡さない。」
俺はドライバーを出現させる。
「天空寺くん。」
「やっぱり何かいるの?」
「そうだ茅野、あの薬。」
「うん、わかった。」
カエデは緑色の瓶を取り出し、蓋を開ける。
すると金色の粉が飛び散る
粉が全部地面に落ちると、渚とカエデにも眼魔が見えるようになる。
「何あの怪物。」
「あれが天空寺くんの言ってた、眼魔。」
二人は眼魔に驚いている。
「二人共隠れて。」
「うん。」
「わかった。」
俺の言葉と共に二人は木陰に隠れる。
「いくぞ‼」
俺は眼魂のスイッチを押し、ドライバーに装填し、トリガーを引く。
『ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!』
「変身‼」
俺は再びドライバーのトリガーを引く。
『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト!』
トランジェントになった俺にオレゴーストが被さり、仮面ライダーゴーストオレ魂になる。
渚とカエデはこの光景を見て驚いている。
「変身、した!?」
「あれが仮面ライダーゴースト。」
俺はガンガンセイバーを構え、刀眼魔に向かって行った。
「小癪な‼」
刀眼魔はそう言って、複数の眼魔眼魂をばら蒔く。
ばら蒔いた眼魔眼魂は黒一色で顔のない怪人に変わる。
「なんだよこいつら!?」
「眼魔コマンドだ。この数には敵わんだろ。」
「武蔵は大勢が相手でも負けなかったんだ。」
「お前は武蔵ではない‼」
次の瞬間俺の胸元が光った。
「なんだ!?」
「俺が光っている所を調べると、光を放っているのは、刀の鍔だった。」
「それに目を描いて印を結べ。」
ユルセンが現れ、俺に助言をする。
ユルセンの言ったとおりに鍔の上に目を描くと、鍔から赤い煙が出て、煙が晴れるとそこには赤いノースリーブ状のパーカーゴーストムサシゴーストが現れる。
「来い‼ムサシ‼」
俺が呼ぶと、ムサシゴーストはドライバーの中心部分に吸い込まれる様に入り、眼魂になる。
「行くぞ‼」
俺はムサシ眼魂のスイッチを押し、ドライバーからオレ眼魂を取り出し、代わりにムサシ眼魂を装填する。
『ア~イ!』
『バッチリミナ~!バッチリミナ~!』
オレゴーストが消え、トランジェントに戻り、ムサシゴーストが現れ、トリガーを引く。
『カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!』
ムサシゴーストが被さり、仮面に交わった二刀流が描かれた、宮本武蔵の魂の宿ったムサシ魂に変わる。
俺はガンガンセイバーを分離させて二刀流モードにして、眼魔コマンドを次々倒していく。
「なに!!」
「残るはお前だけだ‼」
「紋章をかざして、オメガドライブだ。」
「あぁ。」
俺はユルセンの言ったとおりガンガンセイバーのグリップ部分にある紋章をドライバーにかざし、エネルギーの送受信アイコンタクトを行う。
『ダイカイガン!ムサシ!オメガドライブ!』
『オメガスラッシュ!』
「命、燃やすぜ!」
『ガンガンミナ~!ガンガンミナ~!』
俺はガンガンセイバー二刀流モードを構え、刀眼魔に向かって行く。
斬られた刀眼魔は眼魔と服に分離し、両方共爆発すると、眼魂と日本刀が残り、眼魂の方は消滅する。
「ふぅ、」
俺はドライバーから眼魂を取り出し変身を解除する。
『オヤスミ~!』
「天空寺くん。」
渚とカエデが木陰から出てくる。
「怪物倒せたね。」
「あぁ、それにしてもまさか眼魔が見える薬があったなんて。」
「流石は仙人だな。」
ユルセンはまたもや突然現れた。
「うわっ‼」
「何これ!?」
「これじゃない、ユルセン様だ。」
「おっちゃんの分身なんだ。」
「とにかく英雄眼魂手に入ってよかったな。」
ユルセンはそう言って消えた。
「ユルセンは無責任なんだ。」
渚とカエデが苦笑いをする。
「あの、天空寺くん。」
「何?」
「僕らにも眼魂集め手伝わせてほしいんだ。」
「渚。」
「天空寺くんを死なせたくないからね。」
「カエデ。」
「だから天空寺くんを手伝うよ。」
「二人共、ありがとう。」
「じゃあ早速大天空寺へ行くよ。」
こうして俺は二人の頼りになる仲間を得て、渚の提案で大天空寺で不可思議現象調査隊を始めた。もちろん、御成からの許可は得ている。
俺は早速希望が湧いてきた。
朗読ありがとうございました。