暗殺教室 assassin&ghost   作:Kamenride1

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今回はエジソン眼魂が登場です。


第五話 発明王の時間

「確か、この辺りの筈。」

俺達は今まで停電した地帯の中心部を探索している。

「唯兎くん、本当にこの辺りで合ってるの?」

渚が俺に質問する。余談だが呼び方は俺が名前で呼んでほしいと頼んだ。

「あぁ、今まで停電が起きた場所を繋ぐと円になるから怪しいとしたらここ中心部だよ。」

俺の言葉に三人は納得している。

「ところでカエデ、この事件に関わってるとされる人物の情報ある?」

「うん、あるよ。」

カエデはそう言ってポケットから白衣で眼鏡の初老の男性の写真を取り出す。

「武田正之47才、大学教授をしていた人物らしいよ。」

「三人共!!あれじゃないのですか!?」

御成が指指した先には、如何にも怪しい雰囲気の研究所らしき建物があった。

「いくよ。」

俺達は心して建物に入る。

「なんじゃ、取立てなら帰ってくれ。」

俺達が見た人物は、白衣で、眼魂で、初老の男性、間違いない。武田正之本人だ。

「武田さんですよね。」

「そうだが?」

「あの、この辺りで原因不明の停電が起きてるって話ですけど。」

「わしゃ知らん、停電なんか知らん。一%の閃きがなければ!!九十九%の努力は無駄であーる!!」

「その言葉!エジソン!?」

「違うよ、エジソンの言葉は、天才とは一%の閃きと九十九%の」

「いや、武田さんの言った方が正しいよ。」

俺はカエデの言葉を遮り、本当の事を伝える。

「おぉ、知っているのか、ならこれを見せてやろう。」

武田さんはそう言って俺達に電球を見せる。

「武田さん、これって。」

「エジソンが初めて実験で使った白熱電球だ。儂の御守りだ。」

「じゃあ、あれは。」

俺は今度は大きい機械の方を見るが、俺はそこにいた異形に驚く。

「あぁ、あれは」

「武田さん危ない!!」

そう、眼魔がいたのだ。頭部がアンテナの様になった眼魔が。俺は武田さんの代わりに電気眼魔の電撃を受ける。

「お前、私が見えるのか!?」

「あぁ、お前武田さんに何をした!?」

「教える訳ないだろ。」

電気眼魔はすっとぼける。

「武田さん、貴方が閃きだと思っているのは、眼魔っていう見えないゴーストの仕業なんです。」

「訳のわからない事を言うな!儂は一%の閃きの為なら、命だって懸けるつもりじゃ!!」

「命は!そんなに軽くない!!」

俺は武田さんの言葉にかっとなった。一度死んだ俺だから命の重さがわかる。

「帰ってくれ!!」

武田さんはそう言って作業に取りかかる。

「その回路を迂回させれば」

「アイツ。」

電気眼魔が武田さんに何かを吹き込んだ為、俺はドライバーを出現させ、眼魂を装填する。

『ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!』

「変身!!」

『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト!』

仮面ライダーゴーストオレ魂に変身した俺は電気眼魔に向かっていく。

「はっ!」

俺は電気眼魔と共に研究所の外に飛び出す。

「やっ!」

俺と電気眼魔は互角の闘いを繰り広げる。

「だったらこれで!」

「おいおい、やめとけって。」

ユルセンが忠告するが、俺は構わず眼魂を交換する。

『カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!』

俺はガンガンセイバー二刀流モードを構えるが、電気眼魔の電撃をくらう。

「がはっ!!」

感電死はしないが滅茶苦茶痺れる。

「だから言っただろ、二刀流は電気が起きやすくなるだけだから。」

あまりにも強力な電力の為、変身が解除されてしまう。

『オヤスミ~!』

周りを見ると、眼魔がいない。

その時、俺が持っていた黒電話コンドルデンワーに電話がかかったので電話にでる。

「唯兎!」

「カエデ!?」

「大変だよ。あの大きい装置が発動しちゃったの。」

「なんだって!?今そっちに戻るよ。」

俺は電話を切り、研究所に戻る。

 

「転送装置が発動したぞ‼これで儂を変人扱いした連中を見返せる‼」

 

俺が研究所に戻って来たら、上空に巨大な目の紋章が浮かび上がっていた。

「何だあれ!?」

「あれは眼魔ホールだ。」

「眼魔ホール?」

「眼魔が大量に出てくる穴だよ。早く止めないとこの世界が眼魔で埋め尽くされるぞ!」

「わかった。」

俺は眼魔ホールを消そうとするが、ユルセンに止められる。

「待て待て!」

「何言ってるんだよ。早く止めないと。」

「まず眼魔ホールの発生源を断つのが先だ!発生源を断たないと何度でも眼魔ホールが現れるぞ。」

「そっか。」

「お前バカだろ。早く発生源断ちにいくぞ。」

ユルセンの言葉どおり、俺は研究所に突入する。

「皆!大丈夫!?」

「「「唯兎((くん(殿)))」」」

「良かった。皆無事だったか。」

俺は三人の安否を確認して、視線を電気眼魔に向ける。 「お前、やっぱりこの装置は、」

「そうさ、これは眼魔ホールを創る為の装置だ。」

「お前、」

「残念だがお前に構ってる暇はない、もうすぐエジソン眼魂が生まれるからな。」

「何!」

俺は武田さんの方を見る。すると武田さんからは紫色のオーラが出ていた。

「これで儂もエジソンに、なった!」

「何だあれは!?」

「眼魔の影響だよ。」

ユルセンが入ってくる。

「眼魔に見入られた人間はおかしくなって、終いには命と引き換えに眼魂を生み出しちまうんだよ。さぁ、奪われるなよ。」

ユルセンはそう言うが、俺は。

「いや、やっぱりダメだ。」

「およ、」

「人の命と引き換えの眼魂なんか俺はいらない。」

俺は止めようとするが電気眼魔は口を挟む。

「無駄だ。止められるものか、」

「いや、止めて見せる。」

俺は武田さんに近付き触れる。

「感じる。武田さんの命を、この人には生きてほしい。」

武田さんからオーラが消える。

「成る程、これお前のやり方って訳か。」

「武田さん、エジソンになりたいんだろ、英雄は命を燃やして生ききった人物なんだ、科学を自分の為だけに使ってたら、エジソンに恥ずかしいぜ?」

「そっか、お前のお陰で目が覚めた。儂はこの装置を止める。」

武田さんは装置を止めようと操作する。すると眼魔ホールの進行は遅れていく。

「あぁ、眼魔ホールの進行が遅れていく。」

武田さんが作業をしていると、武田さんと白熱電球からオレンジの光が発生する。

「英雄に関する物、英雄に強い思いを持った人物。」

俺はその二つを確認し、ドライバーを出現させ、眼魂を装填する。

『ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!』

「変身!!」

『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト』

変身を終えた俺は白熱電球の上に目の紋章を描く。

すると白熱電球から黄色い煙が吹き出し、煙が晴れるとそこには銀色で黄色いラインが入ったパーカーゴーストエジソンゴーストが現れる。

「おぉ、あれは正しくエジソン。」

電気眼魔はエジソンゴーストを奪おうと地面に降り立つ。

カエデは不知火の瓶を取り出し、蓋を開ける。

薬が飛び散り、電気眼魔が実体化する。

「何ですかあれは!?」

御成は驚いている。

「私が実体化しただと!?まあいい、エジソン眼魂は渡さん。」

電気眼魔はそう言って大量に電気を吸収し、巨大な戦艦の様な姿になる。

「エジソン!」

俺が呼ぶと、エジソン眼魂はドライバーに吸い込まれる様に入り眼魂となる。

俺は眼魂を交換し、エジソン眼魂を装填する。

『ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!』

俺はトリガーを引く。

『カイガン!エジソン!エレキ!閃き!発明王!』

ガンガンセイバーガンモードを構え、巨大電気眼魔に電気弾を放つが、全く効いていない。

「何!」

巨大電気眼魔が渚達に襲い掛かるが、突然現れた幽霊船によって防がれる。

「間に合ったな。」

どうやらユルセンが呼んだ様だ。

「それは、お前の船なのか。」

「これは、キャプテンゴースト!お前の物だ!こっちは眼魔をやるから、お前は眼魔ホールを頼む。」

「どうやるんだ。」

「オオメダマで塞げ、トリガーを四回引くんだ。」

「わかった。」

「ゴーストライカー!」

ユルセンが呼ぶと、俺の専用マシンゴーストライカーが走ってきて、キャプテンゴーストと合体し、船から大トカゲが出てきた様なイグアナゴーストライカーになり、巨大電気眼魔に向かっていく。

俺はユルセンの言ったとおりトリガーを四回引く。

『ダイカイガン!エジソン!オオメダマ!』

俺は足元に出現した大きな眼魂を蹴り飛ばし、眼魔ホールの中心に蹴り込むと、眼魔ホールは消滅する。

イグアナゴーストライカーの方も勝った様で、巨大電気眼魔は電気眼魔に戻り、キャプテンゴーストも異世界へ帰っていく。

俺は電気眼魔の前に立つ。

「貴様何故邪魔をする!?人間はだな、我々の目的を果たす為の道具だ。」

「人間は道具じゃない!道を切り開く無限の可能性を秘めているんだ!無限の可能性を馬鹿にするなら、俺が許さない!」

「バカめ!もう一度電撃を喰らえ!」

電気眼魔は俺に電撃を放つが、俺には効いていない。

「バカはお前だ!エジソンは電球を品種改良した人物だ!電撃など効かない。」

「何ぃ!」

「それだけじゃない!お前にもっと強力な電撃を喰らわせてやる。」

『ダイカイガン!エジソン!オメガドライブ!』

『オメガシュート!』

「命、燃やすぜ!」

『ガンガンミナ~!ガンガンミナ~!』

俺は電気眼魔に電撃を撃ち、電気眼魔は服と眼魔アサルトに分離し、両方とも爆発すると、眼魔眼魂と電波受信装置が残り、眼魂の方は消滅する。

 

「お前には迷惑をかけた。これは詫びの印にやる。」

俺は武田さんからエジソン眼魂を貰った。

「儂も馬鹿な事を考えた。研究に行き詰まっていたら仕事を手伝ってほしいと言う男が現れてこの装置を作ってくれと言われた。」

「そうですか。」

「お前も頑張れよ。」

「はい!」

俺達はこの研究所を後にした。




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