暗殺教室 assassin&ghost 作:Kamenride1
俺達は今テレビのニュースを見ている。
『今回の事件もまた怪盗アローの見えない力による犯行でした。盗まれた金品はすでに貧しい人達に配られた模様です。怪盗アローはまさに現代の義賊ロビン・フッドではないでしょうか。』
「ロビン・フッド!?」
『以上、榊裕美でした。』
「盗まれたのは政治家が隠し持ってた裏金みたいなの。発覚を恐れて犯行予告の事を警察に届けてなかったみたいなんだ。」
カエデがそう説明する。
「見えない力とは眼魔の仕業では、我ら不可思議現象研究所の出番ですぞ。」
「俺、話を聞いてみる。」
「誰にです?」
「僕達はおっちゃんに聞いてみる。」
「何をです?」
「唯兎君の体の事とか、眼魔の事とか何かヒントがあるかも。」
渚はそう言ってカエデと共に地下室の研究所に向かう。
「では拙僧も一緒に」
「待って、三人だとおっちゃん話しづらいかも。」
「では唯兎殿と一緒に」
「あぁいいよ俺一人で、まだ確信ないし。」
俺はそう言って大天空寺を後にする。
「御成さん、遂に不可思議現象の依頼きました。」
「こちら矢川さん、本気で依頼したいんだって。」
俺は今、霊体化して昼間のジャーナリストのもとへ向かっている。
「どうしてロビン・フッドなの?」
「貴方は」
「不可思議現象研究所の天空寺唯兎です。」
「不可思議現象?」
「悪いゴースト等を退治したりしています。それよりもさっきの放送、何でロビン・フッドなの?」
「だってロビン・フッドは権力と闘った英雄でしょ。それにアローって矢って意味だし。」
「そっか、でも怪盗アローって義賊なのかな?」
俺がそう言うと、彼女はこう言い返した。
「君は子供だからまだ解らないだろうけどこういう正義を必要としている人もいるのよ。私はジャーナリストになったけど無力だった。」
彼女はそう言ってこの場を去って行った。
「ここだな。」
俺は今御成が向かった矢川さんの家の前に立っている。
「御成、ちゃんとやってるかな。」
俺はそう言って霊体化して屋敷の中に入る。
「先生期待してますよ。」
「お任せくだされ。」
そこには御成がいて、御成は奥に向かい、俺も御成が向かった方向に向かう。
「御成!」
俺が宝物庫に着くと、そこには御成が倒れていて、以前に襲い掛かった斧眼魔がいた。
「お前はあの時の!?」
「また会ったな。」
俺はドライバーを出現させ、眼魂を取り出す
『ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!』
「変身!」
『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト!』
俺は仮面ライダーゴーストとなり、斧眼魔を外へ誘き出す。
「はっ!」
俺はガンガンセイバーで斧眼魔に斬りかかる。
「甘い。」
だが、攻撃はバリアで防がれてしまう。
「邪魔はさせん。」
斧眼魔は大量の斧を飛ばす。
「だったら、」
俺は眼魂をムサシ眼魂に交換する。
『カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!』
俺はムサシ魂になり、ガンガンセイバー二刀流モードで斧を弾くが、そこには斧眼魔はいなかった。
「逃げたか。」
俺はゴーストドライバーから眼魂を取り出し、変身を解除する。
『オヤスミ~!』
俺は一旦大天空寺に戻る。
「渚、カエデ、」
「あ、唯兎くん。」
「渚、なんか聞けた?」
「全く駄目だったよ。おっちゃんどこにもいなかったし。」
次の瞬間、俺の黒電話に電話がかかる。
「はい、もしもし。」
「唯兎殿~!」
「御成。」
「見つけましたぞ、怪盗アローのアジトを」
「アジト!?」
「場所は、のわー」
そのまま御成との電話は途絶えてしまう。
「唯兎、何があったの。」
「御成がアローに襲われた。」
「御成さんが、場所解らないと」
「解るよ。」
渚の言葉にユルセンが割り込んできた。
「解るって?」
「コンドルデンワーに連れてってもらえ。」
ユルセンがそう言うと、コンドルデンワーは電話からコンドルの形態に変化し、俺達はコンドルデンワーが飛ぶ方向についていく。
「ここがアローのアジト。」
「気をつけて、何か罠があるかも。」
俺達は警戒しながら突入する。
そこには怪盗アローがいて、横には御成が椅子に縛り付けられていた。
「御成さん!」
渚とカエデが御成の縄を解く。
「その人君の仲間なんだね。」
「え!?」
アローは仮面を外し素顔を見せ、俺はその素顔に驚く。
「裕美さん」
アローの正体は俺が今朝出会った人物榊裕美であった。
「なんでこんな事を」
「言ったでしょ、世の中にはこういう正義を必要としている人もいるって。世の中にはね理不尽な暴力に迫害され泣いてる人が沢山いるの。私の父も理不尽な暴力に殺されたの。」
裕美さんの過去を聞き俺は思った。自分と同じだと。
「私もジャーナリストとして正義を貫こうとしたけど無力だった。」
裕美さんがそう言うと、裕美さんの身体から紫のオーラが湧き出てきた。
「裕美さん‼あなたは眼魔という見えないゴーストに操られているんだ。このままじゃ命が危ない。」
「うるさい!!」
俺は止めようとするが裕美さんはそれを拒む。
「どんな正義でもいい。死んでも構わない。」
裕美さんから出るオーラが濃くなる、だが俺は諦めず呼び掛ける。
「ロビン・フッドの事尊敬してるんだろ!だったらあなたにもあなたの正義があるはずだ‼」
俺がそう叫んで裕美さんに呼び掛ける。裕美さんの心が揺らいだ一瞬をつき、カエデに不知火を撒いてもらい、斧眼魔を実体化させる。
「これでわかっただろ、これは貴方の正義じゃない。」
「私はどうすれば。」
「今からでもまだ間に合う。人生は生きてる限り何度でもやり直せる。」
裕美さんから出ていた紫のオーラは消え、代わりにオレンジ色のオーラが出る。
「おのれ邪魔をしおって‼」
斧眼魔は怒りに身を任せて俺に向かってくる。
「何度だって邪魔してやるさ。お前らの野望が潰えるまでな!」
俺はドライバーを出現させ、眼魂を装填しレバーを引く。
「変身‼」
『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト!』
基本形態トランジェントになった俺にオレゴーストが覆い被さり仮面ライダーゴーストオレ魂になる。
斧眼魔が斧を振りかざすが、俺はガンガンセイバーを出現させ、斧を防ぎ斧眼魔を弾き飛ばす。
俺が弓矢に眼の紋章を描くと弓矢から緑色の煙が出て、狩人の服をイメージした緑色のパーカーゴーストロビンゴーストが出現する。
「来い、ロビン・フッド!」
俺が呼ぶとロビンゴーストはドライバーの中心に吸い込まれる様に入り眼魂になる。
「貴様!!それは俺のだ!」
「お前のじゃない!」
俺はドライバーからオレ眼魂を取り出し、ロビン眼魂を装填する。
『カイガン!ロビン・フッド!ハロー!アロー!森で会おう!』
オレゴーストが消え去りロビンゴーストが覆い被さり、仮面に弓矢の描かれた、ロビン・フッドの魂が宿ったロビン魂になる。
俺が外に飛び出すと斧眼魔も外に飛び出し、俺はガンガンセイバーの先端にコンドルデンワーが合体したガンガンセイバーアローモードをかまえる。
「眼魂を寄越せ!」
斧眼魔は俺に次々と斧を投げつけ、俺はかわすので精一杯である。
しかも奴は常にバリアに守られている。
(攻撃の隙が全くない。)
「唯兎殿ー!!」
俺が斧を避ける中、声がした背後を見ると御成達がいた。
「唯兎殿!奴の動きを御覧ください~!」
「奴の動き?」
「何をごちゃごちゃと!」
俺は斧をかわしながら奴の動きを見て、俺はあることに気付く。
「そうか、そう言う事か!」
俺は斧眼魔が斧を投げる瞬間に光の矢を撃ち込む。
「ガハッ!?」
矢は見事に斧眼魔にヒットする。
(唯兎殿、気付いたようですぞ。)
(御成が言ってたのはこういう事か。)
「「奴は斧を投げる瞬間バリアに隙間が出来る。」」
「俺の弱点に気付きやがったな!?」
「これならいける!」
「弱点に気付いたのならお前より早く攻撃するまでだ!」
「ならば俺は、その先を行く!」
俺はドライバーにグリップの紋章をかざしアイコンタクトを行う。
『ダイカイガン!ロビン・フッド!オメガドライブ!』
『オメガストライク!』
俺は斧眼魔にガンガンセイバーを斧眼魔に向ける。
「命、燃やすぜ!」
『ガンガンミナ~!ガンガンミナ~!』
俺が放った光の矢は斧眼魔を撃ち抜き、眼魔と服が分離し爆発し、眼魔眼魂と斧が残り眼魂の方は消滅する。
その光景を陰で見ていた者がいた。一人は軍服の青年、もう一人は眼鏡の男、
「この事態は想定外です。」
「言い訳なら聞き飽きた。」
「大丈夫です。既に次の手は打ってあります。」
「やったね唯兎。」
渚達が藪から出てくる。
「凄いだろ、これさっきのコンドルが合体して弓矢になったんだ。」
唯兎達が話す中、御成は一人申し訳なさそうな顔をしていた。
「唯兎殿」
「あっそうだ。御成、さっきはアドバイスありがとう。御成のお陰であの眼魔倒せたよ。」
その後裕美さんは自首し、事件は解決したのであった。
最近作品の書き方がセコくなってきたこの頃です。