【習作】IS学園にあのジャーナリストが来た場合の妄想 作:しゃちょうmk-ll
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「今日はこのクラスに編入生がいる」
朝のHRでそれはいきなり告げられた。普通の学校であれば珍しくもない朝の風景であるがあいにくここは普通の学校ではない。
インフィニットストラトス、通称ISと呼ばれる機動兵器について学ぶエリート校である。
クラスメイトには世界で唯一ISを使える男である織斑一夏、そして担任は引退したとはいえ世界最強と名高いブリュンヒルデ織斑千冬であるため一組の生徒はほかの組の生徒からはかなり羨ましがられていた。
事実入学早々織斑一夏とイギリスの代表候補生セシリア・オルコットがクラス代表決定戦という名の決闘を行うといったイベントも起き、試合には敗れたがISに乗ったばかりの素人が代表候補生をあと一歩まで追い詰めるという大番狂わせもおきクラスを大いにわかせたのだった。
入学して一か月もしないうちに編入生がくる。これはつまり何らかの事情があって入学が遅れたということ。
また新たな波乱の幕開けとなるのではないかと多くの生徒は感じていた。
「静かに」
この一言でざわついた教室が静かになる。流石はIS学園の生徒である。ただ単に担任の調教がゆき届いてるだけかもしれないが…
「もうすぐ山田先生が編入生をこの教室まで連れてくる。それまで静かにしていろ、他のクラスもHR中だ」
表面上は静かになったとはいえ生徒の間には様々な憶測が飛び交う。
「この時期に編入って絶対なんかあるよね」
「専用機の調整が遅れたとか?」
「それだったらこのクラスに専用機持ちが3人もいることになるよ」
「なんにしてもまた絶対なにかあるって!」
クラスのざわめきがまた大きくなりだしたため千冬がまた声を上げようとした瞬間
「せせせせんぱぁーい大変ですぅー!!」
副担任の山田真耶が教室に駆け込んできた。
「山田先生、いい加減先輩はやめてくださいとあれほど言ってるではないですか」
「す、すいません、以後気を付けます…っじゃなくて大変です織斑先生!!ちょっと目を離した隙に彼がいなくなりました!!」
突然のことで唖然としていた生徒達だったが決して聞き逃しはしなかった。自分たちの副担任は”彼”と言った事を
ISは女性しか使うことはできない、それが世界の常識だった。
織斑一夏がISを起動させたという事実は全世界で大きなニュースとなり男性に対してIS適性検査を受けさせる国もあったが結果はゼロ。
その為男でISを使えるのは世界でただ一人織斑一夏だけである、それが世界の新たな常識となった。
しかしこの副担任は確かに”彼”といったのだ。
それはつまり世界のどこかで男でISを使える人間が見つかりこのクラスに編入してくるということだ
「えっウソマジで二人目が見つかったの!?」
「きっと金髪で守ってあげたくなる系の王子様風な美少年に違いないわ!」
「甘いわね、きっと俺様系のチョイ悪風イケメンよ!」
「女だらけの環境で自然と近くなる二人の距離、一緒に過ごすうちにいけないとわかっていてもふとし た動作にときめく心、そしてだんだん抑えられなくなる歪んだ若い衝動!」
「今年の夏は決まりね…」
一気にざわめきが大きくなるが千冬の方もそれどころではない
「それはどういうことですか!?職員室からこの教室までの間でしょう、その距離で見失うなんて!」
「あぅぅ、わかりませんよぉ!私の視力は0.1ですけどちゃんとメガネかけてます!この階に上がってく る時には確かに後ろについてきていたんですぅ!でも扉の前で振り返ったらいなくなって…」
そういって真耶は持っていたお茶を飲み一息つく
ドスッ!!「飲んでる場合かぁ!!」千冬の出席簿が真耶の頭に炸裂した
そんな混沌とした状況の中教室のドアが開く
「勝手にいなくなってすまなかったな…」
Side 一夏
その日はセシリアとの決闘からそう日が経ってない時期だった。
朝のHRで千冬姉がこのクラスに編入生がくるっていったんだ。入学してすぐのこの時期に編入ってなんか変だなぁって思ってたら他のみんなもそう思ってたみたいで教室がざわつきだした。けど千冬姉の一言で静かになる、流石は千冬姉今日もかっこいいぜ…
それはおいといて編入生が来るまで暇だったから今日の時間割でも確認してようかなぁ~って思ってたら急にドアが開いて副担の山田先生が入ってきた。
そしたら編入生の事を“彼”って言ったんだ。
その時俺は喜んだね、だって女だらけの環境で男一人ってのはいくらなんでも肩身が狭い。
箒やセシリア、のほほんさん達クラスのみんなは仲良くしてくれるがそうはいってももう一人くらい男がいてくれたほうが心強い。ニュースで男性を対象に行われたIS適性検査は適合者が出なかったって言ってたからほぼ諦めてたけど男がみつかったんなら話は分かる。
検査とか手続きとかで入学がおくれたんだ、どんな奴かは知らないけど男同士助け合っていこうって思ってたんだ。
今思えばあの時の淡い期待を抱いていた自分に言ってやりたいね、HR前に教師の隙をついて脱走するような奴がまともなわけねぇだろってさ…
Side Out
その男が入ってきた瞬間、教室の中にいるすべての人間がその姿に心を奪われた…
「生徒の中で一人だけスーツってのは浮いちまうんでな、ここのユニフォームに着替えさせてもらったぜ」
その男は浅黒い肌、短めの髪、ごついサングラスをかけたガタイのいい中年の欧米人だった。
多くの生徒が期待した美少年でもイケメンでもない。この時点で多くの生徒のテンションはダダ下がりとなるだろう。それでも中には一夏との掛け算を実行する猛者もこのクラスには存在する。さすがはブリュンヒルデが担当するクラスの人間、一流の貴腐人だ。
しかしこの男はそんな生徒たちのななめ上を行く存在であった
「俺の名はフランク・ウエスト、フリーのジャーナリストだ」
ウィラメッテの地獄を駆け抜けたLv50な男が今女子の制服に身を包んでIS学園に舞い降りた
ウマンク、クマンク、オカマンクと三拍子揃ったジャーナリスト型決戦兵器になってます
一応ISには乗ります
正直いらないと思う人は挙手