【習作】IS学園にあのジャーナリストが来た場合の妄想 作:しゃちょうmk-ll
時間は飛んで放課後、フランクは生徒ともそれなりに打ち解けたようで最初はぎこちなかった生徒たちもフランクがカメラ片手にバシバシ写真を撮っているのに興味をもって話かけるという光景も見られた。
途中から口車に乗せられたチョロい英国少女の撮影会も開催され盛況であった。
それはおいといて彼はいま職員室で寮の説明を受けていた。
「これで大体の説明は終わりました、何か質問はありませんか?」
「いやないぜ。丁寧な説明で分かりやすかったぜ山田先生」
「それならよかったです。部屋の番号は1026号室、織斑君の部屋の隣になります」
「わかった、一夏に案内を頼むよ。それで山田先生、写真を一枚いいか?あんたなら最高にエロティックな写真がとれそうだ!」
職員室の中で堂々とセクハラ発言とは流石はフランクだけのことはある
「も、もぉ~からかわないで下さいよぉ~先生怒っちゃいますよ!」
「あんたみたいな美人な先生に怒られるんなら男として本望だな。んじゃさっそく一枚…」
ガスッ!!千冬の出席簿アタックがフランクの頭に炸裂した
「職員室で一体何をやっているんだ、この時間なら織斑はまだ教室にいるだろう。さっさと出ていけ」
「相変わらずおっかないな、んじゃさっさとでていくか…」そういってフランクは職員室を出ていくのだった
「ちっ、やはりこの程度では効かんか…」
「お、織斑先生?」
そういって千冬は出席簿の角に金属部品を取り付ける作業に入るのだった…
夜の寮の廊下を早足でつき進む少女が一人、中国からの転入生鳳鈴音である。
(一夏が幼馴染であるこの私を差し置いて他の女と同部屋ですってぇ~!そんなの絶対認めないわよ!)
「どこの誰だか知らないけど必ず部屋から追い出してやるわ!!」
そういって鈴音はある部屋の前で立ち止まった
「ここね、一夏の部屋は…一夏ぁ!入るわよ!」
そういってドアを勢いよく開けた。そう開けてしまったのだ、部屋の番号をよく確認せずに…
もし彼女が冷静だったのなら気づいただろう、一夏の部屋は“1025”でありこの部屋が“1026”であることに…
「So Good…」
ドアを開けるとそこには馬の被り物をして白ブリーフ一丁のおっさんが鏡の前でポーシングしていた
「イィィィィヤァァァァッァッァァァァッァx――――――――!!!」
鈴音の絶叫が寮全体に響きわたる
「おい鈴!大丈夫か!一体何があった!」
騒ぎを聞きつけた一夏たちが廊下に飛び出してきた
「あ、一夏だ…いちかいちかいちかぁー!」
半泣き状態で一夏の胸に飛び込む鈴音、騒ぎを聞きつけた寮監の千冬もやってきた
「これはいったい何の騒ぎだ!鳳!一体何があった!」
「へ、部屋を開けたら変な男が中にいてそれで思わず…」
それを聞いた一組の生徒は瞬時に鈴音の身に何が起こったのかを察した
((((またなんかやらかしたなあのおっさん…))))
「ウエスト、入るぞ」
千冬がドアをあけるとフランクはジャージに着替えていた。とりあえずは新たな惨劇は防がれた
「これはどういうことだウエスト、こういう事にならないために一人部屋を用意したんだが…」ビキビキ
「先生待ってくれよ!着替え中にこのお嬢ちゃんがノックもせずにいきなり入ってきたんだ!鍵かけてなかったのは確かに俺が不注意だったが全部俺の責任ってことはないぜ!」
「そんなことはわかっている、仕事の書類など人の目に触れては困るものがあるのは自分が一番よく知っているだろう。以後気を付けろ!」
千冬は溜息をついた
「お前たちもいつまで廊下にいるつもりだ!早く部屋に帰れ!」
千冬の一喝で野次馬たちが自分の部屋に帰って行くのだった
「織斑、鳳が落ち着くまで面倒見てやれ。鳳も部屋に入るときはノックぐらいしろ」
そういって千冬は去って行った
「あ~すまなかったなお嬢ちゃん、おっさんの着替えなんて見たくなかっただろうに…」
「いっいや!私も勝手に部屋開けてすいませんでした!(あの恰好のことは忘れよう…)えっ、えっと私のことは鈴音って呼んでください…」
「そうだな、お嬢ちゃんじゃ呼びにくいしな。俺はフランク・ウエスト、フリーのジャーナリストだ。フランクと呼んでくれ。また今度取材をさせてもらうぜ、中国の代表候補生さん?」
そういってフランクは部屋に入って行った、コスプレ中はちゃんと鍵をかけようと肝に銘じながら…
「大変だったなぁ鈴」
「部屋に入るときはノック位するのは常識だ!」
「全くです。そんなことでは一人前の淑女になれませんことよ?」
「は、反省してるわよ…ってなんであんたがいるのよイギリス女!」
一夏の部屋で新たな騒ぎが起きようとしていた
「そうよ!あんたよあんた!この部屋から出ていきなさい!一夏とはあたしが同部屋になるわ!」
第一次部屋替え戦争の勃発である
次回はシリアス?描写が入る予定