第一クトゥルフ神話『殺人犯だらけの毒入りスープ』   作:カロライナ

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【はじめに】
紹介が、かなり遅れてしまいましたが、
ウンバボ族の強襲様、siso様、秋津洲様、アーセル様、止水様、暗黒わらび様、ばき 浦波様、タユナタネ様、黒白の暗殺者様、シミタカ様、モブ5090様、リュカ=レンカ様、レティシア姫様、ドツェドスフエロスキー様、kanon0909様、編坂様、照子様。他2名の方。
お気に入り登録ありがとうございます! 前回を糧に今後も頑張らせて頂きます!!

またウンバボ族の強襲様。評価も入れて下さったみたいで転げるほど嬉しかったです!
ありがとうございます!!




番外編
Episode1-1 少女の名前。


「姐御、それでコイツの名前どうするよー。あ、メイドさん ショートケーキと紅茶おかわりな!」

「・・・・・・? ・・・・ブレア・・・に・・・・したんじゃないの・・・・・?」

 

 ガンがソファーに深く腰掛け、左足を右足の上に組みながら、ロジーナの友達であり安全な初対面の時は『ヤンチャ』が目立ったが、比較的人物であると考えた初老の男が貸しだしたメイドに追加注文を行う。と同時に正面に座ったロジーナに対して英語で、少女の名前の話題を振った。そして少女はとても美味しそうに残ったショートケーキを頬張りながら、向かい合った2人の様子を観察していた。

 

「だから、ここに来るまでのブレアは仮の名前なんだよ。最終的な名前はあの場に居た姐御と決めた方が良いかなって思ってさ。一応、姐御のラストネーム付けといたぜ!!」

 

 ガンはHAHAHAHAHA!!と豪快に笑いながらカーテンのリモコンを手に取ると、カーテンをスイッチ一つで開けた。少女はゆっくりと時々口に紅茶を含みながら様子を伺い続ける。

 

「・・・・名前・・・・・・・どうしよっか・・・・・。・・・・少女・・・・好きな・・・・・言葉ある・・・・?」

「好きと…いうのか……気になっている言葉はありますが…アネゴと…ガンに…つけて貰いたいな…って。」

「・・・。・・・・・因みに・・・気になっている言葉って・・・?」

 

 ロジーナはガンの言葉に対し、少女の名前について少し考えるが 彼女に合った良さげな名前が思いつかず、本人に尋ねた。少女は人差し指を頬に当てながら視線と顔向きを右下に落し何か引っかかるような表情をする。本人の希望を尊重したいと考えたロジーナはその気になっている言葉についてそのまま尋ねることにした。

 

「……ガンと会う前、声が聞こえたの。」

「・・・・・・声・・・?」

 

 ロジーナは3ヵ月前目覚める瞬間に聞こえたあの声を思い出す。あのチャウグナー・フォーンという神が何か自分たちとは別に少女に語りかけて、何かちょっかいを出したのかと 2人が気づかない程度に眉を潜めた。

 

「…あまり覚えてないのだけど、アーティ・ファクトとして…頑張って…とか。…ニャル・ラト…? に気を……? とか。」

「ニャル・ラト・・・・・。」

 

アイディア

ロジーナ65→27【成功】

ガン65→75【失敗】

少女50→83【失敗】

 

クトゥルフ神話技能

ロジーナ9→85【失敗】

 

「ニャルラト? どっかで見たことがあるような気がするな。でも何処で見たのかまでは思い出せねェ...ブレアはニャル・ラトって名前が良いのか?」

「…アーティ・ファクトか、ニャル・ラト……って言葉が気になっているだけです。でも、ガンや…姐御が決めてくれたら…いいなって…。」

「・・・・3ヵ月前・・・。・・・チャウグナー・フォーンの像の前、石板に・・・・そんな名前があったような・・・・。」

 

 ガンや少女は頭を捻り、どこかで見た覚えのある言葉を思い返そうとしたが 3ヵ月もの間それを覆い返すような逃走劇や銃撃戦、心臓に悪いドキドキハラハラな密入国の印象があまりにも強く何処で見たか思い出せずにいた。一方ロジーナは、その3か月間いつも通りの日常を過ごしていただけなので、深く頭を捻ることも無く石像の目の前にそんな名前、似た名前が書かれていることを思い出した。しかし、それが何かの邪神であることについて思い当る点はないと感じた。

 

「あっ! あの石板に書いてあったか!! 完全に見落としていたぜ!! 流石、姐御!!」

「さすが…アネゴ。」

 

 ロジーナの言葉にガンが記憶を思い返したようで、手鎚を1つ打つと拍手を満面の笑みでロジーナに送った。それに続くようにして少女も笑顔で拍手を送る。一方ロジーナは表情こそ無表情のつもりで保っていたが、2人から拍手を送られ、姐御と慕われたことで微妙に口角が上がった。それを見たガンが微妙に寒気を覚え、満面の笑みがやや引き攣った笑顔になる。

 

「・・・それで・・・ガン・・・・どっちに・・・しようか。・・・・・アーティと・・・・ニャル・・・。」

「アーティって、なんだか茶の名前みたいだな!! だったら ニャルとか猫みたいな可愛い名前の方がいいんじゃねェか?」

「・・・・・それじゃ・・・・ニャル・・・・にしようか・・・・・。」

「あぁ!! ブレア! お前の名前は今度からニャル・ラトだ!! 嫌だったら今すぐオレと姐御に言ってくれ! アーティ・ファクトに切り替えるから!!」

「ニャル・ラト…。」

「・・・・・・ニャル・ラト・・・。」

 

 2人はお互いに少女の名前について確認を取り合うと、ニャル・ラトという名を最終的に互いに少女へ向けて伝える。その様子を伝えられた少女はとてつもない明るい笑顔を見せ、大きく納得したように頷く とまずはガンに抱き着き、30秒後ロジーナにも同じように抱き着いた。ガンは急な飛びつきに驚くも10秒後には優しくニャルを抱き締め 背中を優しく叩いた。ロジーナは抱き着かれたことに対してその大きな巨体で受け止めきり30秒の間右手で少女の後頭部を優しく撫でた。

 

 

 




【次回予告】
第一クトゥルフ神話『殺人犯だらけの毒入りスープ』Episode15と同じ表記になってしまいますが1点だけ。
ハーメルンではマイナーなジャンルの『クトゥルフ神話TRPG』でしたが、多くの方に
見て頂く事ができまして、大変、感謝、感激しました。
実は次回作も検討しておりまして、7月14日から投稿を始めようかと思っております。
あまねねね様のシナリオ名『Go for broke!!』を使わせて頂き書かせて頂こうかと
考えております。

その時はまた、よろしくお願いいたします。



【宣伝】
私が動画を作成するきっかけづくりとなった動画
ニコニコ動画:sm29200522
アイドル探偵怪奇記録  中編 探索編part1 (ドラマ風仮想セッション)
が、投稿されていました! 制作者の過去の卓仲間曰く斬新なスタイルで今後も頑張る!!
とのことです!


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