第一クトゥルフ神話『殺人犯だらけの毒入りスープ』 作:カロライナ
4人の中で一番巨体なジルドレは地図に書物庫と書かれた扉を潜った。
部屋の中には中央に4本足の古い机があり、その上にはキャンドル皿に乗せられた蝋燭がうっすらと部屋を照らしていた。そしてその明かりを通してわかるものは、この部屋の四隅には本がいっぱいに詰められた本棚が置かれており、本棚の中には様々な本が丁寧に収められているがジャンルがバラバラに敷き詰められているのが印象的であった。
図書館+20%(指を当てて1冊ずつ時間を掛けて丁寧に調べる為+補正。)
ジルドレ80→74【成功】
ジルドレはこのバラバラなジャンルの本の背表紙に1つ1つ時間を掛けて見落としがないように丁寧に本を調べて行った。すると、本にしてはべったりと何かが湿っており『スープの夢について』と書かれた真っ黒で仄かに甘い香りがする本を見つけ出した。
明らかに他の本とは変わった容態をした本であると首を傾げながら手に取る。
薬学
ジルドレ51→83【失敗】
べっとりと湿った黒い液体がジルドレの皮膚に付着する。甘い香りがするが黒い液体状について該当するものがなかった為、自らの知識にある薬学でこの液体の正体を探ろうとした。しかし、この液体は完全に初めて見るもので すぐに思い当るような簡単な液体ではない事だけは理解することができた。
仕方なくジルドレは深いため息を突きながらも本を胸の上に抱え込むようにして、『スープの夢について』と書かれた本を開いた。
中には以下の内容が書かれている。
真ん中の部屋・・・ちゃんとしたスープを飲まないと出られない。メモの裏にはスープの正体が記されている。
上の部屋・・・調味料や食器が沢山置いてある。ちょっとだけ予備のスープが鍋にある。
右の部屋・・・とっても良い子が待っている。いいものを持ってるよ。
左の部屋・・・本はとっても大事だから持ち出したら駄目。ろうそくはもってける。
下の部屋・・・神様が眠っている。毒の資料がある。番人は活きのいいものを食べなきゃいなくならない。
大事な事・・・死ぬ覚悟をして飲むように。
「俺は由緒正しきフランソワ・プレラティ宗教家であって、どこぞの過激派の宗教のように異端の書記を持ち出したり、燃やしたりなど過激なことはしない。これが残すべき記録的書物であれば『避難』をさせるべきだろうが、俺にはこの書籍がそこまで重大には感じん。本に書かれている通り本は本棚に戻そう。」
図書館+20%
ジルドレ80→99【ファンブル】
ジルドレは呟くと再び本棚に『スープの夢について』と書かれた本を元の場所に仕舞う。本を持っていた両手は謎の黒い液体によりぐっしょり濡れきり豊満な乳房上部も本を抱えるようにして読み込んでいたため、白いローブは黒く汚く汚れてしまっていた。
他の本に両手に付着した黒い液体がついてしまわないように自分の白ローブで拭いながら本棚に他の役立つ本がないかと探っているといると『全世界のロリショタ百科図鑑』と書かれた図鑑以上に分厚いアルバムを見つける。
「これは・・・! 禁書『全世界のロリショタ百科図鑑』まさかこんな場所で見つかるなんて!!きゃーーーーー♥!!! すてきーーーー♥♥♥」
今までの男らしい喋り方とはうって変わって、可愛らしい歓喜の声を張り上げると両腕を胸の前に引締め、本を取り出し女の子座りを仕出した挙句、他の3人との合流、情報共有、脱出経路の開拓と言う大事な使命を忘れて、丁寧に前書きのページから真剣に読み始めた。SIZ17の巨漢の女がである。