アークスが鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮をとります。   作:ペスカトーレ

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遅くなりました、申し訳ありません。少し時間が取れそうなので、次回はもう少し早く投稿できると思います。今回も説明回です


13話

   執務室 07:40

 

 

クリュウ「・・・」カリカリ

 

工廠妖精A「ヤハリ、テイトクノイタセカイハキョウミブカイナ」

 

工廠妖精B「AISカ-、ミテミタカッタ-」

 

工廠妖精C「オモシロソウナハナシヲタクサンキケタ」

 

クリュウ「(執務をしていたら妖精が突然やって来てアークスについて聞いてきた)」カリカリカリ

 

クリュウ「(リングの件の息抜きだそうだ)」

 

クリュウ「(なかなか難航しているようだな)」

 

クリュウ「(・・・それはいいんだが。その位置は定位置なのか?)」

 

 

工廠妖精A クリュウの頭の上

 

工廠妖精B 左肩の上

 

工廠妖精C 右肩の上

 

 

クリュウ「・・・」カリカリ

 

   コンコンコン

 

 天龍 「提督、入るぜ」

 

クリュウ「ああ」

 

   ガチャ

 

 天龍 「艦隊帰投したぜ」

 

 龍田 「戻ったわ~」

 

 雷  「司令官、戻ったわ」

 

 電  「戻りました」

 

クリュウ「成果はどうだ?」

 

 天龍 「問題なかったぜ。ダーカーも出なかったしな」

 

 龍田 「私と雷ちゃんはまだ見たことがないんだけど、厄介な存在みたいね」

 

 雷  「前に皆をひどい目に合わせたのよね。許せないわ!」

 

 天龍 「ま、今ならそう簡単にはやられねえけどな」

 

 天龍 「っと、ほらよ提督。遠征の成果だ」ス

 

クリュウ「ああ」

 

クリュウ「・・・」

 

クリュウ「・・・・・やはり鎮守府近海だけの遠征では資材が心もとないな」

 

 天龍 「まあしょうがねえな」

 

 電  「司令官さん、ごめんなさい・・・」

 

クリュウ「気にしなくていい」

 

 雷  「電が謝ることじゃないわよ。私がもーっと頑張って資材を取ってくるわ!」

 

 龍田 「資材のほうは余裕はあるの~?」

 

クリュウ「ああ。各資材は10万ほどある」

 

 龍田 「まだ結構あるのね」

 

クリュウ「とはいえ、もう新たな資材は支給されない。効率よく集められるならそれに越したことはない」

 

クリュウ「だが・・・あまり鎮守府を離れられないからな」

 

クリュウ「(どうしたものか)」

 

クリュウ「・・・」

 

 天龍 「テレパイプがどこでも使えりゃなあ」

 

クリュウ「そうだな」

 

クリュウ「海域攻略も楽になるだろうしな」

 

工廠妖精B「テレパイプ-?」

 

工廠妖精A「ナンダソレハ」

 

工廠妖精C「…ナニ?」

 

クリュウ「これだ」ス

 

工廠妖精B「オオ-?」

 

工廠妖精A「フム」

 

工廠妖精C「コレハ」

 

工廠妖精達「フムフム」

 

工廠妖精A「コレヲドコデモツカエルヨウニスレバイインダナ?」

 

クリュウ「出来るか?」

 

工廠妖精A「マカセロ」

 

工廠妖精B「コレナラスグデキソウ-」ピョン

 

工廠妖精C「サッソクトリカカル」ピョン

 

工廠妖精A「テレパイプアルダケカリルゾ」ピョン

 

工廠妖精B「オワッタラオシエル-」タタタタ

 

 天龍 「これで遠征や出撃が楽になりゃいいな」

 

 電  「でも、テレパイプがないですけれど、このあとはどうするんですか?」

 

 龍田 「出撃は出来なくなってしまったものね~」

 

クリュウ「そうだな」フム

 

クリュウ「(どうするか)」

 

クリュウ「(艦娘達で演習をさせておくか?)」

 

 電  「また、鎮守府近海の遠征に行きますか?」

 

 雷  「がんばっちゃうわよ!」

 

クリュウ「いや、テレパイプがないからな。鎮守府近海とはいえ、出撃は控えよう」

 

 龍田 「それじゃあ、テレパイプが出来るまで待機になるのかしら?」

 

 天龍 「他に出来ることもねえからな」

 

 天龍 「他の鎮守府のとこと演習でも出来りゃあな」

 

クリュウ「・・・」

 

   コンコンコン

 

クリュウ「(ん?)」

 

 赤城 「提督、赤城です。よろしいでしょうか?」

 

 金剛 「私もいマース!」

 

 島風 「私もいるよー!」

 

クリュウ「入れ」

 

 赤城 「失礼します」

 

 金剛 「失礼しマース」

 

 島風 「失礼しまーす」

 

   ガチャ

 

 赤城 「第一艦隊の皆もいますね。調度よかった」

 

クリュウ「どうした?」

 

 赤城 「進言したいことと、お願いがあります。よろしいでしょうか?」

 

 赤城 「艦娘の皆のこれからに影響すると思いまして」

 

クリュウ「そうか・・・金剛と島風は何のようだ?」

 

 金剛 「私は赤城の話が終わった後でいいデース」

 

 島風 「私は金剛と同じだから平気だよー」

 

クリュウ「すまないな」

 

 赤城 「ありがとうございます。金剛さん、島風」

 

クリュウ「話してくれ」

 

 赤城 「はい」

 

 赤城 「今の我が艦隊は他の鎮守府との演習が出来ない状態にあります」

 

 赤城 「その影響で、出撃と遠征以外に練度を上げる手段がありません。これからの戦いに備えて、演習は行うべきだと判断しました」

 

 赤城 「そこでお願いなのですが・・・」

 

クリュウ「何だ?」

 

 赤城 「提督に教官をやってほしいんです」

 

クリュウ「教官?」

 

 赤城 「はい」

 

 赤城 「ダーカー、深海棲艦との戦い。そのどちらも高い能力を持ってらっしゃる提督にご指導を願いたいのです」

 

クリュウ「とはいっても。俺は艦隊の戦い方は素人だ」

 

クリュウ「ダーカーとの戦いに関しても、戦い方を教わったわけではないからな」

 

クリュウ「俺が教えることで艦娘の練度に繫がるかもわからない」

 

 赤城 「いえ、私はまだ提督の戦いを見たことはありませんが。以前に皆から話を聞かせてもらった提督の戦い」

 

 赤城 「そして、数日前にご一緒した弓の訓練。その2つだけでも提督の戦闘経験の豊富さは私達の力になると思いました」

 

 赤城 「提督に・・ご負担をお掛けする事になることは重々承知しています・・・」

 

 赤城 「お願い、出来ないでしょうか?」

 

クリュウ「・・・」フム

 

クリュウ「(それくらいは問題ないが。ここは他の鎮守府と違って任務がない)」

 

クリュウ「(こちらの事には向こうから介入してこないからな)」

 

クリュウ「(こちらと関わって、ダーカーに襲われたらたまらないだろうしな)」

 

クリュウ「(大本営にやることといったら精々、こちらの鎮守府の活動報告があるくらいだ)」

 

クリュウ「(それでもやることはあるが)」

 

 金剛 「私は提督に教えてもらえるなら嬉しいデース!」

 

 電  「私も・・・もし、大変でなければ、司令官さんが教えてくれるなら嬉しいです」

 

 雷  「もちろん嬉しいけど。無理しちゃだめだからね!?司令官!」

 

 島風 「提督と一緒にできたら楽しそう!」

 

クリュウ「(・・・練度か・・・)」

 

クリュウ「(・・・アークス同士でオーダーを出して、さらに経験を積むものがあったな・・・)」

 

クリュウ「(オーザやマールー、リサとかもやってたな。それの要領で俺にも出来るかもしれないな)」

 

クリュウ「(・・・俺のせいでもあるからな)」

 

クリュウ「わかった」

 

 赤城 「え?」

 

クリュウ「教官の件だ」

 

 赤城 「引き受けていただけるのですか?」

 

クリュウ「ああ」

 

 赤城 「提督・・・!進言を受けていただき、ありがとうございます!」ペコ

 

 金剛 「Yes!流石提督ネ!でも、何かあったら私に言ってネ!」

 

 電  「司令官さん。ありがとうございます」ペコ

 

 雷  「司令官!ありがとう!」

 

 島風 「もっともっと速くなっちゃうよー」

 

 天龍 「提督がいるんならオレももっと強くなれるな!」

 

 龍田 「私も頑張っちゃおうかしら~」

 

クリュウ「(演習の事も考えておかないとな)」

 

クリュウ「・・・金剛は何の用だったんだ?」

 

 金剛 「Oh!そうデシタ。とはいっても、皆でBreakfastのお誘いなんデース」

 

 金剛 「明石も来るって言ってマシター。提督も誘おうと思ってた時に途中で赤城と島風に合ったんデース」

 

クリュウ「そうか。明石ももう食堂に行ってるかもしれない。俺達も行くとしよう」

 

 

 

    「「Yes! いくー はい! はーい おう! は~い はい」」

 

 

 

____________

_______

__

 

 

   食堂

 

 

    テイトク、イラッシャイマセ

 

    イラッシャイマセ!  

 

    テイトク-コッチデス-

 

    マタセテスマナイナ

 

    イエイエ-

 

    ハーイ、アカシ

 

    

____________

_______

__

 

 

    アカギサン、スゴイゴハンノリョウナノデス…

 

    ゴハン、トテモオイシイデスカラ

 

    シレイカンモタベル?ワタシガヨソッテキテアゲヨウカ?

 

    イヤ

 

    テイトク、タクサンタベルジョセイハハシタナイデショウカ?

 

    ジユウデイイ

 

    スクナクトモ、アカギハウマソウニタベル.ミテイテキモチガイイ

 

    ア、アリガトウゴザイマス…

 

    オレモアレクライクッテミルカ…

 

    ヤメテオイタホウガイイワヨ~

 

    アカギタベルノモハッヤーイ!

 

    テイトク.アイカワラズヤリマスネェ?

 

    ナニガダ?

 

    

____________

_______

__

 

 

   演習場 09:30

 

 

クリュウ「早速だが演習にとりかかる」

 

 金剛 「何をするんデスカー?」

 

クリュウ「そうだな。射撃の精度を上げるための訓練をする」

 

クリュウ「敵に当てることはもちろんだが、敵の艦載機や爆撃も撃ち落とせるようにな」

 

クリュウ「これから。敵の攻撃は更に激しくなるだろう」

 

 金剛 「わっかりマシター!頑張るネ!」

 

 天龍 「でもよ。的も何も無いぜ?」

 

クリュウ「的は俺だ」トン

 

 天龍 「な!?」

 

 赤城 「提督!」

 

 金剛 「提督!何言ってるんデスカ!」

 

 雷  「司令官!?」

 

 電  「司令官さん!?」

 

 龍田 「本気?」

 

 島風 「だ、だめだよ提督!」

 

クリュウ「口で教えるのは苦手でな」

 

クリュウ「俺が皆の攻撃をかわし続ける。当ててみろ」

 

クリュウ「それに模擬弾を使用しているし問題ないだろう」

 

 天龍 「けどよ・・・」

 

クリュウ「俺のせいで不便をかけてるからな。これくらいはさせてくれ」

 

 電  「それは司令官さんのせいではないです!」

 

 雷  「そうよ!」

 

クリュウ「なに、そう簡単に俺も当たってやらないさ」

 

クリュウ「(やはり、いきなりこちらに攻撃するのは抵抗があるか)」

 

クリュウ「(・・・・・)」

 

クリュウ「天龍。世界水準を超えたお前の強さを見せてみろ」

 

 天龍 「・・・」

 

クリュウ「龍田も、姉妹のコンビネーションを見せてくれ」

 

 龍田 「・・・」

 

 天龍 「へっ!提督!当たっても泣くんじゃねえぞ!」ス

 

 龍田 「あはっ♪提督~?逃さないから~」ス

 

 電  「・・・」

 

クリュウ「電の本気。俺に見せてくれないか」

 

 雷  「・・・」

 

クリュウ「雷。俺のことも頼ってくれ」

 

 電  「司令官さん・・・行きます!」ス

 

 雷  「司令官、行くわよ!」ス

 

 島風 「うー・・・」

 

クリュウ「島風」

 

 島風 「?」

 

クリュウ「今回の俺は前よりも速いぞ。それこそ、島風に勝つくらいにな」

 

 島風 「!」

 

クリュウ「追いつけるか?」

 

 島風 「もちろん!島風の速さを見せてあげるんだから!」ス

 

クリュウ「金剛」

 

 金剛 「Hi・・・」

 

クリュウ「Burning Love。ぶつけてこい」

 

 金剛 「!・・・提督!私の実力、見せてあげるネー!」ス

 

クリュウ「赤城」

 

 赤城 「はい・・・」

 

クリュウ「俺が自ら演習に参加するとは思わなかったろう。気にしなくていい」

 

 赤城 「・・・はい」

 

クリュウ「それよりも。楽しみだ」

 

 赤城 「え?」

 

クリュウ「俺はまだ見てないからな。一航戦赤城の力を」

 

クリュウ「見れて光栄だ」ス TM(ツインマシンガン)装備

 

 赤城 「・・・ふふ、提督。一航戦赤城、行きます!」ス

 

クリュウ「ああ」

 

 

クリュウ「・・・そうだな」

 

クリュウ「俺にうまく当てられたら、何か1つ希望をk」

 

 金剛 「皆!本気で行くネ!」

 

 

    「「了解!!」」

 

 

 

クリュウ「(・・・皆・・・さっきより輝いてるな・・・・・・)」

 

 

 

 

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