アークスが鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮をとります。 作:ペスカトーレ
???
???「お、お待ちしておりました。暁型4番艦駆逐艦 電です。どうかよろしくお願いいたします。司令官さん」
クリュウ「(・・・・・・ん?)」
クリュウ「(子供・・・か・・・。それに今、俺のことを 司令官 といったか)」
クリュウ「(・・・・・・)」
電 「あの・・・どうかしましたか?司令官さん」
クリュウ「その、司令官というのは俺のことで間違いないか?」
電 「は、はい、本日より着任のクリュウ司令官、ですよね?」
クリュウ「(俺のことを知ってるようだな。誰かと勘違いしている・・・というわけでもなさそうだ)」
クリュウ「(・・・通信は・・・まだつながらないな)」
電 「司令官さん?」
クリュウ「(情報を集めておくか)」
クリュウ「・・・案内を頼めるか?」
電 「は、はい、こちらになります。まずは執務室へご案内いたします」テクテク
電 「・・・・」テクテク
クリュウ「・・・・」スタスタスタ
電 「・・・・・・」テクテク
クリュウ「・・・・・・」スタスタ
電 「(ど、どうしよう・・・。気まずいのです・・・、何か話さないと・・・)」
電 「(何を話したら・・・・)」テク…テク
クリュウ「(やはり内部も日本に似ているな)」スタスタ
クリュウ「(しかし・・・外で感じた妙な気配が多くなってるな)」
クリュウ「(そして・・・電といったか・・・。あの子自体にも不思議な気配を感じるな)」
クリュウ「(以前どこかでこれに似た気配を感じたことがある気がするが・・・)」スタスタスタ
電 「(司令官さんは牛乳は好きでしょうか?身長もおっきいし、きっと毎日飲んでるのです)…テク
電 「(司令官さんにおっきくなる秘訣を聞いてみましょうか)」…‥テク
電 「・・・司令官さんは牛乳は・・・お好き・・・あっ」
電 「(はわわわ!、考え事してたら歩くのが遅くなってしまったのです!い、急がないと)」タッタッタ
クリュウ「(・・・ん?っと少し早く歩きすぎたか)」スタ、スタ
電 「(司令官さん、ゆっくり歩いてくれてるみたいです・・・。いきなり、ご迷惑をかけてしまったのです)」
電 「司令官さん。遅くなって、申し訳ありません・・・」
クリュウ「いや・・・」テク…テク
電 「・・・・・」テク…テク
クリュウ「・・・・・・・」
クリュウ「・・・牛乳は好きだぞ。子供の頃からよく飲んでたし、今でもよく飲む」
電 「・・・え?・・・」
クリュウ「ホットミルクにしたり、ココアにしたりな」
クリュウ「友人によく言われたものだ。身体、牛乳で出来てるんじゃない?っとな」
電 「ふふ、電も牛乳は大好きです。とっても美味しいのです」
クリュウ「そうだな」
電 「司令官さん。電も司令官さんみたいに、大きくなれますか?」
クリュウ「どうかな。ただ、よく食べて、よく寝て、よく運動をするそれで大きくなったな、俺は」
電 「電もたくさん食べて、たくさん寝て、たくさん運動するのです!おっきくて素敵な女性を目指してがんばります!」
クリュウ「そうか」
電 「はい!」
執務室
ガチャ
電 「ここが執務室です」
電 「ここで、司令官さんは艦隊の指揮をとってもらうことになります」
クリュウ「(ダン・ボウル)」
クリュウ「(あとは本棚だけか)」
電 「艦隊が大きくなればきっと大きな机でお仕事もできるようになると思うのです。一緒に頑張りましょうね!司令官さん」
クリュウ「(艦隊・・・か)」
クリュウ「そうだな」
電 「そしてこちらが、司令官さんの私室になります」ガチャ
クリュウ「フトンか。それ以外何もないな」
電 「こちらも、艦隊が大きくなればきっと豪勢なお部屋に出来ると思うのです!」
電 「次は、食堂にご案内しますね」
クリュウ「ああ」
テクテクテクテクテク
電 「ここが食堂です。料理を作ってくれる間宮さんと伊良湖さんを紹介しますね」
電 「間宮さん!伊良湖さん!司令官さんが着任したのです!」ピョン、ピョン
??? 「電ちゃん?わかったわー」パタパタパタ
間宮 「初めまして。給糧艦間宮です。みなさんの食事を担当してます。どうぞよろしくお願いいたします」
伊良湖 「は、初めまして。給糧艦伊良湖です。間宮さんのサポートをしています。よろしくお願いいたします!」
クリュウ「・・・本日着任したクリュウだ」
電 「司令官さん!間宮さんたちが作る料理はとっても美味しいのです!アイスやモナカもあるのです!」
間宮 「ふふふ、ありがとう電ちゃん」
伊良湖 「ありがとうございます!」
クリュウ「アイス・・・あるのか」
間宮 「はい。ただ、今は材料などがなくて・・・」
伊良湖 「モナカも材料がなくて・・・」
クリュウ「それも艦隊を大きくしていけば解決する、か」
電 「はい・・・」
クリュウ「・・・・・」
電 「それでは、次は工廠にご案内します」
電 「それでは、間宮さん伊良湖さん、失礼します」
クリュウ「・・・」
間宮 「はい。腕によりをかけて作りますので、食事、楽しみにしていてくださいね!」
伊良湖 「わ、私もがんばります!」
工廠
電 「ここが工廠です。こちらでは艦娘が建造できます」
クリュウ「(かんむす?建造?)」
電 「今は電1人ですので、これからのことを考えて一人でも建造しておいたほうがいいと思います」
クリュウ「(今は電1人、建造で1人増える・・・かんむす・・・。電は・・)」
クリュウ「・・・・・・」
電 「司令官さん?」
クリュウ「なんでもない」
電 「??」
電 「司令官さん。建造しますか?」
クリュウ「・・・そうだな。建造しよう」
電 「それでは、資源は全部、一番少ないのでいいですか?」
クリュウ「(資源、か)」
クリュウ「ああ」
電 「それでは、建造を始めますね?妖精さんお願いします」
クリュウ「(妖精?)」
ワー、ワー、ピョコピョコ
工廠妖精A「ケンゾウスルゾ」
工廠妖精B「ケンゾウダ-」
工廠妖精C「ケンゾウカイシ」
クリュウ「(何だ・・・あの小さいのは)」
クリュウ「(青色の髪をしたもの、緑髪のもの、金髪のもの、の3人?がせわしなく動いてる)」
クリュウ「(ここに来た時に感じた妙な気配はこれだったのか)」
クリュウ「(小人か・・・。それとも、タマヒメみたいなものなのか?・・・)」
電 「建造時間は、1時間ですね。どんな艦娘の人が来てくれるでしょうか」
クリュウ「1時間か」
電 「はい。高速建造材があればすぐに完了できるんですが」
クリュウ「待つとしよう。その間に執務室の整理などを済ませておく」
電 「はい。電も手伝いますね」
クリュウ「いや、大丈夫だ。自分の部屋で休んでいるといい」
電 「でも・・・」
クリュウ「また、1時間後に執務室に来てくれ。そのあとにまた案内を頼む」
電 「わかりました。部屋にもどりますね」
クリュウ「ああ」
電 「それでは、失礼します」ペコ
クリュウ「(さて・・執務室に戻るか)」
執務室
クリュウ「(通信は・・変わらずか・・・。今のうちに資料を読んでおくか・・・)」
クリュウ「(長い任務に・・・なりそうだな・・・)」